魅せる After Effects テキストアニメーション

ミセル アフターエフェクツ テキストアニメーション

魅せる After Effects テキストアニメーションの表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
mooograph(モーグラフ)
出版社:
玄光社
出版日:
2022年11月18日
ISBN:
9784768317013
在庫:
在庫あり
0
中級者向け
After Effectsモーショングラフィックステキストアニメーションキーフレームビデオエディティンググラフィックデザインビジュアルエフェクトアニメーション制作クリエイティブデザインデジタルコンテンツ

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書籍紹介

テキストを緻密に動かして文字情報を伝える After Effects のテクニック集。フレーム単位の繊細なキーフレーム設定など、これまで書籍では扱いにくかったテーマを正面から解説。解説動画を見て、プロジェクトファイルを研究して、テキストアニメーションの神髄を感じることができます。
【全 21 本の作例を掲載】

【完成までのプロセスを動画で解説】

【すべての作例のプロジェクトファイルを配布】

<「はじめに」より抜粋>
モーショングラフィックスには、テキストだけでなくグラフィックデザインの要素やそれを扱うための After Effects の使い方など、幅広い知識が必要になります。それらを学べる解説本もたくさん出ていると思いますが、テキストアニメーションに特化した内容を中心に、デザインをよりよく伝える・魅せるモーションの作り方を紹介していきます。

フォントにもたくさんの種類があるように、テキストアニメーション一つとっても数えきれないほどの表現方法があります。もちろんそこに決まりはありませんが、フォントの形、大きさ、印象を活かしたモーションをつけることで、その文字をより見やすく、そして伝わりやすい映像にすることができます。

基礎的な内容から、より発展的な表現まで幅広く紹介していますが、ぜひ面白そうだなと思ったところから進めてみてください。なによりも、文字が動く楽しさや、自分で描いた文字が動く感動を味わっていただければ嬉しいですし、今後の映像制作において、テキストアニメーション表現の引き出しとして参考にしていただければ幸いです。
CHAPTER 1

お仕事の現場 アニメーション制作 7 つのステップ

CHAPTER 2
動かないテキスト動かす キーフレームのはなし

CHAPTER 3
おもいをつたえる テキストアニメーション 10

THEME 01 強調

THEME 02 柔かさ

THEME 03 すばやさ

THEME 04 ゆったり

THEME 05 あたたかさ 50

THEME 06 声を大にする

THEME 07 喜

THEME 08 怒

THEME 09 哀

THEME 10 楽

CHAPTER 4
コンセプトを活かす モーションデザインテクニック

CONCEPT 1 「のんびり楽しむ ひとり休日。」

〜ベジェ曲線を使ったゆったりとした動きのアニメーション

CONCEPT 2 「AE でお困りのみなさんに 朗報です。」

〜アニメーターを使ったポップなアニメーション

CONCEPT 3 「5 周年感謝祭 ANNIVERSARY SALE」

〜トランスフォームを使った広告用のアニメーション

CONCEPT 4 「GRAND OPEN」

〜パスのトリミングを使ったアナログ感満載のアニメーション

CONCEPT 5 「アートと音楽とモーショングラフィックス展」

〜モザイク模様を動かすグリッチ表現のアニメーション

CONCEPT 6 「限界を超えろ」

〜流れる線を使ったかすれ文字のアニメーション

CONCEPT 7 「NEW ARRIVAL」

〜パスのアニメーションを使ったアイキャッチ

CHAPTER 5
テキストアニメーションのための 役立ち情報プラス

After Effects のおすすめ初期設定

縦長動画のコンポジションの作り方

完成動画の実践的な各種データのまとめ方

タイムラインを動画ファイルとして保存

おすすめキーボードショートカット一覧

おすすめ素材サイト紹介

After Effects で実践する! デザインを生かすテキストアニメーション

技書の森解説

『魅せる After Effects テキストアニメーション』 (mooograph 著、玄光社、2022 年 11 月刊) は、Adobe After Effects で文字を動かし、文字情報を映像の中で伝える技法に絞ったテクニック集です。版元の紹介では、フレーム単位の繊細なキーフレーム設定など、これまで書籍では扱いにくかったテーマを正面から解説すると説明されており、全 21 本の作例について、完成までのプロセスを動画で解説し、すべての作例のプロジェクトファイルを配布しています。著者は刊行時の紹介でフリーランスのモーションデザイナーとされ、広告やイベントの映像制作のほか YouTube で After Effects のチュートリアルを発信しています。

