増強改訂版 できる YouTuber 式 Excel 現場の教科書

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増強改訂版 できる YouTuber 式 Excel 現場の教科書の表紙
アプリケーション
著者:
ユースフル (長内孝平)(ユースフル オサナイコウヘイ)
出版社:
インプレス
出版日:
2024年02月28日頃
ISBN:
9784295018643
在庫:
在庫あり
4.5(4 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
IT・e コマースEXCELアプリケーションビジネス実務生成 AIデータ分析タスク効率化YouTube自己学習

なぜ注目されているか

総合2630位

書籍紹介

大人気 YouTuber が贈る“Excel 攻略法”。3 つの実務フロー & 生成 AI を活用し最高の結果を出す!

技書の森解説

Excel の操作は一通りできるのに、職場では集計に時間がかかる、頼まれた表の作り直しで手が止まる。そうした「使えるはずなのに成果につながらない」段階の社会人に向けて、仕事の流れの中で Excel をどう使うかを組み立て直す実務書が『増強改訂版 できる YouTuber 式 Excel 現場の教科書』 (ユースフル (長内孝平) 著、インプレス、2024 年刊) です。版名の「増強改訂版」が示すとおり同名の旧版を増補 / 改訂した版で、版元の紹介文は 3 つの実務フローと生成 AI の活用で成果を出すという方向性を掲げています。国立国会図書館の書誌注記には「動画解説付」「サンプルデータダウンロード」とあり、紙面だけで完結させない学び方が前提の一冊です。

プロローグと全 6 章、インプット・アウトプット・シェアの流れ

構成はプロローグと第 1 章から第 6 章です。プロローグの章題は「仕事ができる人は Excel をどう学んでいるのか」で、機能の説明ではなく学び方から入ります。続く章題を目次のまま並べると、第 1 章「インプット」の速度を上げる習慣を身につける、第 2 章「アウトプット」は手作業せずに関数とグラフを使う、第 3 章 現場で「VLOOKUP 関数」をとことん使い倒す、第 4 章 データを最適な「アウトプット」に落とし込む、第 5 章「シェア」の仕組み化でチームの生産性を上げる、第 6 章 ChatGPT で Excel 仕事をさらに効率化する、です。紹介文の言う 3 つの実務フローは、章題に鍵括弧付きで置かれた「インプット」「アウトプット」「シェア」の 3 語と対応して読めます。データを取り込む、集計して形にする、成果をチームに渡す、という仕事の順序で章が並び、関数の一覧表ではなく作業の流れが目次の骨格になっている点がこの本の性格です。

VLOOKUP 関数に 1 章を割く重心と、手作業を関数に置き換える考え方

実務の Excel で差が出るのは、個々の機能を知っているかどうかより、手作業をどこまで関数と仕組みに置き換えられるかです。VLOOKUP 関数は、別の表からキーに対応する値を引いてくる検索関数で、商品コードから単価を取り出す、社員番号から部署名を埋めるといった、表と表をつなぐ作業の中心にあります。この関数を確実に使えると、コピーと目視の照合で埋めていた列が数式の再計算に置き換わり、元データが更新されても結果が追随します。目次で第 3 章がまるごと VLOOKUP 関数に充てられている点は、本書の重心がどこにあるかを示しています。第 2 章と第 4 章が「アウトプット」を 2 度扱う点も特徴で、関数とグラフで手作業を省く段階と、データを最適な形に落とし込む段階を分けて章立てしています。

ChatGPT による効率化の章と、動画解説付きの学び方

第 6 章の章題が示す方向は、ChatGPT を Excel 仕事の効率化に使うことです。生成 AI に数式の組み方やエラーの原因を尋ねる使い方は一般に、Excel 側の基礎語彙を持つ人ほど質問の精度が上がるため、第 5 章までで身につけた言葉が土台になります。著者について、書店掲載の書誌 (出版社提供) の著者紹介は、刊行当時の情報として、Microsoft 技術を中心に法人向け DX サービスを展開する Youseful (ユースフル) 株式会社代表取締役で、米ワシントン大学留学、神戸大学経営学部を卒業後、新卒で伊藤忠商事株式会社に入社、2021 年から 3 年連続で Microsoft 社公認の MVP を受賞し、365 や Copilot の開発現場に日本からフィードバックを行う役割を務める、と記しています。動画解説とサンプルデータが付く形式は、紙面で手順の意味を押さえ、動画で操作を確かめ、サンプルデータで自分の手を動かす往復に向いています。

基本操作ができる社会人に向く前提と、VBA を求める人には別の本

章題から読み取れる範囲では、セルの入力や簡単な計算といった基本操作を前提に、仕事の流れの中で関数 / グラフ / 共有の仕組みを組み立てる段階を扱う本です。一方、目次の章題に VBA やマクロという語は登場しないため、プログラミングによる自動化を主目的にする人は、Excel と VBA の本の選び方 で段階に合う入門書を探すほうが早道です。章立てが仕事の流れに沿っている分、関数を一覧から引く辞書型の使い方にも合いません。

元が取れるのは、毎週の集計や報告書づくりを手作業で回している人、他部署から受け取ったデータを VLOOKUP 関数でつなぐ場面が多い人、チームの Excel の使い方を揃える立場にある人です。動画とサンプルデータで手を動かしながら進められ、ChatGPT の章まで含めて 2024 年時点の Excel 仕事の進め方を一冊で見渡せます。自分の作業を「インプット」「アウトプット」「シェア」のどこで詰まっているかに当てはめて読める人ほど、投じた時間の回収が早い本です。

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