Windows/Mac/UNIXすべてで20年動くプログラムはどう書くべきかの表紙

Windows / Mac / UNIX すべてで 20 年動くプログラムはどう書くべきか(ウインドウズ マック ユニックス スベテ デ ニジュウネン ウゴク プログ)

一度書けばどこでも、ずっと使えるプログラムを待ち望

著者:
松浦智之/ユニバーサル・シェル・プログラミング研究(マツウラ,トモユキ/ユニバーサル シェル プログラミング ケンキュウジ)
出版社:
シーアンドアール研究所
出版日:
2016年11月
ISBN:
9784863542099
在庫:
在庫あり
★★★☆☆3(2 件)
中級者向け
UNIXOSMacintoshWindowsプログラミングPOSIXクロスプラットフォームシステムプログラミングコンピュータアーキテクチャソフトウェア開発

なぜ注目されているか

言及数
888
総合
1560
3 ランクダウン3 件の言及

書籍紹介

「いつでも、どこでも、すぐおいしい」を実現する POSIX 原理主義解説書。

技書の森解説

OS が変わるたびにスクリプトが動かなくなる。 bash 固有の記法に依存したコードが別環境で壊れる。こうした移植性の悩みに対し、本書は「 POSIX の範囲だけで書く」という徹底した原則でシェルスクリプトの設計を説きます。著者の松浦智之氏はユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の代表であり、 OS 間の差異を吸収する POSIX 原理主義を長年実践してきた人物です。

扱う題材は AWK 、 sed 、 tr といった標準コマンド群の「どの機能が POSIX で保証され、どこからが拡張か」の境界線です。 Bash や Zsh の便利な拡張をあえて封じ、/bin/sh と POSIX ユーティリティだけで処理を組み上げる方法論が具体例とともに示されます。一見すると制約だらけの窮屈な手法ですが、そこで書かれたコードは Windows (WSL / Cygwin) 、 macOS 、各種 Linux ディストリビューションを跨いで、メンテナンスなしに長期間動き続けるという実利があります。

対象読者は、シェルの基本操作をすでに覚えた中級者以上で、「環境を問わず配布できるスクリプトを書きたい」「自分のツールの寿命を延ばしたい」という動機を持つ人です。流行のツールチェインを追うのとは正反対の方向ですが、 POSIX という不変の規格に立脚するアプローチは、基盤が変わっても通用する設計判断力を養ってくれます。

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