かんたん Visual C++ [改訂 3 版]

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かんたん Visual C++ [改訂 3 版]の表紙
プログラミング
著者:
堀 義博(ホリ ヨシヒロ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年11月26日
ISBN:
9784297131265
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
C・C++・C#プログラミングC++Visual C++MFCVisual Studio.NET入門書図解練習問題改訂版

なぜ注目されているか

総合2156位

書籍紹介

本書は、「広く・正しく・新しく」をコンセプトに VC++ (特に MFC) でプログラミングをはじめるにあたって基本的なことはすべて学習できる内容となっています。また、イラストによる図解方式で概念をやさしく解説しているので、プログラミングが初めての人でも安心して学習を進めることができます。なお、章の最後には練習問題を収録しているので、内容がきちんと理解できたかを確認することができるので、プログラミングの教科書としても利用できます。今回、Visual Studio 2022 / .NET 6 に対応した改訂版になります。

技書の森解説

『かんたん Visual C++ [改訂 3 版]』 (堀義博 著、技術評論社、2022 年 11 月刊) は、Visual C++ と、その中でも MFC (Microsoft Foundation Class Library) を使った Windows のプログラミングを、開発環境のインストールから C++/WinRT による Windows App SDK の利用まで全 17 章で解説した入門書です。版元は「広く・正しく・新しく」をコンセプトに掲げ、イラストによる図解方式で概念を解説し、章の最後に練習問題を置いた構成と案内しています。改訂 3 版は Visual Studio 2022 と .NET 6 に対応した改訂版で、国立国会図書館の書誌ではシリーズ名がプログラミングの教科書と記録されています。版元は対象として、はじめて Visual C++ の MFC を学習する人と、MFC についてより詳しくなりたい人を挙げています。著者の堀義博は、1999 年から IT 業界に従事し、当時から MFC を使った業務システムの開発に携わってきたシステムエンジニアと版元のプロフィールにあります。

全 17 章の構成、Visual C++ の基礎から C++/WinRT まで

章は第 1 章「Visual C++ とは」、第 2 章「Visual C++ プログラミングの基礎」、第 3 章「Visual C++ 特有の言語仕様」、第 4 章「MFC プロジェクトの作成」、第 5 章「コードウィザード」、第 6 章「デバッグ」、第 7 章「MFC の基本的なクラス」、第 8 章「コモンコントロール」、第 9 章「デバイスコンテキスト」、第 10 章「MFC の仕組み」、第 11 章「SDI/MDI アプリケーション」、第 12 章「スレッド」、第 13 章「ソケット」、第 14 章「Windows API」、第 15 章「ダイナミックリンクライブラリ」、第 16 章「C++/CLI プログラミング」、第 17 章「C++/WinRT プログラミング」の 17 本です。どの章も、この章のまとめと章末復習問題で終わります。国立国会図書館の書誌では索引ありと記録されています。

マネージコードとアンマネージコード、言語の基礎と文字セット

第 1 章は Visual C++ の位置づけ、マネージコードとアンマネージコード、開発環境の入手とインストールを扱います。C++ で書いた通常のプログラムは機械語に変換されて直接動き、メモリの確保と解放をプログラマーが管理します。これがアンマネージコードで、.NET の実行環境の上で動き、ガベージコレクション がメモリを回収するのがマネージコードです。Visual C++ はこの両方を書ける開発環境です。第 2 章は変数と関数、演算子、制御文、配列と構造体、ヘッダーファイル、ポインター、オブジェクト指向プログラミングと、C++ の文法を一通り押さえます。第 3 章は Visual C++ 特有のデータ型、文字セット、マネージとアンマネージコードの混在を扱います。

MFC のプロジェクトとコントロール、描画とメッセージの仕組み

MFC は Windows API を C++ のクラスで包んだライブラリで、ウィンドウやダイアログ、ボタンといった部品をクラスとして扱えます。Windows の GUI のプログラムは、クリックや再描画のような出来事を OS から届くメッセージとして受け取り、それに応じた処理を呼び出す形で動きます。第 4 章は MFC プロジェクトの作成とプロジェクトのファイル、第 5 章はクラスウィザードによるメンバー関数とメンバー変数の追加、第 6 章はビルドエラーの対応、不具合の箇所の特定、変数の内容の確認を扱います。第 7 章は MFC のクラスで文字列、ファイル、日付や時刻を扱い、第 8 章はボタンやエディット、リストボックス、コンボボックス、スライダ、日時指定、プログレスバー、IP アドレスなどのコントロールを扱います。第 9 章は CDC クラスによる直線、図形、塗りつぶし、文字、画像ファイルの描画で、デバイスコンテキストは画面やプリンターといった描画先の違いを隠して同じ命令で描くための仕組みです。第 10 章はダイアログデータエクスチェンジ、メッセージの処理、ダイアログデータバリデーションを扱い、第 11 章は SDI と MDI のアプリケーションの違いから、MDI で画像ファイルを表示するアプリケーションの作成までを扱います。

スレッドとソケット、DLL から C++/CLI と WinUI 3 まで

第 12 章はスレッドの基本、スレッドの処理の終了の知り方、同期処理を扱います。1 つのプロセスの中のスレッドは同じメモリを共有して並行に動きます。プロセスとスレッドの違い は、このメモリの共有の有無です。第 13 章は同期型と非同期型のソケットのプログラミング、第 14 章は Windows API による ini ファイルの読み書き、名前付きパイプ、共有メモリを扱います。第 15 章は DLL の作成とリンクで、プログラムの起動時に DLL を読み込む暗黙的なリンクと、実行中に必要になった時点で読み込む明示的なリンクの両方を扱います。第 16 章は C++/CLI でマネージコードを書き、アンマネージコードと混在させる方法、第 17 章は C++/WinRT、Windows App SDK、WinUI 3 から MFC DLL を利用する方法を扱います。Visual C++ の開発環境の入手から、MFC による GUI、スレッドとソケット、DLL、C++/CLI と C++/WinRT までを、本書は全 17 章に収めています。

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