起業家の表紙

起業家(キギョウカ)

その他
著者:
藤田 晋(フジタ ススム)
出版社:
幻冬舎
出版日:
2015年08月05日頃
ISBN:
9784344423787
シリーズ:
幻冬舎文庫
在庫:
在庫あり
3.88(17 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
ノンフィクション起業ビジネス経営企業経営経営戦略企業文化リーダーシップ企業危機管理自己啓発

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書籍紹介

二〇〇〇年ネットバブル崩壊後、会社買収の危機だけでなく、業界の低迷で社内外から批判を浴びた日々。再びのネットバブルで親友・堀江氏に抱いた嫉妬心。そして発生したライブドア事件。株価大暴落の中、進退をかけて挑んだ新事業の行方は?起業家の重圧と孤独、仕事の手腕と熱意すべてを赤裸々に綴り、働く意欲を搔き立てるノンフィクション。

技書の森解説

日本のインターネット産業が最初の熱狂と幻滅を駆け抜けた 2000 年代。本書は、その渦中を経営者として生き延びたサイバーエージェント創業者・藤田晋氏が、自らの筆で当時の内幕を明かしたノンフィクションです。幻冬舎文庫版は 2015 年 8 月の刊行。ネットバブル崩壊直後に直面した買収の危機、業界低迷期に社内外から浴びた批判、そして親友である堀江氏の存在とライブドア事件という激動が、経営者本人の一人称で語られます。

技術書ではありませんが、 IT 業界で働く人が読む意味は明確です。プロダクトやコードの向こう側で、経営者がどんな重圧の中で事業の進退を判断しているのか。株価の暴落や世間の逆風といった外部環境に対し、組織のトップは何を捨てて何を守るのか。教科書的な経営論では削ぎ落とされてしまう嫉妬や孤独といった感情まで赤裸々に記されている点が、この本の記録としての価値を支えています。

前提知識は不要で、文庫一冊ぶんの読み物として週末に読み切れる分量です。スタートアップへの転職や自分での起業を視野に入れるエンジニアはもちろん、 2000 年代の日本のネット企業がどう生き残ったかを当事者の証言で押さえたい人にとって、一次資料に近い手触りを持つ産業史としても読めます。

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