自然言語処理の基礎の表紙

自然言語処理の基礎(シゼン ゲンゴ ショリ ノ キソ)

著者:
奥村学(オクムラ,マナブ)
出版社:
コロナ社
出版日:
2010年10月
ISBN:
9784339024517
在庫:
在庫あり
★★★☆☆3.4(6 件)
自然言語処理

なぜ注目されているか

言及数
723
総合
1556
1023 ランクダウン5 件の言及
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技書の森解説

自然言語処理 (NLP) の学術的な基盤を日本語で学ぶための教科書です。著者の奥村学氏は東京科学大学 (旧東京工業大学) で長年この分野の研究・教育に携わっており、本書は大学の講義をベースに、形態素解析・構文解析・意味解析・文書分類・機械翻訳といった NLP の主要トピックを網羅的に扱います。コロナ社の工学系教科書シリーズとして刊行されており、定理や手法の背景にある理論を丁寧に説明するスタイルが特徴です。

大規模言語モデルの登場以前から存在する古典的な手法群を体系的に押さえる構成になっているため、「 Transformer 以降の技術しか知らない」状態から基礎を遡るためのルートとしても機能します。 n-gram モデル、隠れマルコフモデル、 CKY アルゴリズムなど、 NLP の教科書的知識を数式と具体例を交えて学べる点が強みです。

前提として確率・統計と線形代数の基礎知識が求められるため、数学にまったく触れずに読み通すことは難しいです。プログラミング中心の入門書 (Python でテキストを分析するハンズオン本) とは役割が異なり、理論の土台を作りたい大学生・大学院生や、研究の文脈で NLP を学び直したいエンジニアに向いています。

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