情報経済の鉄則 ネットワーク型経済を生き抜くための戦略ガイド
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- 著者:
- カール・シャピロ / ハル・ヴァリアン / 大野 一(カールシャピロ / ハルヴァリアン / オオノハジメ)
- 注目:
- 総合 1667 位
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2018年02月25日頃
- ISBN:
- 9784822255572
- シリーズ:
- 日経 BP クラシックス
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
広告オークションの設計やクリエ予測などで
Googl を世界一にしたスーパー経済学者で、
現在、Googl チーフエコノミストである
ハル・ヴァリアンらが 1999 年に刊行したネットワーク型経済を読み解く不朽の名著。
日経 BP クラシックス 21 タイトル目として新訳で待望の復刊。
シュンペーター『資本主義、社会主義、民主主義』に匹敵する衝撃の書。
●「実に素晴らしい本だ。インターネットの時代に経済原理をどう応用すればいいのか、生きた実例を挙げて平易な言葉で教えてくれる」--アンドリュー・グローブ
●「情報経済という新たな世界に飛び込みたい人へ。
本書の鉄則に従えば、成功の確率が格段に高まる」--ジェフ・ベゾス
「乗り換えコストとロックイン」「正のフィードバック」「規格化と標準化」など、
ネットワーク型経済、デジタル経済を特徴づける事象を具体的な事例をもとに経済学的に位置づける。
巻末の解説は琴坂将広・應義塾大学総合政策学部准教授
第 1 章 情報経済
第 2 章 情報に値段をつける
第 3 章 バージョン化ーー情報財に複数のバージョンをつくる
第 4 章 知的財産権の管理
第 5 章 ロックインーー囲い込みを理解する
第 6 章 ロックインを操作する
第 7 章 ネットワークと正のフィードバック
第 8 章 協力と互換性
第 9 章 標準化戦争に突入する
第 10 章 情報政策
技書の森解説
『情報経済の鉄則 ネットワーク型経済を生き抜くための戦略ガイド』 (カール・シャピロ、ハル・ヴァリアン 著、大野 一 訳、日経 BP (日経 BP クラシックス)、2018 年 2 月 25 日発売) は、原書 Information Rules の日本語版です。乗り換えコストとロックイン、正のフィードバック、規格化と標準化といった、ネットワーク型経済やデジタル経済を特徴づける事象を、具体的な事例をもとに経済学的に位置づけます。版元は、1999 年に刊行された原書を新訳で復刊したものと案内しており、巻末には刊行時に慶應義塾大学総合政策学部准教授だった琴坂将広による解説が付きます。
全 10 章の構成、情報に値段をつける話から情報政策まで
目次は第 1 章「情報経済」で始まり、第 2 章「情報に値段をつける」が続きます。第 3 章は情報財に複数のバージョンをつくるバージョン化、第 4 章は「知的財産権の管理」です。第 5 章で囲い込みとしてのロックインを理解し、第 6 章「ロックインを操作する」でその使い方へ進みます。第 7 章「ネットワークと正のフィードバック」、第 8 章「協力と互換性」、第 9 章「標準化戦争に突入する」と続き、最後の第 10 章が「情報政策」です。
ロックインと正のフィードバック、情報財の経済学の基本概念
情報財は、最初の 1 部を作るまでの費用が大きく、そこから先の複製の費用が小さいという費用の構造を持ちます。製造原価を積み上げて価格を決める方法がそのままでは使えないため、同じ中身を機能や提供の速さの違う複数の版に分け、支払う意思の異なる買い手に別々の価格で届けるバージョン化が値付けの手段になります。ロックインは、利用者が別の製品へ移るときに、データの移し替えや操作の覚え直し、契約の解除といった乗り換えコストがかかる状態を指します。正のフィードバックは、利用者の増加が 1 人あたりの価値を高め、その価値がさらに利用者を呼ぶ循環で、市場が 1 つの規格に寄っていく力として働きます。互換性を他社と共有して市場そのものを広げるか、独自の規格で争うかという選択は、互換性と標準化を章題に掲げる第 8 章と第 9 章の領域です。
反トラスト政策とミクロ経済学の 2 名による 1999 年の原書
刊行時の版元の著者紹介では、カール・シャピロはカリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクール教授兼経済学部教授で、専門はビジネス戦略です。1995 年から 1996 年と 2011 年から 2012 年に司法省反トラスト局の司法副次官補を務めました。ハル・ヴァリアンは 2007 年からグーグルのチーフエコノミストで、2002 年からコンサルタントとして広告オークションの構築に従事し、専門はミクロ経済学と情報経済学、著書に『入門ミクロ経済学』があります。版元の紹介には、アンドリュー・グローブとジェフ・ベゾスの推薦の言葉が引かれています。原書は 1999 年の刊行で、事例はその時点までの産業から取られています。古典を手に取る意味は 技術書の古典を読む意味 で、手順ではなく原理を扱う本の条件は 10 年読み継がれる技術書の条件 で整理しています。目次は値付け、ロックイン、正のフィードバック、標準化を章ごとに追い、巻末に解説の付く新訳です。
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