HACKING:美しき策謀第2版の表紙

HACKING:美しき策謀第 2 版(ハッキング ウツクシキ サクボウ)

脆弱性攻撃の理論と実際

著者:
ジョン・エリクソン/村上雅章(エリクソン,ジョン/ムラカミ,マサアキ)
出版社:
オライリー・ジャパン
出版日:
2011年10月
ISBN:
9784873115146
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.33(6 件)
中級者向け
セキュリティハッキングサイバー攻撃防御戦略セキュリティ分析攻撃手法セキュリティガイド情報セキュリティセキュリティ対策セキュリティベストプラクティス

なぜ注目されているか

言及数
1235
総合
2021
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書籍紹介

ハッカーの視点に立ち、攻撃手法を詳しく分析。防御方法の本質が理解できる究極のセキュリティガイド。ベストセラー待望の改訂版。

技書の森解説

セキュリティの書籍は「ツールの使い方」を教えるものと「攻撃が成立する原理」を教えるものに分かれます。本書は後者の極北に位置し、 C 言語のメモリ操作からバッファオーバーフロー、フォーマットストリング攻撃、ネットワークパケットの偽装、暗号への攻撃までを、実際にコードを書きながら内部で何が起きているかを追体験させる構成です。

著者の Jon Erickson 氏は「ハッキングとは創造的な問題解決である」という立場をとっており、単なる悪用の手順書ではなく、コンピュータがどのように動作しどこに隙が生まれるのかを理解させることに主眼を置いています。読者にはアセンブリや C の基礎知識が期待されますが、本書自体が C の基礎から説明を始めるため、低レイヤに興味がある段階で挑戦できます。付属の LiveCD (Linux 環境) で手を動かしながら読み進める想定です。

難易度は高く、一読で全体を消化するのは困難です。しかし、ここで得た「メモリ上で何が起きているかを想像できる力」は、防御側 (セキュアコーディング、脆弱性診断) に回ったときにも効きます。低レイヤからセキュリティを理解したい人にとって、代替の利きにくい一冊です。

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