リーン開発の現場(リーン カイハツ ノ ゲンバ)
カンバンによる大規模プロジェクトの運営
- 著者:
- ヘンリック・クニバーグ/角谷信太郎(クニバーグ,ヘンリック/カクタニ,シンタロウ)
- 出版社:
- オーム社
- 出版日:
- 2013年10月
- ISBN:
- 9784274069321
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
官公庁の大規模システム開発における、カンバンシステムを軸にしたプロジェクト進行の様子を、著者の経験に基づいて描写。「リーンソフトウェア開発」を現場でどのように適用するかを直裁的に解説しています。
技書の森解説
アジャイルの理論書は数多くありますが、 60 人規模のチームでカンバンをどう回したかを一人称で綴った現場レポートは稀です。著者のヘンリック・クニバーグは Spotify のアジャイルコーチとしても知られる人物で、本書ではスウェーデン警察のプロジェクトでリーンとカンバンを実践した経験を、成功も失敗も含めて率直に記録しています。原書は "Lean from the Trenches" (2011 年刊) です。
本書の価値は、カンバンボードの設計、 WIP 制限の決め方、複数チーム間の同期手法、テスト戦略との統合など、「やってみたらこうなった」という具体的な判断の積み重ねにあります。抽象的な原則を掲げるのではなく、日々の運用で何を変え、何を変えなかったかを時系列で追えるため、自分のチームに取り入れる際のヒントが得やすい構成です。
薄い本ですが密度は高く、読了後にすぐ自分の現場で試せるアイデアが散りばめられています。スクラムを試したが合わなかった、あるいはスクラムの次に何を取り入れるか迷っているチームにとって、カンバンという選択肢の実像を知るための一冊です。
言及 Qiita 記事 (10 件)
TDDの導入とエンドツーエンドテスト自動化の実践まとめ
♡ 137TDD, Capybara, Turnip, gherkin, e2eSREとDevOpsのおすすめ書籍まとめ
♡ 116devops, SRE非ウォーターフォール型開発(プロトタイプ型、スパイラル型、アジャイル型)をざっくり理解する
♡ 108アジャイル, 開発プロセス, プロジェクトマネジメントE2E テスト自動化ツールをざっと調べたまとめ
♡ 78テスト, e2eリーンカンバンやってみた
♡ 25アジャイル, リーン, カンバン, スクラム「それはあなたの感想ですね」を封印する - 職種横断チームでの価値判断基準と戦略擦り合わせ術
♡ 21プロダクトマネジメント, 価値観, 判断根拠QCon2014: リーン開発の現場
♡ 14lean, QConQiita Conference 2022 予習
♡ 3Qiita, 予習, 小川メソッド, DoCAP, CountdownCalendar2022アジャイル開発手法一覧と教科書的な本
♡ 1アジャイル, 開発手法今年読んだ書籍の読書記録【2022年版】
♡ 0技術書, 書籍
言及 Zenn 記事 (1 件)
この本に興味がある方におすすめ
この本に関連
関連記事
チーム開発・マネジメント本ガイド - 技術リーダーが読むべき本
チーム開発、1on1、技術マネジメントを学べる技術書の選び方を紹介。メンバー時代からマネージャーまで、段階別の読書ロードマップを解説します。
有名プログラマの読書習慣 - 天才たちは何を読んできたのか
リーナス・トーバルズ、まつもとゆきひろ、ビル・ゲイツなど、著名なプログラマたちの読書習慣と愛読書を紹介します。天才たちの読書スタイルから学べることとは。
エンジニアが最初に読むべき技術書 5 冊の選び方 - ジャンル配分が鍵
新人エンジニアやキャリアチェンジ組が最初に読むべき技術書のジャンル配分と、言語・設計・運用・CS 基礎・ソフトスキルの 5 冊を選ぶチェックリストを紹介。