CLIP STUDIO PAINT トレーニングブック
クリップ スタジオ ペイント トレーニング ブック
PRO / EX 対応
なぜ注目されているか
技書の森解説
『CLIP STUDIO PAINT トレーニングブック』 (サイドランチ 著、ソーテック社、2018 年 6 月刊) は、CLIP STUDIO PAINT の PRO と EX に対応した操作の練習帳で、版元の紹介には「これから始める人のクリスタ練習帳」とあります。まえがきは、イラストを描くための一通りの機能を迷わず使えるようにする構成を目指したと書いています。国立国会図書館の書誌では、作画は亀小屋サト、界さけ、柳和孝、田嶋陸斗と記録されています。
Level 0〜5 の構成、基本操作から CMYK の書き出しまで
本書の章は Level 0 から Level 5 までです。Level 0「CLIP STUDIO PAINT の基本操作」はワークスペース、新規キャンバス、保存と書き出し、パレット、レイヤーの作成と管理、選択範囲、変形、素材の使い方を扱います。Level 1「描画の基本」はブラシツールの基本設定、描画色の選択とスポイト、消しゴムと透明色、塗りつぶし、グラデーション、下地と混ぜながら塗る操作です。その後は Level 2「線画のテクニック」、Level 3「彩色のテクニック」、Level 4「加工のテクニック」と進み、Level 5「覚えておきたい機能」で文字入れ、カスタムブラシ、パターン素材、トンボ付きのキャンバス、クイックアクセスのパレット、サブビューでの参考画像の表示、CMYK 画像の書き出しを扱います。まえがきは、最初から順に読む使い方と、目次や索引から機能を逆引きする使い方の両方を挙げています。まえがきは、グラフィックソフトに慣れていれば直感的に使える部分が多い一方で、初心者は迷うところがあると書き、例としてレイヤーの作成の方法と種類の多さを挙げています。
ベクターレイヤーと手ブレ補正、線画を清書する工程
CLIP STUDIO PAINT のベクターレイヤーは線を制御点のつながりとして保持するレイヤーで、描いた後に線の位置や太さ、曲がり具合を編集できます。Level 2 は清書しやすい下描き、線のふるえを抑える設定、好みのペンツールの作成、アナログ線画のスキャンから始まり、ベクターレイヤー、ベクター用消しゴム、ベクター画像の位置や大きさの変更と線の編集、図形ツール、連続曲線によるパスの曲線へと進みます。
合成モードとレイヤーマスク、塗りと加工の非破壊編集
合成モードは、上のレイヤーの色を下の色とどう計算して混ぜるかを決める設定です。Level 3 は下塗りからはみ出さずに塗る方法、線画や塗りの色の変更、キャラクターの下地とフチから始まり、アニメ塗り、水彩風、厚塗りの 3 通りで下地となじませる節、合成モード、影、スクリーン、加算、グロー効果、テクスチャまでを扱います。Level 4 のレイヤーマスクと色調補正レイヤーは、画素を直接書き換えずに、隠す範囲や色の補正量を調整するレイヤーです。Level 4 にはほかに、ぼかしとシャープ、線画修正フィルター、選択範囲レイヤーとクイックマスク、メッシュ変形で服の模様を作る節があります。ブラシと色の選び方から、線画、彩色、加工、印刷向けの CMYK の書き出しまで、イラスト制作で使う CLIP STUDIO PAINT の機能を、本書は Level 0 から Level 5 までの章に収めています。
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