徹底攻略 Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集

テッテイコウリャクパイソンスリーエンジニアニンテイキソシケンモンダイシュウ

徹底攻略 Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集の表紙
プログラミング
著者:
株式会社ビープラウド / 一般社団法人 Python エンジニア育成推進協会 / 株式会社ソキウス・ジャパン(カブシキガイシャビープラウド / イッパンシャダンホウジンパイソンエンジニアイクセイスイシンキョウカイ / カブシキガイシャソキウスジャパン)
出版社:
インプレス
出版日:
2023年03月09日
ISBN:
9784295016052
在庫:
在庫あり
4.4(5 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
パソコン検定プログラミングPythonエンジニア認定資格試験問題集試験対策基礎試験公式問題集協会監修合格対策

なぜ注目されているか

言及数
227位
総合465位 ↑ 2 ランクアップ 言及 17 件・うち記事 12 件を掲載
出版前出版日03620222023202420252026

書籍紹介

適切な解説で合格をサポート。受験者必携の公式問題集。協会プラチナ認定の著者陣による執筆、協会監修により厳選された良問集。

技書の森解説

Python 3 エンジニア認定基礎試験は、一般社団法人 Python エンジニア育成推進協会が運営する、Python の文法基礎を問う試験です。『徹底攻略 Python 3 エンジニア認定 [基礎試験] 問題集』 (株式会社ビープラウド 著、一般社団法人 Python エンジニア育成推進協会 監修、株式会社ソキウス・ジャパン 編、インプレス、2023 年 3 月刊) は、この試験に向けた「徹底攻略」シリーズの問題集で、副題に「PythonED 基礎試験公式問題集」を掲げ、試験を運営する協会自身が監修に入っています。出版社提供の内容説明は、協会プラチナ認定の著者陣による執筆と協会監修により厳選された良問集と紹介し、受験者必携の公式問題集と位置づけています。

基礎試験の出題範囲と形式、協会公式ページの記載から

協会公式ページ (2026 年 9 月時点) によると、基礎試験は 40 問すべてが選択問題で、試験時間は 60 分、合格ラインは正答率 70% です。受験は通年の CBT 方式で、出題範囲は主教材であるオライリー・ジャパン「Python チュートリアル」 (2021 年 9 月 1 日より第四版に対応) の掲載内容とされ、章ごとの出題比率も公開されています。比重が大きいのは「制御構造ツール」 (22.5%)、「データ構造」 (17.5%)、「気楽な入門編」 (15%) で、「エラーと例外」と「標準ライブラリめぐり」がそれぞれ 10% と続きます。同ページは、この試験が経済産業省の IT スキル標準 (ITSS) のマップにレベル 1 として掲載されていることも記しています。本書の刊行は 2023 年 3 月で、出題範囲が第四版へ切り替わった後の刊行です。

主教材の章立てに沿う 13 項目の目次、総仕上げ問題まで

書店掲載の目次 (出版社提供) は 13 項目で、「Python の特徴」「テキストと数の操作」「リストの操作」「判定と繰り返し」「関数」「その他コレクションの操作」「モジュール」「ファイル入出力」「例外処理」「クラスとオブジェクトの操作」「標準ライブラリ」「Python 仮想環境とサードパーティーパッケージの利用」と進み、最後に「総仕上げ問題」が置かれています。章題の並びは主教材の章立てと対応関係が見え、「判定と繰り返し」が制御構造、「リストの操作」と「その他コレクションの操作」がデータ構造、「例外処理」がエラーと例外、「Python 仮想環境とサードパーティーパッケージの利用」が仮想環境とパッケージの章に、それぞれ章題の上で重なります。出題比率の高い領域を章単位で反復できる並びである点が、公式問題集としての使い勝手の中核です。

選択問題で文法基礎を固める意味、問題集が効く理由

基礎試験が問うのは、コードを書く力そのものより、短いコードを読んで挙動を正しく予測する力です。リストや辞書の操作がどんな値を返すか、スライスの端がどこまで含まれるか、例外が発生したときにどの節が実行されるか、モジュールを import したときに名前がどう解決されるか、といった文法上の約束事は、実務で書いているうちに「なんとなく動く」水準で止まりがちで、選択肢として並べられると迷いが表面化します。問題集の形で章ごとに解くと、この曖昧さが自分の中のどこにあるかが露わになり、主教材に戻って該当章を読み直す往復が生まれます。クラスとオブジェクトの章が扱う オブジェクト指向 の基本や、標準ライブラリと仮想環境の章が扱うパッケージの利用は、試験対策としてだけでなく、実務で他人のコードを読むための基礎体力にもなります。

向いている受験者と前提知識、主教材との併用

前提として、Python を少しでも書いた経験、あるいは主教材の「Python チュートリアル」を一度通読していることが望ましく、協会公式ページも、プログラミング未経験者がいきなり主教材を読むと躓くことがあるとして参考図書を先に読むことを勧めています (2026 年 9 月時点)。向くのは、主教材を読んだが理解の穴がどこにあるか分からない人、受験日を決めて章別に演習量を確保したい人、社内の学習目標として基礎試験の合格を置いている人です。一方で、本書は試験対策の問題集であり、実務で使うライブラリの選び方や設計の考え方を学ぶ本ではありません。言語の学習そのものを目的にするなら Python 本の選び方 を、資格対策と技術書の役割分担に迷うなら 資格の参考書と技術書の使い分け を先に確かめると、本書の位置づけがはっきりします。協会公式ページには認定スクールによる無料の模擬試験も案内されており、著者のビープラウドもその公開元の一つなので、本書で章別に固めた後の最終確認に組み合わせられます。

基礎試験は正答率 70% が合格ラインで、出題比率が公開されている分、学習配分を決めやすい試験です。本書で章ごとに解き、間違えた問題から主教材の該当章へ戻るサイクルを回せば、合格に必要な文法の輪郭がはっきりします。受験を決めた人、Python の基礎を「読める」水準まで確実に引き上げたい人には、協会監修という出自も含めて選びやすい 1 冊です。

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