情報セキュリティ初級公式問題集

ジョウホウ セキュリティ ショキュウ コウシキ モンダイシュウ

情報セキュリティ初級公式問題集の表紙
資格 / 検定
著者:
全日本情報学習振興協会(ゼンニホン ジョウホウ ガクシュウ シンコウ キョウカ)
出版社:
全日本情報学習振興協会
出版日:
2016年09月
ISBN:
9784803009385
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
セキュリティ情報セキュリティ資格試験問題集初級学習参考書過去問解説合格対策セキュリティ基礎

なぜ注目されているか

言及数
872位
総合1203位 ↑ 1 ランクアップ 言及 2 件

書籍紹介

合格に向けた必携書。過去に出題された問題を精選。丁寧な解説で理解度アップ。

技書の森解説

全日本情報学習振興協会が主催する初級の情報セキュリティ認定試験に向けて、同協会が自ら発行した問題集が『情報セキュリティ初級公式問題集』です。刊行は 2016 年で、発行は全日本情報学習振興協会、発売は泰文堂です。楽天ブックスの書誌の紹介文は、本書を「合格に向けた必携書。過去に出題された問題を精選。丁寧な解説で理解度アップ。」と説明しています。受験を決めた人が、本番の問われ方に慣れるための演習書という位置づけです。

試験名の変更と初級の出題範囲、2026 年 10 月時点の案内

試験そのものは本書の刊行後に名称が変わっています。主催団体の試験案内によると、2026 年 2 月度試験から、試験名は「情報セキュリティ (管理士 / 初級) 認定試験」から「情報・サイバーセキュリティ (管理士 / 初級) 認定試験」へ変更され、追加項目として「サイバーセキュリティ総論、サイバー攻撃の種類とその手法、WEB セキュリティとネットワーク防御技術、クラウド / モバイル / IoT のセキュリティ、インシデント対応とフォレンジック」が示されています。2026 年 10 月時点の案内では、初級の概要範囲は「Ⅰ.情報セキュリティ総論、II.脅威と情報セキュリティ対策、III .サイバーセキュリティ対策、Ⅳ.コンピュータの一般知識」で、問題数と試験時間は 80 問 / 60 分、合格基準は 70% 以上の得点 (問題の難易度により調整あり) です。2016 年刊の本書は、この追加項目が示されるより前に刊行された問題集です。

職場の情報セキュリティの基礎を、問題演習で確かめる意味

職場で求められる 情報セキュリティ の基礎は、暗号の数理や攻撃の実技よりも、情報資産を機密性、完全性、可用性の観点で守るという考え方と、誤送信や紛失、なりすましのメールのような日常の業務で起こる脅威への対処にあります。主催団体も初級を一般従業員 / 管理部門向けと位置づけ、情報資産とリスク管理、人的 / 技術的脅威、SNS やモバイルの安全利用、マルウェアやサイバー攻撃、関連法規と PC の基礎知識を幅広く問う試験と説明しています。選択式の問題を解いて解説を読む学習は、テキストの通読を補います。

なお、主催団体の参考図書の案内には、同名の「情報セキュリティ初級 公式問題集」が ChapterI の情報セキュリティ総論から ChapterIV のコンピューターの一般知識までの構成で掲載されています。

2016 年刊の問題集を選ぶ前に確かめたい点

関連法規の問題は、法令の改正によって正答が変わり得る分野です。本書の問題は 2016 年の刊行時点の内容を前提にしているため、法令の分野と、2026 年 2 月度から加わったサイバーセキュリティの項目は、新しい資料で補う必要があります。主催団体の参考図書の案内には、問題集のほかに佐藤 京子 著の公認テキストと、技術評論社の『最短突破 情報セキュリティ初級認定試験 公式テキスト』 (五十嵐 聡 著) が載っており、体系的な理解はテキストで、出題の型の確認は問題集で、と役割を分けて使えます。資格の参考書と技術書の組み合わせ方は、IT 資格の参考書と技術書の使い分け でも整理しています。

攻撃の手法やネットワークの防御を技術者として深く学びたい人には、本書は目的が合いません。一方で、会社から受験を勧められた事務系や営業系の人、情報セキュリティの基礎を短い時間で確かめたい人が、主催団体の問題で問われ方をつかみ、手元のテキストの理解を点検するための一冊です。

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