イモヅル式 IT パスポート コンパクト演習[第 2 版](イモヅルシキ アイティーパスポート コンパクトエンシュウ ダイニハン)
ITパスポート- 著者:
- 石川 敢也(イシカワ カンヤ)
- 出版社:
- インプレス
- 出版日:
- 2023年03月22日
- ISBN:
- 9784295016236
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
重要事項を相互に関連付けた構成で覚えやすいにもほどがある!この 1 冊で合格ラインをクリア!
技書の森解説
覚えたはずの用語が本番で出てこない。 IT パスポート受験者の典型的なつまずきに対して、知識どうしのつながりを覚える段階から作り込むという答えを示したのが『イモヅル式 IT パスポート コンパクト演習[第 2 版]』です。石川敢也氏の著書としてインプレスから 2023 年 3 月に刊行された演習書で、販売各社の紹介文が掲げる特徴は「重要事項を相互に関連付けた構成」と「この 1 冊で合格ラインのクリアを狙う」という 2 点に集約されます。書名の「イモヅル式」はそのまま学習方式の宣言であり、 1 問を解いたら関連する論点へ芋づる式に記憶を広げていく使い方を想定した作りです。
「イモヅル式」の関連付け学習が効く理由
IT パスポート試験の学習で消耗する最大の要因は、範囲の広さです。経営戦略や会計、法務から、ネットワーク、データベース、セキュリティ、 AI や IoT まで、性質の異なる分野の用語を一通り押さえる必要があります。これらを一問一答の丸暗記で積むと、覚えた端から忘れる消耗戦になりがちです。関連する知識どうしを結び付けて覚えるほど思い出す手がかりが増えるというのは学習の基本原理で、本書はこの原理を演習書の構成そのものに焼き込んでいます。問題を解くたびに周辺の論点へ視野を広げる流れが型として用意されているため、復習のたびに知識が「点」から「づる」へつながっていくわけです。
新書判の演習特化というコンパクトな構成
物理的な作りも学習方式と一貫しています。判型は新書判で、厚さ約 1cm と鞄に常駐させられるサイズです。網羅型の分厚いテキストとは役割がまったく違い、机に向かってまとまった時間を確保するのではなく、通勤電車や昼休みの細切れ時間に開いて反復することに最適化されています。その分、体系立った丁寧な解説を最初から読み進める本ではないので、全体像をつかむテキストと得点力を仕上げる本書という分担で使うのが自然です。テキスト選びから迷っている段階なら、IT パスポート参考書の選び方で整理している「完読できるか」の軸と合わせて組み合わせを決めると失敗しにくくなります。
受験前に確認したい試験制度とシラバスの注意点
IT パスポート試験は IPA (情報処理推進機構) が実施する国家試験で、 CBT 方式により随時受験でき、出題はストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の 3 分野にまたがります。資格書として押さえておきたいのは、本書の刊行が 2023 年 3 月だという点です。 IT パスポートのシラバスは改訂が重ねられており、刊行後に新しい用語や論点が出題範囲へ追加されている可能性があります。受験を申し込む前に、必ず IPA 公式サイトで自分の受験時点に適用されるシラバスを確認し、本書刊行後に加わった論点は公式の公開資料やより新しい教材で補う前提で使ってください。この確認とセットで運用すれば、既出領域の得点力を反復で固める本書の価値は十分に生きます。
本書で元が取れるのは、入門テキストを一巡したか、社会人経験で用語に土地勘があり、あとは細切れ時間しか残っていないという受験者です。スキマ時間の反復だけで合格ラインの得点力を仕上げる道具として、携帯性と関連付け構成の組み合わせは理にかなっています。逆に、予備知識ゼロで最初に開く 1 冊としては解説量が足りないため、テキストを先に用意してください。合格後に基本情報技術者などへ進むつもりなら、資格対策本と技術書の使い分けを先に整理しておくと、次の試験でも同じ学習リズムを組み立てやすくなります。
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