30 時間でマスター Excel2021(サンジュウジカンデマスター エクセルニセンニジュウイチ)
アプリケーション- 著者:
- 実教出版企画開発部(ジッキョウシュッパンキカクカイハツブ)
- 出版社:
- 実教出版
- 出版日:
- 2022年11月22日
- ISBN:
- 9784407359404
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
手順を追った例題と、豊富な練習問題を掲載。基礎から応用まで学べる初心者向けパソコン実習用テキスト。オールカラー。
1 章 Excel の基礎知識
1.Windows11 の起動と終了
2.Excel の起動と終了
3.データの入力
2 章 Excel 入門
1.合計の計算 (SUM 関数)
2.ファイルの保存と呼び出し
3.印刷
4.グラフの作成と印刷
5.連続データの入力 (オートフィル)
3 章 ワークシートの編集
1.行,列の削除・挿入・移動
2.編集
3.列幅・行の高さの変更
4.平均の計算 (AVERAGE 関数)
5.計算式の複写とセル番地の相対参照
6.表示形式の変更 (1)
7.文字位置の指定
8.便利なデータ入力の方法
9.罫線
10.オートカルク・セルのスタイル
4 章 ワークシートの活用
1.セル番地の絶対参照
2.表示形式の変更 (2)
3.文字属性の変更
4.最大・最小 (MAX ・ MIN 関数)
5.データのカウント (COUNT ・ COUNTA 関数)
6.データの四捨五入・切り上げ・切り捨て (ROUND ・ ROUNDUP ・ ROUNDOWN 関数)
7.条件の判定 (IF 関数) とネスト
8.条件付き書式
9.スパークライン
5 章 グラフ (基本)
1.棒グラフ
2.積み上げグラフ
技書の森解説
Excel を初めて学ぶ人が、例題の手順をなぞりながら操作を身につけるための実習テキストです。『 30 時間でマスター Excel2021 』 (実教出版企画開発部 編、実教出版、 2022 年 11 月刊) は、実教出版の「 30 時間でマスター」シリーズの Excel 2021 対応版で、版元は「手順を追った例題と、豊富な練習問題を掲載。基礎から応用まで学べる初心者向けパソコン実習用テキスト」と紹介しています。 B5 判のオールカラーで、 1 章の最初の節が Windows 11 の起動と終了から始まる構成が示すとおり、パソコン操作そのものに不慣れな段階から読み始められる本です。
Excel の基礎知識から関数、グラフ作成へと積み上げる章構成
序盤の 1 章と 2 章では、 Excel の起動と終了、データの入力、 SUM 関数による合計、ファイルの保存と呼び出し、印刷、グラフの作成と印刷、オートフィルによる連続データの入力と、表を一つ作って印刷するまでの一連の流れを先に体験します。 3 章「ワークシートの編集」では行と列の削除・挿入・移動、列幅と行の高さ、 AVERAGE 関数、計算式の複写とセル番地の相対参照、表示形式、罫線、オートカルクやセルのスタイルを扱い、 4 章「ワークシートの活用」で絶対参照、 MAX ・ MIN 、 COUNT ・ COUNTA 、 ROUND ・ ROUNDUP ・ ROUNDDOWN 、 IF 関数とそのネスト、条件付き書式、スパークラインへ進みます。 5 章からは棒グラフや積み上げグラフといったグラフの基本に入ります。版元紹介文のとおり、手順を追った例題で操作を確認し、練習問題で反復する実習書の型です。
相対参照と絶対参照、 IF のネストが表計算の分かれ目になる理由
Excel の学習でつまずきやすいのは、個々のボタンの場所ではなく、計算式を複写したときにセル番地がどう動くかという参照の考え方です。相対参照のままでは複写先に合わせて番地がずれ、税率や単価のように固定したいセルは絶対参照で止める必要があります。この区別が曖昧なまま関数を覚えても、表が少し大きくなった時点で計算が崩れます。本書は 3 章で相対参照、 4 章で絶対参照と、段階を分けて配置しています。 IF 関数のネストは条件分岐の考え方そのもので、プログラミングの入口にもなる概念です。 COUNT と COUNTA の使い分けでは数値と文字列というデータの種類を意識させられ、 ROUND 系の関数では「表示形式で丸めて見せる」ことと「値そのものを丸める」ことの違いに触れます。 SUM や AVERAGE で集計し、条件付き書式やスパークラインで傾向を目に見える形にする操作は、データ分析 の最小単位である集計と可視化そのものであり、後にどんな分析ツールへ進んでも土台として残る知識です。
Excel 2021 前提の実習テキスト、向く人と向かない人
前提知識は不要で、 Windows 11 の起動と終了が最初の節に置かれているとおり、パソコンの基本操作から扱います。画面と手順が一致するのは書名どおり Excel 2021 で、別のバージョンで学ぶ場合は画面の細部が異なる可能性を織り込んでおく必要があります。また版元の位置づけどおり初心者向けの実習テキストなので、すでに関数とグラフを日常的に使っている人や、マクロや VBA で業務を自動化したい人の目的には合いません。その段階に進むための本は Excel と VBA の本の選び方 で段階別に整理しています。
「 30 時間でマスター」というシリーズ名のとおり、限られた時間で Excel の基本を一通り身につけることを狙った本なので、授業や新人研修の教材として順番に手を動かす使い方はもちろん、独学でも練習問題の量を頼りに定着を確かめながら進められます。読み終えたときに手に入るのは、表を作って書式を整え、基本の関数と参照で計算し、条件付き書式とグラフで結果を見せるという、事務作業で毎日使う一揃いの操作です。 Excel を断片的に触ってきたものの、参照や関数の考え方を一度きちんと通しておきたい人にとって、例題と練習問題で反復できる本書は投じた時間を早く回収できる一冊です。
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