最短突破 情報セキュリティ管理士認定試験 公式テキスト

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最短突破 情報セキュリティ管理士認定試験 公式テキストの表紙
ハードウェア
著者:
五十嵐 聡(イガラシ サトシ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2021年06月09日頃
ISBN:
9784297120566
在庫:
在庫あり
4(1 件 / 楽天ブックス)
中級者向け
セキュリティネットワーク認証モバイル開発

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書籍紹介

本書は、全日本情報学習振興協会が実施する「情報セキュリティ管理士認定試験」の合格を目指す人のための公式テキストです。最新の出題範囲・出題傾向に対応し、試験に出やすい重要な技術や用語をわかりやすく解説。合格のために必要となる基礎力をしっかり身につけることができます。また、各章末および巻末に用意された演習問題、総合演習問題を繰り返し解くことで、得点力も確実にアップ! 合格のための必携テキストです。
■CHAPTER1 情報セキュリティ総論

1-1 情報セキュリティの概要

1-2 情報セキュリティの 3 要素

1-3 情報に関する個人の権利と企業責任

1-4 情報セキュリティとリスク分析

1-5 情報セキュリティ対策の概要

1-6 情報セキュリティに関する法規、ガイドライン、認定制度など

1-7 プロジェクトマネジメント

1-8 ストラテジ

■CHAPTER2 脅威と情報セキュリティ対策 1
2-1 紙媒体の利用に関する脅威

2-2 紙媒体の不正利用の対策

2-3 社員・社内にいる部外者・協力会社などによる脅威

2-4 物理的脅威と人的脅威への対策

2-5 モバイル機器利用に関する脅威 / モバイル機器の管理

2-6 SNS 利用に関する脅威

2-7 天災・大規模障害に関する脅威

2-8 天災・大規模障害の対策

■CHAPTER3 脅威と情報セキュリティ対策 2
3-1 コンピュータ利用上の脅威

3-2 コンピュータの不正利用などの対策

3-3 インターネット利用に関する脅威

3-4 インターネットの不正利用対策

3-5 電子媒体の利用に関する脅威

3-6 電子媒体の不正利用の対策

3-7 外部からの攻撃の脅威

3-8 ネットワーク攻撃対策

3-9 暗号化技術

3-10 公開鍵基盤

3-11 認証技術

3-12 その他の技術的セキュリティ対策

■CHAPTER4 コンピュータの一般知識
4-1 OS・アプリケーションに関する知識

4-2 ハードウェアに関する知識

4-3 スマートデバイスに関する知識

4-4 その他コンピュータに関する知識

4-5 通信・ネットワークに関する知識

4-6 データベースに関する知識

4-7 ビッグデータおよびその他技術に関する知識

■CHAPTER5 総合演習問題
5-1 情報セキュリティ総論

5-2 脅威と情報セキュリティ対策 1

5-3 脅威と情報セキュリティ対策 2

5-4 コンピュータの一般知識

技書の森解説

情報漏えいは、外部からの不正アクセスだけで起きるわけではありません。紙の書類の持ち出し、社内にいる関係者の不正、モバイル機器の紛失、災害による障害まで、組織が守るべき範囲は技術の外にも広がっています。『最短突破 情報セキュリティ管理士認定試験 公式テキスト』 (五十嵐 聡 著、技術評論社、2021 年 6 月 9 日発売) は、全日本情報学習振興協会が実施する情報セキュリティ管理士認定試験の合格を目指す人のための公式テキストです。版元は、試験に出やすい重要な技術や用語を解説し、各章末と巻末の演習問題と総合演習問題を繰り返し解いて得点力を上げる作りと紹介しています。なお、この試験は 2026 年 2 月度から名称と範囲が改められているため、受験の前に後半の節で触れる点を確かめてください。

