AIに選ばれ、ファンに愛される。の表紙

AI に選ばれ、ファンに愛される。(AIニエラバレ、ファンニアイサレル。)

変わる生活者とこれからのマーケティング

その他
著者:
佐藤 尚之(サトウナオユキ)
出版社:
日経BP
出版日:
2025年12月22日頃
ISBN:
9784296209842
在庫:
予約受付中
4.19(16 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
AIマーケティングファンベース戦略デジタルマーケティングビジネス戦略消費者行動テクノロジー経営データ駆動型マーケティング顧客体験イノベーション

なぜ注目されているか

総合1272 28 ランクダウン

書籍紹介

「尾原は AI 専門家なのに『さとなおさんの見えてる未来が見えていなかった』。
この本は本当にやばい。

全マーケター・全経営者が読むべき羅針盤だと断言します!」 (IT 批評家:尾原和啓 氏)

「 AI で武装した『世界一賢い生活者』にどうやって選んでもらうか?
この『問い』だけでも素晴らしいのに、答えはもっと素晴らしい。

本書をお勧めします。」 (著作家:山口 周 氏)

・ AI 時代に生活者目線で「マーケティングがどう変わるか」を予測した唯一無二の書籍
・「明日の広告」「ファンベース」の著者が贈る希望の話

・長年の実践に裏打ちされた独自のファンベース理論の集大成・新フレームワークを大公開

本書では、「 2 つのルート」を提示しています。

(1) AI に選ばれる「 AI ルート」
(2) ファンに愛され続ける「ファンルート」

あなたは、あなたのブランドは、あなたの会社は、どっちのルートを選ぶべきか。極めて具体的に、そして分かりやすく体系的に解説している"答えを提示する"1 冊が本書です。

注目ポイントはまだあります。クライマックスとなる第 7 章です。

大企業、ベンチャー、中堅メーカー、商店街、自治体といった、異なる"6 つの立場"から描かれる AI 時代の物語は、あなたの未来の姿かもしれません。

絶望の末に見えた光と再生の先には……

マーケターや経営者だけでなく、全てのビジネスパーソンが読むべき"未来への羅針盤"がここにあります。
はじめに 〜マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない

第 1 章 「世界一賢い生活者」の誕生と BtoC の崩壊

第 2 章 AI ルートとファンルート 〜 AI 時代を生き抜く 2 つの道

第 3 章 AI ルート 〜「 TRUST 」と「 SENSE 」を実装する

第 4 章 巨大企業総取りとファンベースの重要性

第 5 章 ファンルート 〜選ばれ続ける唯一の解

第 6 章 AI 時代のシン指標「顧客幸福度」とファンベース経営

第 7 章 AI 時代の 6 つの物語

おしまいに 〜そして、あなたの物語へ

技書の森解説

買い物や情報収集の入り口に 生成 AI が入り込み、比較と選別を人間の代わりに済ませてしまうとき、企業は誰に向けてマーケティングをすればよいのか。『 AI に選ばれ、ファンに愛される。』 (副題 = 変わる生活者とこれからのマーケティング。佐藤尚之 著、日経 BP 、 2025 年 12 月刊、四六判 464 ページ) は、この問いに正面から答えようとするマーケティング書です。著者は『明日の広告』『ファンベース』で知られる佐藤尚之で、版元の紹介文では長年の実践に裏打ちされたファンベース理論の集大成と位置づけられています。

検索と購買の間に AI が挟まる構造変化

背景にあるのは、検索と購買の間に AI が挟まる構造変化です。従来の SEO や広告は、人間が検索結果を眺めてクリックすることを前提に組み立てられてきました。しかし生成 AI が質問へ直接答え、条件に合う商品を絞り込み、購入の段取りまで代行するようになると、企業が向き合う相手は「 AI に参照され、推奨されること」へ変わります。 AI 検索への最適化 (AIO や LLMO と呼ばれる領域) は 2026 年 8 月時点でも試行錯誤の途上にあり、確立された正解がありません。本書はその渦中で、手法のテクニック論からではなく「生活者の側がどう変わるか」から議論を組み立てるのが特徴です。第 1 章の「世界一賢い生活者」という表現が示すとおり、 AI で武装した消費者は個々の企業のうたい文句に流されなくなる、という見立てが出発点になります。

AI ルートとファンルートという骨格

骨格は 2 つのルートの対比です。 AI に選んでもらう「 AI ルート」と、ファンに愛され続ける「ファンルート」。前者は第 3 章で「 TRUST 」と「 SENSE 」の実装として、後者は第 5 章と第 6 章でファンベース理論の新フレームワークと「顧客幸福度」という指標として展開されます。第 4 章では巨大企業による総取りの力学が論じられ、締めくくりの第 7 章は大企業、ベンチャー、中堅メーカー、商店街、自治体など異なる 6 つの立場から AI 時代の物語を描き、抽象論を読者自身の状況へ引き寄せる構成です。 IT 批評家の尾原和啓と著作家の山口周が推薦文を寄せています。

前著『ファンベース』との関係

前著『ファンベース』 (副題 = 支持され、愛され、長く売れ続けるために。筑摩書房、 2018 年刊) がファンを起点にした事業の考え方を新書サイズで体系化したのに対し、本書はその理論を AI 時代の環境変化へ接続し直した一冊で、前著の読者は続きとして、未読の人も本書単体で全体像から入れます。マーケティング書であって技術書ではありませんが、検索流入やレコメンドに依存するサービスを作るエンジニアやプロダクトマネジャーにとっても、自分の作る物が「 AI に選ばれる側」へ回る局面を考える材料として接点の多い主題です。

変化の速い領域を読む際の注意と対象読者

注意点は 領域の変化の速さ です。 AI がどの購買領域まで意思決定を代行するか、 AI 経由の推奨がどんな仕組みで決まるかは 2025 年から 2026 年にかけて急速に動いており、本書の予測部分は 2025 年 12 月の刊行時点の状況を前提として読む必要があります。また、個別の AI ツールの操作手順や広告運用の細かなテクニックを求める読者には合いません。一方、生活者がどう変わるかという足場から自社の戦い方を腰を据えて考え直したい経営者、マーケター、事業開発やプロダクトに関わる人には、予測の当否を超えて考える枠組み自体が残る本であり、 AI とファンという 2 つの言葉が気になった時点で読む価値があります。

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