留学生のための IT テキスト

リュウガクセイノタメノアイティテキスト

留学生のための IT テキストの表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
森 由紀 / 平井 智子 / 久保田 学(モリユキ / ヒライトモコ / クボタマナブ)
出版社:
日経 BP
出版日:
2019年03月29日頃
ISBN:
9784822286149
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
日本語学習留学生向け基本 IT スキルビジネス文書作成表計算関数グラフ作成日本語ルビ付き日本文化就職準備

なぜ注目されているか

総合1669位

書籍紹介

近年、日本の大学、専門学校に留学に来ている国外からの学生が増えています。その場合、まず 1〜2 年間ほど日本語の勉強をしたのち、さらに専門的な知識やスキルを身に着けるために、専門学校や大学に入学するというパスをたどることが多いそうです。このとき十分に日本語が身についていない段階で専門的な教育に入ってしまうために、通常の日本語のテキストでは使いにくく、学校側がテキストに独自にルビを振って対応しているという状況があります。
本書はそうした日本語にまだ十分慣れていない留学生向けの IT スキルのテキストとして、漢字にルビを振ったテキストとして企画したものです。漢字表記とカタカナ表記にルビを振っており、ひらがな表記以外の読みを苦手とする留学生に最適です。しかも日本文化に関する文書や就職活動の際に使用する文書を作成してみることで、日本での就職に役立つ知識を身に付けながら、IT スキルを習得できるようになっています。

第 1 章 基本操作と文字の入力

第 2 章 ビジネス文書の作成

第 3 章 表の作成と編集

第 4 章 オブジェクトの挿入

第 5 章 基本操作と表の作成

第 6 章 計算式と関数

第 7 章 グラフ

第 8 章 関数の活用

第 9 章 プレゼンテーションの作成

第 10 章 プレゼンテーションのデザイン

第 11 章 コンピュータ概論

技書の森解説

日本語を学びながら専門学校や大学で IT スキルを身に付ける留学生に向けて、漢字表記とカタカナ表記にルビを振って作られたテキストです。『留学生のための IT テキスト』 (森 由紀、平井 智子 著、久保田 学 監修、日経 BP、2019 年 3 月 29 日発売) には、国立国会図書館の書誌で「日本での就活に役立つサンプルで学習」という副題が付いています。版元の紹介文は、本書を「ひらがな表記以外の読みを苦手とする留学生に最適です」と案内しています。

ルビ付きの紙面が企画された留学生教育の事情

紹介文によると、日本の大学や専門学校に来た留学生は、まず 1 年から 2 年ほど日本語を勉強したのち、専門的な知識やスキルを身に着けるために専門学校や大学に入学する経路をたどることが多いとされます。紹介文は、十分に日本語が身についていない段階で専門教育に入るため、通常の日本語のテキストでは使いにくく、学校側がテキストに独自にルビを振って対応している状況があると述べています。本書はこうした留学生向けの IT スキルのテキストとして企画されたもので、日本文化に関する文書や就職活動の際に使用する文書を作成しながら、日本での就職に役立つ知識と IT スキルの両方を身に付ける構成だと紹介文は説明しています。

全 11 章の構成、文書と表計算とプレゼンテーション

目次は全 11 章です。第 1 章「基本操作と文字の入力」、第 2 章「ビジネス文書の作成」、第 3 章「表の作成と編集」、第 4 章「オブジェクトの挿入」と進み、第 5 章「基本操作と表の作成」で再び基本操作から入って、第 6 章「計算式と関数」、第 7 章「グラフ」、第 8 章「関数の活用」が続きます。第 9 章「プレゼンテーションの作成」と第 10 章「プレゼンテーションのデザイン」のあと、最後の第 11 章が「コンピュータ概論」です。第 1 章から第 4 章は文書、第 5 章から第 8 章は表と計算式とグラフ、第 9 章と第 10 章はプレゼンテーションの章題で、第 1 章と第 5 章は基本操作の章題で始まります。第 11 章「コンピュータ概論」は、コンピューターサイエンス の入門にあたる題です。

日本語入力とビジネス文書の型の技術背景

日本語の文字入力は、ローマ字やかなで読みを打ち込み、かな漢字変換の候補から漢字を選ぶ仕組みです。請求書 (せいきゅうしょ) のように読みが分からない語は、かな漢字変換で入力しにくくなります。カタカナ語も、プレゼンテーションやオブジェクトのように英語に由来する語が多い一方で、日本語の発音に寄せた表記のため、元の英単語から読みを推測しにくい場合があります。さらに日本のビジネス文書には、頭語と結語、時候のあいさつ、前付けと本文と記書きといった型があり、ソフトの操作とは別に身に付ける事柄です。

版元が挙げる読者は、日本語にまだ十分慣れていない留学生です。文書、表と計算式、グラフ、プレゼンテーションの操作を全 11 章で順に扱い、題材に日本文化や就職活動の文書を使う点で、日本での就職を見据えて IT スキルを学ぶ留学生のために企画されたテキストです。

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