30 時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2019

サンジュウジカンデマスター プレゼンテーションプラスパワーポイントニセンジュウキュウ

Windows10 対応

30 時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2019 の表紙
Office / ビジネス
著者:
実教出版企画開発部(ジッキョウシュッパンキカクカイハツブ)
出版社:
実教出版
出版日:
2020年02月28日頃
ISBN:
9784407348392
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
プレゼンテーションPowerPoint実習ビジネスキッチュアビジュアルコミュニケーションプレゼンテーションスキルオフィスソフトWindows10グラフィックデザインビジネスプレゼンテーション

なぜ注目されているか

総合1630位

書籍紹介

ステップをふんだわかりやすい説明と豊富な問題で構成した実習用テキスト。オールカラー。Windows10 対応。
1 章でプレゼンテーションの概要を説明し、2 章と 3 章で PowerPoint の操作実習、4 章ではプレゼンテーションの実施と実施後について学ぶ構成。

1 章 プレゼンテーションとは

1.今なぜプレゼンテーションか

2.プレゼンテーションで重要なこと

3.プレゼンテーションの種類

4.プレゼンテーションの概要

5.プレゼンテーション能力の活用

6.プレゼンテーションのストーリー

7.視覚資料の作成

8.プレゼンテーションの実際

実習

2 章 PowerPoint を使ったプレゼンテーション資料の作成

1.PowerPoint の基本操作

2.プレゼンテーション資料をつくってみよう

3.プレゼンテーション資料を印刷してみよう

実習

3 章 プレゼンテーションのテクニック

1.プレゼンテーション資料をブラッシュアップ

2.グラフや図形の挿入

3.プレゼンテーション本番に向けて

実習

4 章 プレゼンテーションの実施と反省

1.プレゼンテーションを行う前に

2.表現力をつける

3.プレゼンテーションの実施

4.プレゼンテーションの評価と改善

さくいん

技書の森解説

スライドを作る操作と、聞き手に伝わる話の設計は別の技能ですが、プレゼンテーションの教材はどちらか一方に寄りがちです。『30 時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2019』 (実教出版企画開発部 編、実教出版、2020 年 2 月刊) は、その両方を 1 冊に収めた実習用テキストです。Windows 10 上の PowerPoint 2019 を前提に、段階を踏んだ説明と豊富な問題を組み合わせ、紙面はオールカラーの B5 判です。書名の冠「30 時間でマスター」は実教出版が Word や Excel、Office のテキストにも用いているもので、本書はそのプレゼンテーション編にあたります。

全 4 章の構成、話の組み立てから PowerPoint 実習、発表の反省まで

構成は全 4 章で、1 章から 3 章の末尾には実習が置かれています。1 章「プレゼンテーションとは」は、プレゼンテーションで重要なこと、その種類、ストーリーの組み立て、視覚資料の作成という、ソフトを開く前の考え方を扱います。2 章は PowerPoint の基本操作と資料の作成、印刷まで、3 章は資料のブラッシュアップ、グラフや図形の挿入、本番に向けた仕上げという操作実習です。4 章「プレゼンテーションの実施と反省」は発表そのものが主題で、実施前の準備、表現力の鍛え方、実施、そして評価と改善へ進みます。操作を覚えて終わりにせず、発表の前後工程まで含めて 1 サイクルを完結させる設計です。

PowerPoint 2019 前提の操作解説をどう読むか

PowerPoint 2019 は買い切り型の Office 2019 に含まれるバージョンで、サブスクリプション型の Microsoft 365 とは機能追加の受け方が異なります。とはいえリボンを中心とした操作体系はバージョン間で大きくは変わらないため、本書の操作実習は 2019 以外の版でも多くが読み替えられます。一方、画面の細部やメニュー名には版による差があるので、手元の環境が 2019 でない場合は表示の違いを前提に読む必要があります。実教出版は同じ冠で PowerPoint 2021 と Windows 11 に対応した『30 時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint 2021』 (2022 年 8 月刊) も同じ 4 章立てで刊行しているので、環境が新しい人はそちらを選ぶ判断もあります。

ストーリーと視覚資料を操作より先に学ぶ順序の意味

プレゼンテーションの難しさは、ソフトの機能を知っていることと、聞き手が理解できる順序で情報を並べられることの間に距離がある点にあります。本書が 1 章でストーリーと視覚資料の考え方を扱い、そのあとで操作に入る順序は、この距離を意識した配置です。1 枚のスライドに載せる情報量、グラフと図形の使い分け、本番前の見直しといった判断は機能の知識だけでは身につかず、作って発表して評価を受ける反復で定着します。各章末の実習と 4 章の評価 / 改善は、その反復を教材の中に組み込んだものです。技術書で学んだ内容を短時間で人に伝える練習として LT 発表 の場を使うのも、同じ反復を教材の外で回す方法です。

実習形式で元が取れる読者と、資料デザイン専門書が合う人

2 章が PowerPoint の基本操作から始まる構成なので、前提として求められるのは Windows の基本的な操作程度です。版元の紹介文どおり実習用テキストとして作られているため、講習でも独習でも、章末の実習を実際に作りながら進める使い方に向きます。発表資料を作る機会が増えたものの我流で作ってきた自覚がある人にとって、話の設計から評価までを一通り体験できる点が元を取りやすい部分です。反対に、資料デザインの原則を体系的に深めたい人や、PowerPoint の機能を網羅的に引きたい人には、それぞれデザイン専門書や機能リファレンス系の本のほうが合います。PowerPoint 2019 という前提も、環境が大きく異なる人には確認しておきたい点です。

資料作成と発表を切り離さず、順序立てて 1 サイクルを体験したい人には、本書は堅実な入口になります。

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