いつもの作業を自動化したい人の Excel VBA1 冊目の本
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なぜ注目されているか
書籍紹介
Excel VBA は仕事のあり方を変えてしまうカンタンなマクロ言語。Excel に働いてもらおう! その作業、ほったらかしでも、寝てても終わります!
技書の森解説
『いつもの作業を自動化したい人の Excel VBA 1 冊目の本』 (大村あつし 著、技術評論社、2017 年 6 月刊) は、VBA の基本ルールから VBA 関数、仕事で使うマクロの例までを解説する本です。版元の概要では、Excel VBA をゼロから学ぶ入門者と学び直す再入門者向けの本と案内し、VBA で仕事を楽にしたい人、VBA とマクロで何ができるのかを知りたい人、最初の 1 冊を探している人に勧めています。版元の著者紹介によると、大村あつしは Excel VBA の解説書を数多く書いてきたテクニカルライターで、Microsoft Office のコミュニティサイト「moug.net」を立ち上げ、資格「VBA エキスパート」を創設しました。
マクロの記録から実務の 20 のマクロまで、全 10 章の構成
第 1 章「マクロで仕事を、そして人生を変えた人たち」は、マクロと VBA の違いと、マクロを覚えて仕事が変わった人の例です。第 2 章はマクロの記録、マクロを含むブックの保存と開き方、Visual Basic Editor での編集と実行、ボタンとショートカットキーへの登録を扱い、第 3 章は VBE の標準モジュール、自動メンバー表示などの入力の補助、書いている途中と実行したときのエラーへの対処を扱います。第 4 章は VBA の基本文法で、オブジェクト、メソッド、プロパティ、コレクションを順に説明し、マクロの記録の限界にも触れます。第 5 章はセルの選択、Offset と Resize によるセル範囲の移動と大きさの変更、CurrentRegion と End プロパティによる表の範囲の操作です。
第 6 章は変数と For...Next による繰り返し、第 7 章は If...Then...Else による条件分岐と And / Or、With ステートメント、重複データを削除するマクロ、第 8 章は MsgBox と InputBox による対話型のマクロ、第 9 章は文字列の取り出しと検索と置換、日付と時刻の取り出し、IsDate や IsNumeric による判定といった VBA 関数です。第 10 章「今日から早速実務に使ってほしい 20 のマクロ」は、確認のメッセージを出さずにブックを閉じる、数式を値に変換する、空白のセルを含む行をまとめて削除する、2 枚のシートを比べて片方にしか無い行を抜き出す、といった用例を並べています。
マクロの記録の限界と、オブジェクトとプロパティの文法
Excel のマクロの記録は、画面で行った操作をそのまま VBA のコードに書き出す機能で、第 4 章はその限界にも触れます。VBA では、ブックやシートやセルをオブジェクトとして扱い、その動作であるメソッドと、色や値のような特徴であるプロパティを指定して命令を組み立てます。第 5 章の CurrentRegion は指定したセルを囲む連続したデータの範囲を返し、End プロパティは表の端のセルを返します。
第 6 章の変数と繰り返し、第 7 章の条件分岐
VBA の 変数 は、セルの値や行の番号を一時的に持っておく入れ物で、第 6 章は Dim による宣言と For...Next による繰り返しを扱います。表の 1 行目から最終行までを ループ で 1 行ずつ調べ、If で条件に合う行だけを処理する形は第 7 章の条件分岐で扱い、重複データを削除するマクロはカウンター変数を減らしながら回す形を取り上げています。本書は、マクロの記録と VBE の使い方、VBA の基本文法、セルと表の操作、変数と繰り返しと条件分岐、対話型のマクロ、VBA 関数、実務の 20 のマクロを全 10 章に収めています。
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