詳解! Google Apps Script 完全入門 [第 3 版]
ショウカイグーグルアップススクリプトカンゼンニュウモンダイサンパン
〜Google アプリケーションと Google Workspace の最新プログラミングガイド〜
- 著者:
- 高橋宣成(タカハシノリアキ)
- 出版社:
- 秀和システム
- 出版日:
- 2021年07月06日頃
- ISBN:
- 9784798064741
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
今や私たちの仕事や生活に無くてはならない存在になった Google サービス。これら Google サービスの自動化や連携を行うことで、大幅な効率化が図れます。そして、それを可能にするのが Google Apps Script (GAS) です。
スプレッドシートで表や帳票を作る、Gmail で通知メッセージを送る、ドライブのフォルダやファイルを整理する、カレンダーのイベントを登録する、ドキュメントで議事録のひな形を作り翻訳もする…このようなことがプログラミングできるのです。
誰もが無料で利用できる GAS ですが、「知識」と「技術」の習得が不可欠です。
GAS の構造や仕組み、プログラミングの構文、ルールや制約など、多くの知識とそれを実現するスキルが必要になり、多くの学習時間を要します。
本書は、入門からその達成までの努力の道のりを、ピタリと伴走してくれる一冊です。
JavaScript の基本から自作ライブラリまで徹底解説。これ一冊だけで基礎から実践まで体系的にマスターできます。
新 IDE にも完全対応。
第 1 章 Google Apps Script の基礎知識
第 2 章 スクリプトエディタとダッシュボード
第 3 章 基本構文
第 4 章 制御構文
第 5 章 関数
第 6 章 クラスとオブジェクト
第 7 章 JavaScript の組み込みオブジェクト
第 8 章 スプレッドシート
第 9 章 Gmail
第 10 章 ドライブ
第 11 章 カレンダー
第 12 章 ドキュメント
第 13 章 スライド
第 14 章 フォーム
第 15 章 翻訳
第 16 章 Base サービス
第 17 章 ユーザーインターフェース
第 18 章 ファイルとデータの操作
第 19 章 Utilities サービス
第 20 章 Properties サービス
第 21 章 イベントとトリガー
第 22 章 外部サイトへのアクセス
第 23 章 ライブラリ
技書の森解説
Google のスプレッドシートや Gmail、ドライブの定型作業を、自分で書いたプログラムで片づけたい人が、言語の基礎から順に学ぶための入門書です。『詳解! Google Apps Script 完全入門[第 3 版]』は高橋宣成の単著で、秀和システムから 2021 年 7 月に発売されました。版元は、Google Apps Script (GAS) の基礎から実践までの知識やスキルを体系的にマスターできる入門書と位置づけ、JavaScript の基本から自作ライブラリまでを扱うと案内しています。楽天ブックスの書誌は、新しい IDE への対応もうたっています。
言語の基礎を固めてから、サービスごとの章へ進む全 23 章
全 23 章の目次を並べると、言語の基礎を学ぶ章と、Google のサービスごとの章に分かれています。第 1 章「Google Apps Script の基礎知識」と第 2 章「スクリプトエディタとダッシュボード」で開発の環境と権限の許可の仕組みを確かめたあと、第 3 章「基本構文」から第 7 章「JavaScript の組み込みオブジェクト」までで、変数、制御構文、関数、クラス、Date や RegExp などの組み込みオブジェクトを順に学びます。第 8 章「スプレッドシート」からはサービスごとの章になり、Gmail、ドライブ、カレンダー、ドキュメント、スライド、フォーム、翻訳と続きます。その先は第 16 章「Base サービス」から、ダイアログやメニューのユーザーインターフェース、Blob と添付ファイル、Utilities と Properties の各サービス、第 21 章「イベントとトリガー」、第 22 章「外部サイトへのアクセス」を経て、第 23 章「ライブラリ」で締めくくります。
クラスとメソッドの名前で引ける、サービスの読み方
GAS の学びにくさは、JavaScript の文法とは別に、サービスごとに用意されたクラスとメソッドの体系を覚える必要がある点にあります。スプレッドシートを操作するには SpreadsheetApp からスプレッドシート、シート、セル範囲へとオブジェクトをたどり、Gmail ならスレッドからメッセージへとたどります。本書の目次は、第 8 章の Spreadsheet クラス、Sheet クラス、Range クラスのように、節の単位をこのクラスの階層にそろえています。業務の手順をプログラムに置き換える 自動化 では、どのオブジェクトから何を取り出せばよいかが分かれば、残りは公式リファレンスで補えます。社外のサービスと連携する場面では、Web API が返す JSON をオブジェクトとして扱う力も要ります。本書は第 21 章「イベントとトリガー」と第 22 章「外部サイトへのアクセス」まで収めており、手作業の置き換えから外部との連携までを 1 冊の中で通して見渡せる点が強みです。
2021 年の刊行と、V8 ランタイムの確認
本書は 2021 年の刊行で、版元は 2025 年 12 月に重版を告知しています。GAS の実行環境について、Google の公式ドキュメントは、かつては Mozilla の Rhino で動いていたこと、V8 ランタイムに対応して let や const などの構文が使えることを説明しています。本書を読む時は、自分のプロジェクトの実行環境を設定画面と Google の公式ドキュメントで確かめておくと、古い書き方との違いで迷いにくくなります。画面の配置やメニューの名前は刊行後に変わることがあるので、エディターの操作は手元の画面に合わせて読み替えてください。
スプレッドシートの集計や Gmail の送信を毎日手で繰り返していて、それを自分の手で仕組みにしたい人、あるいは断片的なコードの写しでは応用が利かず、言語とサービスの両方を体系立てて学び直したい人に向く一冊です。逆に、特定の業務の完成品のスクリプトをすぐに手に入れたい場合は、目的別の作例集のほうが近道です。まず第 1 章から第 7 章までで基礎を固め、自分の業務で使うサービスの章へ進んでみてください。
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