デジタルイラストの「線画」描き方事典

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CLIP STUDIO PAINT PRO/EX で描く! 線にこだわる作画テクニック 93

デジタルイラストの「線画」描き方事典の表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
株式会社レミック / うみぼうず / FBC / gs / 朱里 / しわ(カブシキガイシャレミック / ウミボウズ / エフビーシー / ギス / シュリ / シワ)
出版社:
SB クリエイティブ
出版日:
2023年05月31日
ISBN:
9784815615727
在庫:
在庫あり
3(2 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
CGデザイン・グラフィックスデジタルイラスト CLIP_STUDIO_PAINT線画デジタルペイントイラストレーショングラフィックデザインデジタルアーティストブラシワーキングタイムラプス

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書籍紹介

【たちまち大重版!】
【累計 36 万部突破のデジタルイラスト描き方事典シリーズから、一枚絵のための線画技法書が登場!】

一枚絵を描くとき、線画をどのように描き進めるか。実力派イラストレーター 10 名の線画技法を事典形式で解説します。
CLIP STUDIO PAINT PRO/EX を使って一枚絵を描くときの線画の描き方が一気につかめる一冊です。

●いろいろな線画の描き方がまるごとわかる!
・事典形式なので、部位ごとの描き進め方がしっかりわかります。

・どんなブラシを使って線を引いているのか。ブラシ設定も含めて具体的に紹介します。

・絵師ごとの線のノウハウを掲載。絵師の考え方と、すぐに使える試せる知識が手に入ります。

・線画の工程だけでなく、ラフの工程から解説。絵作りの始め方も学べます。

・塗り・仕上げの工程は、線に関連するテクニックに厳選して掲載。線を活かした描き込みや加工が理解できます。

・特典は、線画 CLIP ファイル、塗りのレイヤーまで付いた CLIP ファイル、線画のタイムラプス動画、カスタムブラシなど。

●参加イラストレーター (50 音順)
うみぼうず、FBC、gs、朱里、しわ、チェリ子、梵辛、牧茶、モカ、らうと

●目次

01 しわのペン線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 顔 / 目 / 体 / 水着 / 腕・足 / 髪 / その他のパーツ / 塗りのコツ

02 モカの鉛筆線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 髪 / 顔 / 目 / 服 / 手・足 / 植物 / 線の調整 / 塗りのコツ

03 チェリ子の水彩ペン線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 顔 / 目 / 服・体 / 髪 / 小物 / 線の調整 / 塗りのコツ

04 牧茶のアニメ線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 顔・目 / 体・服 / 髪 / 塗りのコツ

05 梵辛のマンガ線画 線のノウハウ / 準備 / アイデアスケッチ / ラフ / メイン部分 / メイン以外 / 描き込み

06 朱里のシャーペン線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 目 / 顔まわり / 体・水着 / 髪 / 塗りのコツ

07 gs のラフ風線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 顔・目 / 髪 / 体・服 / 小物 / 塗りのコツ

08 らうとのカスレペン線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 目 / 顔 / 体・水着 / 髪 / 小物 / 塗りのコツ

09 FBC の削り出し太線画 線のノウハウ / 準備 / キャラクターデザイン / 構図決め / ラフ / 顔 / 体・服 / 髪 / 小物 / 描き込み / 塗りのコツ

10 うみぼうずの塗り線画 線のノウハウ / 準備 / ラフ / 下描き / 目 / 顔 / 髪 / 体 / 服 / その他のパーツ / 塗りのコツ

技書の森解説

線画をどう描き進めるかは、描く人の数だけ答えがあります。『デジタルイラストの「線画」描き方事典』 (株式会社レミック 著、SB クリエイティブ (NEXT CREATOR)、2023 年 5 月発売) は、10 名のイラストレーターが一枚絵の線画を描く工程を、ラフから目や髪、体といった部位ごとの描き進め方まで事典形式で並べた技法書です。副題は「CLIP STUDIO PAINT PRO/EX で描く! 線にこだわる作画テクニック 93」で、CLIP STUDIO PAINT の PRO と EX で描くことを前提にした本です。どのブラシをどんな設定で使って線を引いているのかまで具体的に示されるため、自分の線画に取り入れられる手法を、複数の描き手の実例から探したい人に向いた一冊です。

