ビジュアルクリエイターのための TOUCHDESIGNER バイブル(ビジュアルクリエイターノタメノタッチデザイナーバイブル)
映像と音楽を駆使したビジュアルアートの創り方をトップクリエイターの作例から解説
- 著者:
- 川村 健一/松岡 湧紀/森岡 東洋志(カワムラ ケンイチ/マツオカ ユウキ/モリオカ トヨシ)
- 出版社:
- 誠文堂新光社
- 出版日:
- 2020年12月17日頃
- ISBN:
- 9784416619919
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
TouchDesigner (タッチデザイナー) は、カナダの Derivative (デリバティブ) 社が開発した、あらゆる映像や音楽で構成されたメディアアートのシステムをデスクトップ上で簡単に構築することができるソフトウエアです。
インスタレーションアート、プロジェクションマッピングや、音楽と映像をシンクロさせた音楽ライブや演劇の演出で使われるメディアアートの創造に絶大な表現力を発揮し、視聴する者を魅了しています。
また、ハリウッド映画では SF 映画の宇宙船の操縦パネルの GUI (グラフィックユーザーインターフェイス) として使用されるなど、一般的にも目にすることが増えてきています。
コード (プログラム) を書かなくても、オペレータというボックスをつなぎ合わせていくことで、視覚的に容易に直感的なプログラミングができるソフトウエアとして、近年、ハイエンドな映像制作会社や映像クリエイターのニーズが高まってきています。
同書は、ハイエンド映像クリエイションの現場で活躍するトップクリエイター、川村健一を中心に同様のクリエイター松岡湧紀、森岡東洋志が、自身の作例を元にふんだんな制作過程の画像を元に丁寧に解説します。
■目次抜粋
TouchDesigner とは
はじめに
First Step1:TouchDesigner をはじめよう
First Step2:TouchDesigner の基本操作を覚えよう
Touch Designer User's Showcase
Step1:音に反応するグラフィックを作ってみよう
Step2:Web カメラを使った時間差表現
Step3:3D 空間を活用したオーディオリアクティブなグラフィック
Step4:TouchDesigner でのパーティクル表現
Step5:3D オブジェクトを使った表現
Step6:カメラを使ったアニメーション表現
Step7:UI を使って表現を切り替える
Step8:スマートフォンと連携させる
Step9:Depht Camera を使った表現
Step10:物理シミュレーションを使った作例。 Bullet を使用した 2D ゲーム
Step11:GLSL の基本
Step12:GLSL MAT を使用した表現
Step13:スクリプトを書く
TIPS
TouchDesigner の学習方法
おわりに
*********************************
技書の森解説
TouchDesigner はノードベースのビジュアルプログラミング環境で、リアルタイム映像演出やインタラクティブインスタレーションの制作に使われていますが、日本語の体系的な解説書はごく限られています。本書はその空白を埋める一冊で、 TouchDesigner の基本概念であるオペレータ (TOP / CHOP / SOP / DAT) の役割と接続の考え方から始め、具体的な作例を通じて中級レベルまで引き上げる構成です。
映像生成、オーディオリアクティブ、センサー入力との連携、 GLSL によるシェーダー記述など、メディアアートやライブパフォーマンスで求められるテーマを幅広くカバーしています。ノードグラフのスクリーンショットを追いながら手を動かせる形式のため、テキストコーディングに馴染みのないデザイナーやアーティストでも取り組みやすい設計です。 Derivative 社の公式コミュニティでも本書の刊行が紹介されており、英語圏を含めた TouchDesigner ユーザーに認知されています。
留意点として、 TouchDesigner 自体のアップデートが頻繁なため、 UI の細部や一部ノードの仕様が変わっている可能性があります。しかしノードベースの思考法とデータフローの設計原理は変わらないため、本書で身につけた考え方はバージョンが進んでも応用が利きます。リアルタイムビジュアルの世界に足を踏み入れる起点として、実践的な道案内を提供してくれる一冊です。
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