フェイスブックの失墜の表紙

フェイスブックの失墜(フェイスブックノシッツイ)

その他
著者:
古田 大輔/シーラ・フレンケル/セシリア・カン/(株)アフロ/デザイン室 谷口/長尾 莉紗(フルタ ダイスケ/フレンケル シーラ/カン セシリア/アフロ/デザインシツ タニグチ/ナガオ リサ)
出版社:
早川書房
出版日:
2022年03月03日頃
ISBN:
9784152100948
在庫:
在庫あり
4(3 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
ソーシャルメディア企業経営データプライバシーフェイクニュースシリコンバレー企業文化リーダーシップスキャンダルテクノロジー倫理ビジネスの失敗

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書籍紹介

フェイスブックはなぜ個人情報を流出させたり、フェイクニュースを拡散させたりしてしまったのか。また創業者ザッカーバーグと COO のサンドバーグとの間には、どのような溝があったのか。関係者 400 人以上の証言をもとに、シリコンバレー最大の IT 企業の闇を描く。

技書の森解説

プラットフォームの障害対応やモデレーションの仕事に関わったことがある人ほど、巨大 SNS の意思決定がどこで歪むのかは切実な関心事のはずです。本書は、個人情報の流出や偽情報の拡散といった事件が「なぜ防げなかったのか」を、シーラ・フレンケル氏とセシリア・カン氏の両記者が内部関係者への大量の証言取材によって解き明かした調査報道です。邦訳は古田大輔氏、長尾莉紗氏らの手で 2022 年 3 月に早川書房から刊行されました。

物語の軸になるのは、創業者ザッカーバーグと COO サンドバーグという二人の経営者の関係です。成長を最優先する意思決定の構造、安全対策への投資が後回しにされる力学、そして危機のたびに繰り返される対外的な釈明と内部の実態のずれが、時系列で丹念に追跡されます。テクノロジーそのものより、組織とインセンティブの設計がいかに製品の振る舞いを決めるかという視点で読める構成です。

Web サービスの開発者や企画職が読めば、コンテンツ推薦やグロース施策が社会に与える副作用を自分ごととして考える素材になります。技術的な前提知識は不要で、企業ノンフィクションとして一気に読めるので、プラットフォーム規制の議論を追う入り口としても使えます。

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