働き方 5.0(ハタラキカタゴーテンゼロ)
これからの世界をつくる仲間たちへ
エンジニアのキャリア・思考- 著者:
- 落合 陽一(オチアイ ヨウイチ)
- 出版社:
- 小学館
- 出版日:
- 2020年06月03日頃
- ISBN:
- 9784098253715
- シリーズ:
- 小学館新書
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
「社会の前提」は、すべて変わった。
「コロナ」によって、社会の前提がすべて変わった。
2020 年、我々の「働き方」は大変革を迫られた。
リモートワークによって使える人的・時間的リソースが限られる中で、「やるべき仕事」が自ずと抽出されてきた。無駄な会議、出なくてもいいミーティングは排除され、ビジネスチャットやビデオ会議などテクノロジーで解決できることはそれに任せることが増えてきた。そして、「リモートワークのみで済む人材」への置き換えも始まりつつある。
では、「人間がやるべき仕事とは何か」──コンピュータや AI が進化した今、私たちはこの命題に直面している。ウィズコロナ、そしてポストコロナの世界では、それがいっそう問われることになる。
機械では代替できない能力を持つ人材=「クリエイティブ・クラス」として生きていくには、社会とどう向き合うべきなのか。
落合陽一氏のロングセラー『これからの世界をつくる仲間たちへ』をアップデートして新書化。
新書版まえがき/今こそ「未来の働き方」を共有したい
プロローグ/「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか
第一章/人はやがてロボットとして生きる?
第二章/いまを戦うために知るべき「時代性」
第三章/「天才」ではない、「変態」だ
エピローグ/エジソンはメディアアーティストだと思う
新書版あとがき/新しい自然を創りたい
技書の森解説
本書には前史があります。ロングセラーとして読み継がれてきた落合陽一氏の単行本『これからの世界をつくる仲間たちへ』。その内容を 2020 年の状況を踏まえて更新し、小学館新書として出し直したのが本書です。リモートワークへの強制移行で無駄な会議が削ぎ落とされ、テクノロジーに任せられる仕事とそうでない仕事の線引きがあらわになった時期に、「では人間がやるべき仕事とは何か」という問いを正面から立て直しています。
議論の軸になるのは、機械では代替できない能力を持つ人材、いわゆるクリエイティブ・クラスとして生きるための条件です。プロローグの「魔法をかける人になるか、魔法をかけられる人になるか」という対比が全体を貫き、時代性をどう読むか、専門性をどう尖らせるかが章を追って展開されます。技術書ではなく思想寄りの読み物なので、プログラミングなどの前提知識は不要です。一方で、具体的なスキル習得のハウツーを期待すると肩透かしを受けます。読者に返されるのは方法ではなく問いです。
自分の仕事はあと何年、人間である必要があるのか。この問いに向き合わされる感覚こそ本書の価値であり、キャリアの節目にいる社会人や、これから職業を選ぶ学生が新書 1 冊分の時間で読み切れる分量にまとまっている点も、原著単行本にはない利点です。
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