100 題で学ぶ表計算 第 4 版
ヒャクダイデマナブヒョウケイサンダイヨンハン
Excel 2016/2019 対応
- 著者:
- 森 夏節 / 常見ひろこ(モリカオリ / ツネミヒロコ)
- 注目:
- 総合 926 位
- 出版社:
- 日経 BP
- 出版日:
- 2021年03月20日頃
- ISBN:
- 9784296050109
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
100 題の練習問題を通して表計算ソフト (Excel) の機能を学びます。データの入力、四則演算、セルの書式設定などの基本的な機能から、アウトライン集計、マクロ、散布図、ピボットテーブルなどの実用的な機能までを網羅しています。48 種類の機能ごとに、解説を行ったあとに 1〜4 問程度の練習問題を解く、という構成で、必要な機能だけ、あるいは一部の練習問題だけという部分的な学習も可能です。機能解説は Excel 2016、および同 2019 をベースにしていますが、練習問題自体はどのバージョンでも利用できます。Microsoft 365 (Office 365) にも対応しています。
本書の使い方
Windows の基礎知識
Excel の画面構成
文字の入力
データの保存と呼び出し
データの入力……Lesson 1〜4
四則演算……Lesson 5〜6
簡単な罫線
簡単なセルの書式設定……Lesson 7〜8
簡単な関数……Lesson 9〜11
ふりがな……Lesson 12
行列の編集……Lesson 13〜14
データの移動とコピー……Lesson 15〜16
セルの書式設定と罫線……Lesson 17〜18
絶対参照……Lesson 19〜20
グラフの基本……Lesson 21〜22
グラフの編集……Lesson 23〜24
円グラフ……Lesson 25〜26
複合グラフ……Lesson 27〜28
3-D グラフとスパークライン……Lesson 29〜31
印刷
統計関数……Lesson 32〜37
数学関数……Lesson 38〜40
IF 関数……Lesson 41〜43
COUNTIF 関数と SUMIF 関数……Lesson 44〜45
IF 関数の入れ子……Lesson 46〜47
IF 関数の応用……Lesson 48〜49
CHOOSE 関数……Lesson 50
VLOOKUP 関数……Lesson 51〜53
HLOOKUP 関数と INDEX 関数……Lesson 54〜57
データベース関数……Lesson 58〜60
日付/ 時刻の関数……Lesson 61〜63
シート操作……Lesson 64〜66
並べ替え……Lesson 67〜68
データの抽出……Lesson 69〜72
条件付き書式……Lesson 73
シートの保護
入力規則……Lesson 74
ゴールシーク……Lesson 75〜76
アウトライン集計……Lesson 77〜78
データテーブル……Lesson 79〜80
マクロ……Lesson 81〜83
実務応用……Lesson 84〜87
基本統計量……Lesson 88〜89
度数分布表とヒストグラム……Lesson 90〜92
相関係数……Lesson 93〜94
散布図……Lesson 95〜96
ピボットテーブルの基礎……Lesson 97〜98
ピボットテーブルの応用……Lesson 99〜100
技書の森解説
『100 題で学ぶ表計算 第 4 版』 (森 夏節、常見ひろこ 著、日経 BP、2021 年 3 月刊) は、100 題の練習問題を解きながら表計算ソフト Excel の機能を身につける演習中心のテキストです。版元は、データの入力や四則演算、セルの書式設定といった基本的な機能から、アウトライン集計、マクロ、散布図、ピボットテーブルなどの実用的な機能までを網羅すると案内しています。副題は「初歩から実用まで」、対応版の表記は「Excel 2016/2019 対応」で、国立国会図書館の書誌によれば初版は 2012 年に日経 BP 社から刊行されています。
48 種類の機能と Lesson 1 から 100 までの構成