全 5 章の構成、制作の手順から感情とコンセプトの表現まで

CHAPTER 1「お仕事の現場 アニメーション制作 7 つのステップ」で仕事としての制作の流れを示し、CHAPTER 2「動かないテキスト動かす キーフレームのはなし」で動きの土台になるキーフレームを扱います。CHAPTER 3「おもいをつたえる テキストアニメーション 10」は、強調、柔かさ、すばやさ、ゆったり、あたたかさ、声を大にする、喜、怒、哀、楽という 10 のテーマを、文字の動きで表現する章です。

CHAPTER 4「コンセプトを活かす モーションデザインテクニック」は、「GRAND OPEN」や「NEW ARRIVAL」などの文言を題材にした 7 つのコンセプトの作例で、ベジェ曲線を使ったゆったりとした動き、アニメーターを使ったポップな動き、トランスフォームを使った広告用の動き、パスのトリミングを使ったアナログ感のある動き、モザイク模様を動かすグリッチ表現、流れる線を使ったかすれ文字、パスのアニメーションを使ったアイキャッチと、技法ごとに切り口が変わります。CHAPTER 5「テキストアニメーションのための 役立ち情報プラス」は、After Effects のおすすめ初期設定、縦長動画のコンポジションの作り方、完成動画のデータのまとめ方、タイムラインを動画ファイルとして保存する方法、キーボードショートカット、素材サイトの紹介で締めくくられます。

キーフレームとイージング、文字の動きが印象を決める仕組み

After Effects のアニメーションは、時間軸上の点に位置や大きさ、不透明度といった値を記録するキーフレームの組み合わせでできています。同じ 2 点を結ぶ動きでも、途中の速度の変化、いわゆるイージングをどう付けるかで、柔らかく見えるか、鋭く見えるか、慌ただしく見えるかが大きく変わります。グラフエディターでベジェのハンドルを操作して加速と減速を作り込む作業は、文字を読ませる映像では特に効きます。動きが速すぎれば読み切れず、遅すぎれば間延びするため、文字数や表示時間との釣り合いを 1 フレーム単位で詰める必要があるからです。本書は CHAPTER 2 でキーフレームを扱ったうえで、CHAPTER 3 で強調やすばやさ、ゆったりといったテーマごとの動きを並べています。

テキストに固有の仕組みとしては、文字単位や単語単位で値をずらして適用できるテキストアニメーターがあり、1 文字ずつ時間差で現れる動きや、波打つような動きを少ない手数で作れます。シェイプレイヤーのパスのトリミングは線が描かれていく様子を表す定番の手段で、手書き風の演出やアイキャッチに使われます。こうした機能は名前を知っているだけでは組み合わせ方が見えにくく、完成した作例のプロジェクトファイルを開いて、どのレイヤーにどの値が入っているかを確かめる学び方が向いています。

After Effects の基本操作を覚えた人が文字演出を広げる一冊

本書は「はじめに」で基礎的な内容から発展的な表現まで幅広く紹介すると述べつつ、テキストアニメーションに特化した内容を中心にすると位置づけています。レイヤーやコンポジションの作り方から After Effects を学び始めたい人には、操作全般を順に追う入門書を先に一冊通すほうが進めやすく、映像全体のカット構成や色の設計を学びたい人にも主題が合いません。動画の解説と紙面を行き来しながら学ぶ形は、YouTube と本の合わせ技 を意識して学びたい人と相性のよい形です。

SNS 向けの縦長動画や広告、イベントの映像で、テロップやタイトルの見せ方に手応えを持てずにいるモーションデザイナーや映像制作者にとって、21 本の作例を動画とプロジェクトファイルで分解しながら再現できる本書は、文字演出の引き出しを増やすための確かな足場になります。

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