Windows PowerShell ポケットリファレンス改訂新版(ウインドウズ パワーシェル ポケット リファレンス)
3.0 / 2.0 / 1.0 対応
OS- 著者:
- 牟田口大介(ムタグチ,ダイスケ)
- 出版社:
- 技術評論社
- 出版日:
- 2013年03月
- ISBN:
- 9784774155425
- シリーズ:
- Pocket reference
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
最新の Windows8 、 Windows Server 2012 に対応。 PowerShell が提供する全コマンドレットの使い方、使用例を掲載。 PowerShell の文法など基礎知識を項目別に解説。 Windows システム/サーバ管理のためのパワフルなシェル Windows PowerShell を現場で使いこなすための決定版リファレンス。
技書の森解説
Windows の管理と自動化を書くとき、頭にあるのは「やりたいこと」で、思い出せないのはコマンドレットの正確な書式です。『【改訂新版】 Windows PowerShell ポケットリファレンス』 (技術評論社、 2013 年 2 月発売、四六判 592 ページ) は、その距離を最短で埋めるための逆引きリファレンスです。著者の牟田口大介氏は、 WSH や PowerShell に関する執筆・講演活動で刊行時点までに Microsoft MVP を 9 年連続受賞していたスクリプティング分野の書き手で、 2008 年刊の初版を PowerShell 3.0 対応へ全面改訂したのが本書にあたります。
Part1 〜 4 の構成とオブジェクトのパイプライン
PowerShell が コマンドプロンプト の単なる後継ではないことは、この本の構成にそのまま表れています。 PowerShell のパイプラインを流れるのはテキストではなく .NET のオブジェクトで、コマンドレット同士がプロパティを保ったままデータを受け渡します。本書は Part1 で文法などの基礎知識を項目別に押さえ、 Part2 でコマンドレットを PS プロバイダ操作・ユーティリティ・システム管理機能・オブジェクト操作に分けて書式と使用例つきで引けるようにし、 Part3 で .NET クラスの呼び出し、 Part4 でモジュールを扱います。版元の紹介によれば、本体に含まれるすべてのコマンドレットの使い方と使用例を掲載し、 Windows Server 2012 と Windows 8 に含まれる管理用コマンドレットのリストも収録するという、リファレンスとしての網羅を狙った作りです。
対応は PowerShell 3.0 という購入前の注意
購入前に必ず押さえるべきなのは対応バージョンです。本書が対応するのは 2012 年登場の PowerShell 3.0 で、 Windows Server 2012 / Windows 8 世代の環境を前提としています。その後の Windows PowerShell 5.1 や、クロスプラットフォーム化された PowerShell 7 系では、コマンドレットの追加や挙動の変更が積み重なっているため、新しい環境の機能を調べる用途では Microsoft の公式ドキュメントとの併用が前提になります。一方で、パイプラインの考え方、比較演算子やスクリプトブロックといった言語の骨格は 3.0 の時点でほぼ固まっており、この層の記述は後の世代でもそのまま通用します。
向いている読者と割り切った使い方
向いているのは、 Windows Server 2012 世代の環境を保守していて手元に 紙のリファレンス が欲しい管理者、そして PowerShell の基礎文法とコマンドレットの体系を紙で通読しながら固めたい人です。逆に、 PowerShell 7 系やクラウド (Azure) 管理の新しい世代の書式を正とする必要がある人には、 刊行年の古さ がそのまま制約になります。「対象世代を理解した上で、逆引きの引き出しと言語の骨格を一冊で手元に置く」という割り切った使い方ができる人にとっては、 592 ページの物量が世代を越えて道具として機能します。
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