10 名の線画を 1 章ずつ、ラフから塗りのコツまで

本文は 10 の章に分かれ、1 章を 1 人のイラストレーターが担当します。章題はしわのペン線画、モカの鉛筆線画、チェリ子の水彩ペン線画、牧茶のアニメ線画、梵辛のマンガ線画、朱里のシャーペン線画、gs のラフ風線画、らうとのカスレペン線画、FBC の削り出し太線画、うみぼうずの塗り線画で、線のタッチの違いがそのまま章の違いになっています。どの章も線のノウハウと準備の項目から始まり、ラフを経て顔、目、髪、体、服、小物といった部位の項目へ進みます。梵辛のマンガ線画を除く 9 つの章は塗りのコツの項目で終わり、梵辛の章は描き込みで締めくくられます。FBC の章にはキャラクターデザインと構図決め、うみぼうずの章には下描きの項目もあります。版元は、塗りと仕上げの工程については線に関連するテクニックに絞って掲載していると説明しており、線を活かした描き込みや加工の考え方まで含めて追えます。

線の強弱とブラシ設定が絵の印象を決める理由

デジタルの線画で絵の印象を大きく左右するのは、線の太さの変化と線の端の処理です。輪郭を太く、内側の細部を細く引けば形のまとまりと奥行きが出やすく、線の入りと抜きを細くすると線が硬く見えにくくなります。デジタルではこうした変化を筆圧と、ブラシの太さや不透明度、手ぶれ補正の設定で作るため、同じ手の動きでもブラシの設定が違えば別の線になります。本書は描き手ごとにブラシとその設定を示しています。また CLIP STUDIO PAINT には、描いたあとから線の太さや形を調整できるベクターレイヤーがあり、レイヤーの分け方も線画の進め方を左右します。版元の紹介では、部位ごとの解説の中でブラシタッチのポイントやレイヤー構造が順序よく分かる作りとされています。

特典の CLIP ファイルとタイムラプス動画で手順を確かめる

版元の案内によると、特典として線画の CLIP ファイル、塗りのレイヤーまで付いた CLIP ファイル、線画のタイムラプス動画、カスタムブラシなどが用意されており、詳細記事では線画ファイルの CLIP 形式と PSD 形式、レイヤー分けした完成イラストの CLIP ファイルが挙げられています。紙面で手順とコツを読み、動画で線を引く順序と速さを見て、実際のファイルでレイヤーの分け方を確かめるという組み合わせができます。文章と図で考え方を押さえ、動きは映像で補うという分担は、技術書と動画教材の使い分け で整理されている学び方とも重なります。

線画を引き出しとして増やしたい人に向く一冊

技法書には、ソフトの設定を手順として示す道具寄りの本と、構図や配色の原則を説く本があります。本書は前者に近く、特定のソフトとブラシ設定に根ざした実例集です。そのため CLIP STUDIO PAINT 以外のソフトで描いている人は、ブラシの設定をそのまま移せない点を見込んでおく必要があります。また版元の案内は線画とその周辺の工程に絞られており、塗りの技法を一から体系立てて学びたい場合は、塗りを主題にした本を別に用意するほうが目的に近づきます。

一方、線画の段階で絵の印象が決まりきらないと感じている人や、自分の線とは違うタッチを試して表現の幅を広げたい人にとって、本書は 10 通りの線画の進め方とブラシ設定を並べて見比べられる一冊です。気になる描き手の章から開き、特典のブラシとファイルで同じ線を引いてみるところから始められます。

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