よくわかる組込みシステム開発入門ーー要素技術から開発プロセスまで(ヨクワカルクミコミシステムカイハツニュウモンヨウソギジュツカラカイハツプロセスマデ)
ハードウェア- 著者:
- 組込みシステム技術協会 人材育成事業本部(クミコミシステムギジュツキョウカイジンザイイクセイジギョウホンブ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2021年02月12日頃
- ISBN:
- 9784297119669
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
組込みシステム開発と言えば、従来は電子回路からアプリケーションまでの垂直型開発を意味し、おもな要素技術はミドルウェアよりも下位層、とくに OS とデバイス制御に大きなウェイトが置かれていました。しかし近年は、最下層から開発することはせずに、既存の OS あるいはミドルウェア以上でアプリケーションを直接開発するプラットフォーム型開発が主流となりつつあります。
このような状況を踏まえ本書では、最初に手を動かしながらプログラミングを体験し、組込みアプリケーション開発に必要な要素技術と関連する情報を体系的に学ぶことができる構成になっています。執筆陣は企業や大学で人材育成にも精通したプロフェッショナルです。さらに末章では組込み開発の現場で採用される開発プロセスも解説しているので、新社会人の研修テキストとしてもご活用いただけます。
技書の森解説
家電や車載機器のソフトウェアを担う組込みシステム開発は、かつて電子回路からアプリケーションまでを一貫して作り込む垂直型が中心で、学ぶべき技術も OS やデバイス制御といった下位層に重心がありました。既存の OS やミドルウェアの上でアプリケーションを開発するプラットフォーム型の広がりとともに、必要な知識の地図は描き直されています。本書はその変化を前提に編まれた入門書で、編者は組込みシステム技術協会 人材育成事業本部、技術評論社から 2021 年 2 月に刊行されました。
構成は、まず手を動かしてプログラミングを体験するところから始まり、組込みアプリケーションを作るうえで欠かせない要素技術や周辺知識を体系立てて整理していきます。ハードウェアと OS 、ミドルウェアという各層の役割を俯瞰したうえで、末章では開発現場で採用される開発プロセスにまで踏み込むため、個別技術の寄せ集めではなく「組込み開発という仕事の全体像」が一続きに見える作りです。執筆陣が企業や大学で人材育成に携わってきた顔ぶれで、研修テキストとしての利用が想定されている点も、本書の性格をよく表しています。
プログラミングの初歩に触れた経験があれば読み進められる入門水準で、組込み固有の前提知識は求められません。組込み業界に配属された新社会人、 Web 系から組込みへ越境するエンジニア、発注側として開発の勘所を押さえたい人。現場に入る前に地図を手にしておくか、迷いながら覚えるか、その差を埋めるのがこの種のテキストの役目です。
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