手を動かして学ぶ DaVinci Resolve 映像編集パーフェクト教本

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手を動かして学ぶ DaVinci Resolve 映像編集パーフェクト教本の表紙
デザイン / グラフィックス
著者:
玉井 雅利(タマイ マサトシ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2022年12月22日
ISBN:
9784297132163
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
DaVinci Resolve動画編集ノンリニア編集カラーグレーディング映像制作実践チュートリアル入門書Blackmagic Design統合環境無料版利用

なぜ注目されているか

総合1928位

書籍紹介

Blackmagic Design の DaVinci Resolve は、近年映像制作関係者を中心に注目されているノンリニア動画編集ソフトです。特にカラーグレーディング機能に優れたソフトとして認識がありましたが、現バージョンでは動画編集に関わるあらゆる機能を備え、1 つのソフトですべての編集作業が行える、統合環境が魅力となっています。無償版も提供されており、誰でも手軽に試してみることができるのもポイントの 1 つ。本書は、著者の撮影した題材をもとに、チュートリアル形式で 1 本の映像作品を制作しながら、DaVinci Resolve の操作が学べる実践タイプの入門書です。アクションシーンなど演出が加わった映像素材を用い、実際に手を動かしながら、実践的に編集操作を習得、素材をどのように料理していくかを学ぶことができる、現場感あふれた解説書になっています。最新の DaVinci Resolve 18 対応。

技書の森解説

『手を動かして学ぶ DaVinci Resolve 映像編集パーフェクト教本』 (玉井雅利 著、技術評論社、2022 年 12 月刊) は、Blackmagic Design の動画編集ソフト DaVinci Resolve の操作を、著者が撮影した題材で 1 本の映像作品を作りながら学ぶチュートリアル形式の入門書です。版元の紹介文によれば対応するのは DaVinci Resolve 18 で、題材にはアクションシーンなど演出の加わった映像素材が使われています。版元の書籍ページは「こんな方にオススメ」として「DaVinci Resolve を使ってみたいと考えている初心者〜中級者」と「他のソフトから移行を考えている人」を挙げています。版元の書籍ページの著者紹介 (2026 年 10 月時点) によれば、玉井雅利はアクション俳優とスタントマンとして映画やドラマ、CM の現場に関わりながら映像制作の手法を習得し、監督として映画を制作してきた人物です。

Chapter 00 から Chapter 11 までの構成と題材

Chapter 00「動画の基本を理解する」は、動画データ、コーデックと動画形式、解像度、フレームサイズとアスペクト比、フレームレート、動作環境を扱い、Chapter 01「導入と画面構成」でダウンロードとインストールに進みます。Chapter 02「ビギナーズスタート編」はシンプルな動画の作成を通して、Cut、Edit、Fusion、Color、Fairlight、Deliver の各ページを一通り触る章です。Chapter 03 から Chapter 07 までの「マスタープラクティス編」は 5 つに分かれ、本格的な動画作成の準備、Edit ページでの編集、Fusion ページでの合成とエフェクト、Fusion と Color のページでのクロマキー合成やカラーグレーディング、Fairlight と Deliver のページでの音声と書き出しを順に扱います。Chapter 05 にはオープニング CG や 3D テキスト、マズルフラッシュの合成があります。その後は Chapter 08「色調整と演出」、Chapter 09「編集の効率化」で Cut ページのキーボード操作による編集、Chapter 10「ノードと合成」で外部ソフトで作成した 3DCG の合成を扱い、Chapter 11「事例から学ぶ DaVinci Resolve」で実例を紹介して締めくくります。日本語表記への切り替え方法と、筆者のカラーグレーディング例を紹介する COLUMN が 2 本あります。

Cut から Deliver まで、ページで分かれる作業の流れ

DaVinci Resolve は、編集の工程ごとに画面を切り替える「ページ」という単位で組み立てられています。素早く切り貼りする Cut、タイムラインで細かく編集する Edit、ノードで合成と視覚効果を組む Fusion、色を扱う Color、音声を扱う Fairlight、完成した映像を書き出す Deliver の 6 つで、1 つのプロジェクトのデータをページの間で受け渡しながら作業が進みます。かつては編集ソフト、合成ソフト、カラーグレーディングのソフト、音声編集のソフトを使い分け、その間でファイルを書き出しては読み込む手間がありましたが、1 つのソフトの中で工程を移れるため、その往復が要りません。Chapter 02 は各ページを一巡し、マスタープラクティス編はページごとの章に分かれます。Fusion と Color のページでは、処理をノードと呼ぶ箱を線でつないだ図で表します。レイヤーを上に積み重ねる方式と違い、処理の順序と分岐を図の形で組み替えられるのが特徴で、Chapter 10 はその考え方を「ノードを理解する[基本編]」として取り上げています。

モンタージュ、カラーグレーディング、ラウドネスの基礎

本書は操作だけでなく、編集の考え方にも章を割いています。Chapter 03 はモンタージュ技法の理論と「モンタージュ技法 4 つの型」を扱います。モンタージュは、カットの並べ方とつなぎ方によって、個々のカットには無い意味や時間の流れを観客に感じさせる編集の手法です。Chapter 08 の最初の節は「カラーコレクションとカラーグレーディング」で、前者は露出やホワイトバランスを整えてカット間の色を揃える補正、後者は作品の雰囲気に合わせて色調を作り込む演出を指すのが一般的な使い分けです。Chapter 07 にはラウドネスの測定があります。ラウドネスは人の耳に聞こえる音の大きさを基準にした音量の尺度で、放送や配信では番組や動画ごとの音量の差を抑えるために目標の値が決められているため、書き出しの前に測っておく工程があります。

版元の書籍ページ (2026 年 10 月時点) は本書を在庫なしとし、同じ書名の改訂新版 (2025 年 12 月 22 日発売) を新版として案内しています。本書は、動画の基本から書き出しまでの操作と、モンタージュ、色、音の基礎を、Chapter 00 から Chapter 11 までの 12 章に収めています。

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