全 5 章の構成、セキュリティ総論から総合演習問題まで

目次は CHAPTERⅠ から CHAPTERⅤ までの全 5 章です。CHAPTERⅠ「情報セキュリティ総論」は情報セキュリティの概要と 3 要素、情報に関する個人の権利と企業責任、リスク分析、対策の概要、法規とガイドラインと認定制度に加えて、プロジェクトマネジメントとストラテジの節を置いています。CHAPTERⅡ「脅威と情報セキュリティ対策①」は紙媒体、社員や協力会社などによる脅威、物理的脅威と人的脅威への対策、モバイル機器、SNS、天災と大規模障害を扱い、CHAPTERⅢ「脅威と情報セキュリティ対策②」はコンピューターとインターネットと電子媒体の利用、外部からの攻撃とネットワーク攻撃対策、暗号化技術、公開鍵基盤、認証技術へ進みます。CHAPTERⅣ「コンピュータの一般知識」は OS とアプリケーション、ハードウェア、スマートデバイス、通信とネットワーク、データベース、ビッグデータを取り上げ、CHAPTERⅤ「総合演習問題」は前の 4 章に対応する 4 節で締めくくられます。

3 要素とリスク分析、管理の目線で問われるセキュリティの基礎

情報セキュリティは、許可された人だけが情報を見られる状態、情報が正しく改ざんされていない状態、必要なときに使える状態の 3 つを保つことと整理され、機密性、完全性、可用性 と呼ばれます。管理の立場で大切なのは、この 3 つのどれがどの情報資産で損なわれるおそれがあるかを洗い出し、起こりやすさと影響の大きさから対策の優先順位を決めるリスク分析の考え方です。リスクには、対策で小さくする、保険や委託で他へ移す、その業務自体をやめる、承知のうえで受け入れる、という対応の選び方があります。本書は紙媒体や内部関係者、災害の章を技術的な対策の章と並べています。技術的な対策では、内容を第三者が読めない形にする 暗号化 や、認証局が発行する電子証明書で公開鍵と持ち主の対応を保証する仕組みが、通信の盗聴やなりすましを防ぐ土台になります。

2026 年 2 月度からの試験名の変更と追加項目

試験の公式ページによれば、2026 年 2 月度試験から試験名は「情報セキュリティ (管理士 / 初級) 認定試験」から「情報・サイバーセキュリティ (管理士 / 初級) 認定試験」へ変更されています。あわせて追加項目として、サイバーセキュリティ総論、サイバー攻撃の種類とその手法、Web セキュリティとネットワーク防御技術、クラウドとモバイルと IoT のセキュリティ、インシデント対応とフォレンジックの 5 つが挙げられています。2026 年 10 月時点の公式ページでは、管理士の概要範囲は情報セキュリティ総論、脅威と情報セキュリティ対策、サイバーセキュリティ対策の 3 つで、問題数は 180 問、試験時間は 120 分、合格基準は 70%以上の得点です。本書は 2021 年 6 月の刊行で、追加項目のうちクラウドや IoT のセキュリティ、インシデント対応とフォレンジックにあたる節は目次の節題に見当たりません。2026 年以降に受験する場合は、公式ページの参考図書の案内で対策書の版を確かめ、追加項目を別の教材で補う前提で本書を使うのが確実です。

事務系や管理職の受験者に向く使い方と、補いが要る点

試験の公式ページは、技術者に加えて人事、総務、経理などの事務系や営業系の人、管理職に受験してほしい試験と位置づけています。本書は総論と管理面の章から入り、CHAPTERⅣ でコンピューターの一般知識を扱います。システムの専門家ではない立場で社内のセキュリティ教育や情報管理を任された人が、試験の言葉で知識を整理する土台になります。一方で、サーバーやネットワークを自分で設定する実務の技能を身につける本ではありません。国家試験を含む資格の対策書と体系的な技術書の組み合わせ方は、IT 資格の参考書と技術書の使い分け も参考になります。組織の情報資産を守る役割を担い、管理と対策の全体像を演習問題とともに一通り固めたい人にとって、試験の実施団体の公式テキストとして編まれた本書は、学習の軸に据えやすい一冊です。

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