大学生のための情報処理演習
ダイガクセイノタメノジョウホウショリエンシュウ
- 著者:
- 立野 貴之(タチノ タカシ)
- 出版社:
- 共立出版
- 出版日:
- 2021年02月27日頃
- ISBN:
- 9784320124677
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は, コンピュータを活用する能力を身につけるため, より深い理解を目的とした教科書である。特徴として, 大学生が必要とするコンピュータの知識と操作スキルが, 無理なく身につけられるように構成されている。知識に関しては, 時々の最先端技術を知るのみでなく, 将来的に様々な問題に対処できる知恵の基礎となる知識であり, 最先端の知識がいずれ陳腐化することも念頭に置き, 知識を知恵に変えていくことに焦点を置いた。また, コンピュータの操作スキルに関しては,「1.操作説明→2.理解度の確認→3.理解の深化」の流れで構成し, さらに演習をこなすことで, 少しずつ慣れながら操作の技術を向上できるように展開していく。また, コンピュータが苦手な学生のためにポイントを押さえた解説を心がけた。学習から得た知識と経験が, 学生生活だけでなく就職活動や社会人生活では実益を生み出せるであろう。
第 1 章 Windows と ICT (情報通信技術) 活用
第 2 章 Microsoft Word の活用
第 3 章 Microsoft Excel の活用
第 4 章 Microsoft PowerPoint の活用
技書の森解説
大学に入って最初の情報処理の授業で、Windows の操作と、文書作成、表計算、発表資料の作り方を一通り身につけるための教科書です。『大学生のための情報処理演習』は立野 貴之 著で、共立出版から 2021 年 2 月 27 日に発売されました。版元の紹介文は、大学生が必要とするコンピューターの知識と操作スキルを無理なく身につけられるように構成した、より深い理解を目的とした教科書だと説明しています。版元が公開している「はじめに」によると、本書は著者の前の教科書『学生のためのコンピュータ活用』と『文系学生のための情報活用』を経て生まれたもので、それらを授業で使った大学の先生方の指摘を受けてまとめられています。
Windows 10 の基礎から PowerPoint の発表までの全 4 章
本文は第 1 章「Windows と ICT (情報通信技術) 活用」から第 4 章「Microsoft PowerPoint の活用」までの全 4 章で、巻末に索引が付きます。第 1 章は Windows の利用とコンピューターの基礎知識、ネットワークリテラシーとセキュリティ、情報社会と情報システムを扱い、「はじめに」によれば Microsoft Windows 10 の基本やインターネットの仕組みもこの章で学びます。第 2 章「Microsoft Word の活用」は文章と特殊文字の入力、画像を利用した文書、英語文書の作成を経て、文字の検索と脚注、目次、ヘッダーとフッターを使うレポートの作成まで進みます。第 3 章「Microsoft Excel の活用」はセルとワークシートの操作、関数の入力、セルの参照と書式設定、グラフの作成を順に扱い、最後の節で高度な関数とデータベース機能、データの集計に進みます。第 4 章はスライドの作成とアニメーションの設定、リハーサルと資料の印刷、プレゼンテーションの実施を扱い、最後にオンラインプレゼンテーションの節が置かれています。演習で使うデータは版元のサイトで案内されています。
操作説明、理解度の確認、理解の深化という学び方
操作スキルの学び方として版元が示すのは、「1.操作説明→2.理解度の確認→3.理解の深化」の流れに演習を重ね、少しずつ慣れながら操作の技術を上げていく組み立てです。知識の面では、その時々の先端技術を知るだけでなく、先端の知識がいずれ古くなることを念頭に置き、知識を知恵に変えていくことに焦点を置いたと紹介文は述べています。第 3 章の 3.2 には、数式をほかのセルへ複写したときに参照先がずれるのか固定されるのかというセルの参照の節があります。Word の目次や脚注、ヘッダーとフッターは、文書の構造を手がかりに番号や表示をそろえる機能です。
第 1 章のネットワークとセキュリティの節
第 1 章は操作の前にコンピューターの仕組みや通信の基礎を置いています。1.1.3 のコンピュータネットワークは、コンピューター同士をつなぐ ネットワーク の基本を扱います。1.2 のネットワークリテラシーとセキュリティは、情報セキュリティ の知識と技術を扱います。
情報処理の授業を受ける大学生に向く理由と、向かない目的
版元が想定する読者は、コンピューターを活用する力を身につけたい大学生です。コンピューターが苦手な学生のためにポイントを押さえた解説を心がけたと紹介文にあります。一方、目次にマクロやプログラミングを扱う章は無いので、表計算の自動化やプログラミングの入門書を探している人には目的が合いません。本書は 2021 年 2 月の刊行時点の Windows 10 を前提にしています。Windows 10 のサポートは 2025 年 10 月 14 日に終了しています。
本書は、版元がコンピューターを活用する力を身につけたい大学生に向けたとする教科書です。
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