つながらない練習

ツナガラナイレンシュウ

つながらない練習の表紙
その他
著者:
安藤 美冬(アンドウ ミフユ)
出版社:
PHP 研究所
出版日:
2021年08月20日頃
ISBN:
9784569850108
在庫:
在庫あり
3.81(17 件 / 楽天ブックス)
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書籍紹介

「月 1 回、スマホを OFF (オフ) したら、「人生が変わった!」。仕事、人間関係、恋愛、SNS など「つながり疲れ」で心をすり減らさないためにーーほんとうに大事なモノに出合える 48 の方法

私たちはつながりすぎだ。「スマホ依存」「つながり疲れ」が叫ばれる昨今。SNS による誹謗中傷も問題になっている。一日、5,6 時間スマホの画面を見ているという人、テレビやネットのニュースに一喜一憂している人は要注意。ほんとうに大切なものの存在に目を向けていない可能性が高いからだ。本書は、そんな現代人が抱える課題を解決するために、スマホや SNS を少しだけ手放してみる練習、ネガティブな情報、ニガテな相手から距離を置く練習を提案する。著者はかつて「SNS の伝道師」と呼ばれ、Twitter や Facebook などの“ 自分メディア” を使って発信をすることで、テレビをはじめとするマスメディアに多数出演するなど仕事を創ってきた。ところが、ある時、ネットから距離を置くようになり、すべての SNS を退会。スマホには極力触れないようにして、ネットの利用時間も制限した。彼女をそうさせたのはなぜか。そして「スマホ離れ」によって得られたものとは。著者の経験談を交えながら、私たちがいますぐ実践すべき「つながらない練習」を 49 紹介。きっと何度も読み返したくなる、そして自分を大切にしたくなるはず。

●「はじめに」より

本書は、前半の「つながらない練習」と後半の「つながる練習」という 2 部構成からなる。
第 1 章から第 5 章までの「つながらない練習」では、「SNS」や「情報」「人間関係」とのつながりだけでなく、「常識」から脱することや「ネガティブな感情」を手放す方法も紹介する。そして、第 6 章と第 7 章の「つながる練習」では、自分の「ハート」や「本当に大切なもの」とつながるための方法を書いた。本書の目的は、「つながらない」ことで、あなたが本当に大切なものと「つながる」ことだ。これから紹介する練習を通して、自分の心や領域を守りながら心地よく、あなたが自分らしく生きることを願う。

技書の森解説

スマートフォンを手に取る回数を減らしたい、SNS のタイムラインから離れたいと思っても、仕事や人付き合いを考えると踏み切れない人は少なくありません。『つながらない練習』 (安藤 美冬 著、PHP 研究所、2021 年 8 月刊) は、スマホや SNS を少しだけ手放してみる練習、ネガティブな情報や苦手な相手から距離を置く練習を、著者自身の経験を交えて提案する本です。技術書ではなく、仕事、人間関係、SNS などの「つながり疲れ」で心をすり減らさないための考え方と行動を扱います。

前半の「つながらない練習」と後半の「つながる練習」

本書のはじめにによれば、構成は前半の「つながらない練習」と後半の「つながる練習」の 2 部です。第 1 章から第 5 章までの前半では、SNS や情報、人間関係とのつながりだけでなく、常識から脱することやネガティブな感情を手放す方法も紹介されます。第 6 章と第 7 章の後半は、自分の心や本当に大切なものとつながるための方法に充てられています。はじめにが本書の目的を「つながらない」ことで本当に大切なものと「つながる」ことと述べているとおり、単に接続を断つことをゴールにするのではなく、空いた時間と注意を何に向け直すかまでを一続きで扱う組み立てと読めます。

「SNS の伝道師」と呼ばれた著者が SNS を退会した理由

著者の安藤 美冬氏は、版元の紹介で作家 / 実業家とされています。刊行時の著者プロフィールによれば、新卒で入社した出版社から 7 年目に独立し、パソコンとスマートフォンでどこでも働くノマドワークスタイルを実践してきました。版元の紹介文によれば、かつては「SNS の伝道師」と呼ばれ、Twitter や Facebook などで発信することでマスメディアへの出演など仕事を創ってきました。その著者がある時ネットから距離を置くようになり、すべての SNS を退会し、スマホには極力触れず、ネットの利用時間も制限したといいます。なぜそうしたのか、スマホ離れで何を得たのかが本書の読みどころとして示されています。SNS で仕事を創ってきた当事者の経験談である点が、本書の特徴です。

常時接続に疲れたエンジニアが読む意味と、向かない読み方

IT の仕事をしている人ほど、チャットやアラート、SNS の通知に一日中さらされやすい環境にいます。多くのアプリは利用を促すように通知や表示が作られており、作業の途中で画面を確かめるたびに、元の考えごとへ戻るまでに時間がかかります。集中が細切れになる問題を、設定の工夫ではなく自分と情報との付き合い方の側から見直したい人にとって、本書の練習は手がかりになります。読書の時間をスマホから守る工夫は カフェで技術書を読むと集中できる理由 や 読書習慣が続かない理由と仕組みづくり でも扱っています。一方で、スマホの設定手順やアプリの使い方を具体的に知りたい人、依存の仕組みを心理学や医学の立場から体系立てて学びたい人には、著者の経験に基づく提案という本書の性格は物足りないかもしれません。通知や情報の量に疲れを感じていて、何から手放せばよいかのきっかけが欲しい人にとって、手に取りやすい一冊です。

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