Notion で実現する新クリエイティブ仕事術 万能メモツールによる最高のインプット & アウトプット (できるビジネス)

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Notion で実現する新クリエイティブ仕事術 万能メモツールによる最高のインプット & アウトプット (できるビジネス) の表紙
エンジニアのキャリア / 思考
著者:
村上臣(ムラカミシン)
出版社:
インプレス
出版日:
2022年02月17日頃
ISBN:
9784295013358
在庫:
在庫あり
3.31(16 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
IT・eコマースプロダクティビティノーションメモ術情報管理クリエイティブ仕事術テンプレートカスタマイズ共同作業インプット・アウトプットビジネスツール

なぜ注目されているか

総合2104位

書籍紹介

ベストセラー書『転職 2.0』の著者であり、自らも Notion のヘビーユーザーである村上臣氏が、人気沸騰中の万能メモツール「Notion」をクリエイティブな仕事に役立てるためのノウハウを大公開。日々集まってくる大量の情報を Notion に集約して、いかにしてインテリジェンスに昇華するかを、わかりやすく解説しています。もちろん Notion を使ったことがなくても大丈夫。基本的な使い方からテンプレートのカスタマイズ方法、共同作業の方法まで画面を掲載して 1 手順ずつ解説しています

技書の森解説

Notion の画面は開けるようになったものの、集めた情報が仕事の判断や成果に結びついていない。『Notion で実現する新クリエイティブ仕事術』 (村上臣 著、インプレス、2022 年 2 月刊) は、その段階にいる人に向けて、日々集まってくる大量の情報を Notion に集約し、インテリジェンスに昇華させる考え方と手順を扱う「できるビジネス」シリーズの一冊です。副題は「万能メモツールによる最高のインプット & アウトプット」で、版元の紹介文では、著者は『転職 2.0』の著者であり自らも Notion のヘビーユーザーであること、Notion を使ったことがなくても読めるように、基本的な使い方からテンプレートのカスタマイズ方法、共同作業の方法まで画面を掲載して 1 手順ずつ解説していることが挙げられています。

序章から第 4 章まで、インプットからチーム共有と組織事例へ

構成は序章と第 1 章から第 4 章までです。序章「Notion を始めよう」では「私が Notion を使う理由」「Notion とは」ほかが並び、第 1 章「情報をインテリジェンスに変換する」は「インプットで重要なこと」「Notion でページを作ってみよう」ほか、第 2 章「ビジネスシーンで成果を出すための Notion の使い方」は「アウトプットで重要なこと」「タスクを管理する」ほか、第 3 章「プロジェクトを成功に導く Notion の使い方」は「情報共有で重要なこと」「チームで Notion を使う」ほかで組まれています。第 4 章「事例で学ぶ、組織で Notion を活用するためのアイデア」には、「採用ページに Notion を活用する株式会社 10X」と、「必要な書類が検索で見つからない!」を解消した株式会社スマートニュースの項目ほか、企業事例が入ります。個人のインプットから始めて、アウトプット、チームの プロジェクトマネジメント と情報共有、組織全体の活用へと、対象の範囲が章ごとに広がる並びです。

情報をインテリジェンスに変えるという主題と、操作解説の関係

メモツールの本でありながら主題が「情報をインテリジェンスに変換する」ことにある点が、本書の性格を決めています。集めた情報は、そのままでは判断の材料になりません。後から探せる形で置く、関連するものを結びつける、必要なときに取り出して使う、人と共有する、という循環を回したときに初めて、情報は判断や行動を支える知恵として働きます。ツールがノート、タスク、共有ドキュメントを 1 か所にまとめられるほど、アプリ間で情報を移す手間は減りますが、その代わりに「どう構造化するか」を使う側が設計しなければならず、ここでつまずくと万能なワークスペースが雑多な置き場に戻ってしまいます。目次を見ると、第 1 章から第 3 章はいずれも「インプットで重要なこと」「アウトプットで重要なこと」「情報共有で重要なこと」という考え方の節から始まり、その後に操作へ進む配置です。版元の紹介文が示すとおり操作は画面付きで 1 手順ずつ解説されるので、操作手順書としての面と、情報整理の考え方を扱う面の両方を持つ本と捉えるのが正確です。なお、画面を掲載して解説する本である以上、掲載画面は 2022 年の刊行時点のものとして読む必要があります。

著者の経歴と、Notion 未経験でも読める前提

著者の村上臣氏について、版元が書店向けに提供した刊行当時のプロフィールでは、2012 年 4 月からヤフーの執行役員兼 CMO としてモバイル事業の企画戦略を担当し、2017 年 11 月に LinkedIn (リンクトイン) 日本代表に就任したと紹介されています。前提知識は要りません。版元は Notion を使ったことがない読者でも大丈夫と明記しており、序章に「Notion とは」の節があることからも、導入から読み始められる構成です。技術書の 読書メモ をどこに残すか決めかねている人や、複数のアプリに散った情報を 1 か所に集めたい人が、まず個人のインプットから試し、第 3 章以降でチーム利用へ広げる読み方ができます。

元が取れる人と、向かない人

元が取れるのは、Notion を自分のメモ帳として使い始めたものの、タスクやプロジェクトの情報共有まで広げる設計が見えていない人、そして事例を手がかりに組織への導入を考えたい人です。序章から第 4 章までのうち第 3 章と第 4 章がチームと組織の話なので、個人利用の範囲で完結したい人には後半の比重が重く感じられるかもしれません。また、すでに別のツールで運用が固まりツールを変える予定のない人、Notion をプログラムから操作する開発者向けの技術情報を求める人には向きません (公開されている目次にそうした項目は挙がっていません)。集めた情報を成果につなげる仕組みを、画面付きの手順と考え方の両面から身につけたい人にとって、Notion のヘビーユーザーである著者が書いたこの一冊は堅実な出発点です。

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