独習 C 新版
ドクシュウシーシンバン
- 著者:
- arton(アートン)
- 出版社:
- 翔泳社
- 出版日:
- 2018年02月16日頃
- ISBN:
- 9784798150246
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
全 14 章を通して、C 言語でプログラミングを行う際に必要となる基礎的な知識・概念・機能からプリプロセッサまで、さまざまなサンプルプログラムを例示しながら詳細かつ丁寧に解説していきます。また、各章には、「note」などの囲み記事がいくつかあります。これらでは、特定の話題に関する補足情報や本文で扱いきれなかった情報をまとめています。学習する内容について、具体的な操作例やサンプルプログラム、実行結果などを示しています。実際に手を動かして、確認しながら学習を深めることができます。各章は、細かな内容の節に分かれており、節の途中には、それまで学習した内容を確認する「練習問題」があります。第 3 章以降は「前章の復習問題」を用意しており、前の章の学習内容を確認できます。また、各章の最後には、「この章の理解度チェック」という確認問題を設けており、その章で取り上げた事項を理解できたかを確認することができます。
技書の森解説
『独習 C 新版』 (arton 著、翔泳社、2018 年 2 月 16 日発売) は、独学で C 言語 を学びたい学生や社会人 1 年生を対象にした入門書です。版元の紹介では、本書は「独習 C」の完全新作で、旧版では不足気味だった「図による解説」や「補足説明」を大幅に追加しています。版元が示す C の規格は C11 で、対応 OS は Windows、macOS、Linux です。学習用の C コンパイラーには clang を使います。刊行時の版元の著者紹介では、arton は 1980 年代後半から垂直統合システムメーカーに勤務してデバイス制御プログラムからセンターサーバー用アプリケーションプラットフォームまで多数のソフトウェアの開発に従事し、2000 年頃から Ruby コミュニティに参加して ASR、RJB などのブリッジを公開したほか、Ruby、Java、C# などの入門書を執筆しています。
全 14 章の構成、学習の準備からプリプロセッサーまで
目次は全 14 章と付録 3 本です。第 1 章「学習の準備」と第 2 章「C の基礎」で始まり、第 3 章「数と変数」に続いて、第 4 章「制御文: 真偽と条件分岐」、第 5 章「制御文: 配列とループ」、第 6 章「制御文: 条件付きループ」と、制御文を 3 つの章に分けて扱います。そのあと第 7 章「文字と文字列」、第 8 章「アドレスとポインター」、第 9 章「関数の作成」、第 10 章「IO」、第 11 章「構造体」、第 12 章「共用体とビットフィールド」、第 13 章「高度なデータ型、演算子」と進み、第 14 章「プリプロセッサ」で終わります。付録 A は練習問題、前章の復習問題、この章の理解度チェックの解答で、付録 B は標準ヘッダーファイル、付録 C はキーワードです。
C の 条件分岐 は if 文や switch 文で書き、if 文の条件式は値が 0 なら偽、0 以外なら真として扱われます。配列 は同じ型の要素をメモリ上に連続して並べたもので、添字で要素を指定し、for 文のような ループ で添字を進めながら順に処理する書き方が基本の形です。C の文字列は文字の配列の末尾に値 0 のヌル文字を置いたもので、文字列の長さは型の情報ではなく、このヌル文字の位置で決まります。
アドレスとポインター、構造体と共用体の扱い
C の変数はメモリ上の番地に置かれ、ポインターはその番地 (アドレス) を値として持つ変数です。& 演算子で変数のアドレスを取り出し、* 演算子でポインターが指す先の値を読み書きします。配列の名前は多くの式の中で先頭要素を指すポインターに変換され、関数に配列を渡すときも、実際に渡るのは先頭要素のアドレスです。構造体は異なる型のメンバーを 1 つの型にまとめたもので、共用体は複数のメンバーが同じ記憶領域を共有し、ビットフィールドは構造体のメンバーにビット単位の幅を指定します。プリプロセッサーはコンパイルの前に動き、#include によるヘッダーファイルの取り込み、#define によるマクロの置き換え、#if による条件付きコンパイルを処理します。
練習問題と理解度チェックで進む独習シリーズの 3 ステップ
版元は、独習シリーズの「わかりやすい解説」「理解が深まる例題」「力試しの練習問題」という 3 ステップを本書も踏襲していると紹介しています。楽天ブックスの書誌の紹介文によると、各章は細かな内容の節に分かれ、節の途中にそれまでの内容を確かめる練習問題があり、第 3 章以降は前章の復習問題、各章の最後には「この章の理解度チェック」が置かれています。具体的な操作例やサンプルプログラム、実行結果も示され、各章の「note」などの囲み記事には、特定の話題に関する補足情報や本文で扱いきれなかった情報がまとめられています。clang は LLVM を基盤とするオープンソースの C コンパイラーで、Windows、macOS、Linux のどれでも使えます。
版元が挙げる読者は独学で C 言語を学びたい学生や社会人 1 年生で、本書は学習の準備から、制御文、文字と文字列、アドレスとポインター、関数、入出力、構造体と共用体、プリプロセッサーまでを全 14 章に収め、練習問題などの解答と標準ヘッダーファイル、キーワードを付録にまとめています。
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