今すぐ使えるかんたん Photoshop やさしい入門
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なぜ注目されているか
書籍紹介
今すぐ使えるかんたんシリーズの Photoshop の入門書です。Photoshop の基本機能を中心に、初心者でもわかるよう大きな画面で丁寧に解説しています。充実したサンプルと作例をダウンロードで用意しており、 本書を見ながら手順に従って操作するだけで、Photoshop の操作を一通り学ぶことができます。CC 2022 & CC 2023 対応です。
技書の森解説
『今すぐ使えるかんたん Photoshop やさしい入門』 (まきのゆみ 著、技術評論社、2022 年 11 月刊) は、「今すぐ使えるかんたん」シリーズの Photoshop の入門書で、版元は対象を Photoshop を初めて使う人と、デザインやレタッチを始めてみたい人と案内しています。対応は CC 2022 と CC 2023 です。国立国会図書館の書誌には、Windows と Mac の両対応であることと、『今すぐ使えるかんたん Photoshop CC』 (2018 年刊) を改題、改訂し、大幅に加筆した本であることが記されています。
全 11 章の構成、画像の構造から入稿データまで
章は Chapter 1 から Chapter 11 までです。Chapter 1「Photoshop の基本操作を身に付けよう」は、Photoshop でできること、デジタル画像の構造、画像解像度、画面構成、ツールパネルとパネルの操作、ファイルの開閉と作成と保存、操作の取り消しを扱います。続いて Chapter 2「レイヤーを操作しよう」、Chapter 3「色や明るさを調整しよう」、Chapter 4「選択範囲を使いこなそう」、Chapter 5「レタッチできれいにしよう」、Chapter 6「画像合成で作品に仕上げよう」、Chapter 7「フィルターとレイヤースタイルを上手に使おう」、Chapter 8「ペイント機能を使いこなそう」、Chapter 9「シェイプとパスを使おう」、Chapter 10「文字を編集しよう」と進み、Chapter 11「入稿データを作成しよう」でガイドの作成、レイヤーの統合、カラーモード、アートボードごとのファイルの書き出しを扱います。著者は、版元のプロフィールによると Adobe 製品を中心としたテクニカルライティングや企業研修を手がけ、専門学校や大学でも講師を務めています。
ピクセルの画像と解像度、レイヤーを重ねる仕組み
Photoshop が扱う写真は、細かな画素を格子状に並べ、1 つ 1 つに色の値を持たせたラスター画像です。同じ画素数でも、1 インチあたりに何画素を詰めるかという解像度の設定で印刷したときの大きさが変わり、画素の足りない画像を引き伸ばすと輪郭がぼやけます。レイヤーは、こうした画像を透明なシートのように重ねて、上下の順や重なり方を後から変えられるようにする仕組みです。Chapter 6 は画像の一部を隠した合成、透かした合成、選択範囲への差し込み、描画モードを使った合成までを扱い、Chapter 7 はスマートフィルターから始まります。スマートフィルターは、元の画素を書き換えずに、フィルターの効き方を後から調整できる機能です。
色調補正のレベル補正とトーンカーブ、選択範囲の自動選択
Chapter 3 は明るさとコントラストの調整から、レベル補正、トーンカーブ、鮮やかさ、セピア調、白黒のグレースケール、白と黒の 2 階調、グラデーションへの置き換え、複数の画像の色調の統一までを扱います。レベル補正は画像の暗い部分、中間の明るさ、明るい部分の 3 点を動かして明暗の幅を整える方法で、トーンカーブは元の明るさと補正後の明るさの対応を曲線で描き、特定の明るさの範囲だけを持ち上げたり沈めたりできる方法です。Chapter 4 は長方形や楕円形、フリーハンド、直線的な選択範囲から、似た色の範囲の選択、被写体と空の自動選択、パスからの変換、境界線の調整までを扱います。被写体や空を見分ける自動選択は、画像の内容を機械学習で判定する機能です。
Chapter 9 のパスは、アンカーポイントを結ぶ線で形を表すベクターの描き方で、拡大しても輪郭が崩れません。Chapter 11 のカラーモードは、画面の表示に使う RGB と、印刷のインクに使う CMYK の違いに関わります。Web デザインの本の選び方は Web デザイン本ガイド にまとめています。本書は、デジタル画像の構造と解像度から、レイヤー、色調補正、選択範囲、レタッチ、合成、フィルター、ペイント、パス、文字、入稿データの作成までを全 11 章に収めています。
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