冒頭には本書の使い方に続いて、Windows の基礎知識、Excel の画面構成、文字の入力、データの保存と呼び出しが置かれ、そこから「データの入力」 (Lesson 1〜4) で練習問題が始まります。前半は四則演算、罫線とセルの書式設定、簡単な関数、ふりがな、行列の編集、データの移動とコピーを経て「絶対参照」 (Lesson 19〜20) に進み、グラフの基本と編集、円グラフ、複合グラフ、「3-D グラフとスパークライン」 (Lesson 29〜31) までを扱ったあと、印刷を挟みます。中盤は関数の段で、統計関数、数学関数、IF 関数とその入れ子や応用、COUNTIF 関数と SUMIF 関数、CHOOSE 関数、VLOOKUP 関数、HLOOKUP 関数と INDEX 関数、データベース関数、日付 / 時刻の関数が Lesson 32〜63 に並びます。後半はシート操作、並べ替え、データの抽出、条件付き書式、シートの保護、入力規則、ゴールシーク、アウトライン集計、データテーブル、マクロ、実務応用と続き、基本統計量、度数分布表とヒストグラム、相関係数、散布図を経て「ピボットテーブルの応用」 (Lesson 99〜100) で終わります。版元の説明では、機能ごとに解説を置いたあとに 1〜4 問程度の練習問題を解く構成で、必要な機能だけ、あるいは一部の練習問題だけを選ぶ部分的な学習もできます。
絶対参照から IF 関数の入れ子へ、表計算の考え方の積み上げ
表計算の中心にあるのはセル参照です。数式を隣のセルへコピーすると参照先も同じだけずれる相対参照が既定で、税率や単価のように 1 か所を固定したい値には、行や列の前に $ を付けた絶対参照を使います。この違いが分からないままでは、コピーした数式が黙って誤った値を返す表を作ってしまいます。本書でも絶対参照は、グラフの段や Lesson 32 からの関数の段より前の Lesson 19〜20 に置かれています。その先の IF 関数の入れ子は条件の分岐を重ねる考え方、VLOOKUP 関数や INDEX 関数は別の表から値を引き当てる考え方で、どちらも表を 1 枚の計算用紙から、データを持つ仕組みへ変える道具です。ゴールシークは目標の結果から入力の値を逆算し、データテーブルは条件を変えた試算を一覧にする機能で、いずれも数式の組み立てが分かっていてこそ使いこなせます。
基本統計量と相関、ピボットテーブルで終わる終盤
終盤の Lesson 88 以降は、表計算ソフトを データ分析 の道具として使う段です。基本統計量は平均や分散、標準偏差のようにデータの分布を少数の値に要約したもので、度数分布表とヒストグラムは分布の形を、相関係数と散布図は 2 つの量の関係を見るための道具です。これらは 統計学 の記述統計にあたる入口で、ピボットテーブルは集計の切り口を対話的に切り替えて、同じデータを別の角度から見直す仕組みです。版元の記載では、機能解説は Excel 2016 と 2019 をベースにしていますが、練習問題自体はどのバージョンでも利用でき、Microsoft 365 (Office 365) にも対応しています (いずれも刊行時の記載)。
Excel を初歩から手を動かして覚えたい人に向く理由と、向かない人
元が取れるのは、解説を読むだけで終わらせず、100 題の練習問題で手を動かしながら Excel の機能を一巡したい人です。データの入力から関数、グラフ、統計、ピボットテーブルまでを 1 冊で通せるうえ、必要な機能の Lesson だけを拾う使い方もできるので、苦手な関数の段だけを解き直す復習にも向きます。向かないのは、マクロを入口にして VBA のプログラミングまで体系的に学びたい人で、その目的なら Excel / VBA 本ガイド で専門の本を合わせて選ぶほうが近道です。関数や機能を引くための網羅的な事典を探している人にも、演習を軸にした本書は合いません。表計算の基本から実用的な集計と分析まで、問題を解きながら確実に積み上げたい人には、手元に置いて繰り返し使える一冊です。
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