OpenFOAM プログラミング(オープンフォームプログラミング)
プログラミング- 著者:
- Tomislav Marić/Jens Höpken/Kyle Mooney/柳瀬 眞一郎/高見 敏弘/早水 庸隆(トミスラフマリッチ/ジンズホプケン/カイルムーニー/ヤナセ シンイチロウ/タカミ トシヒロ/ハヤミズ ヤスタカ)
- 出版社:
- 森北出版
- 出版日:
- 2017年12月19日頃
- ISBN:
- 9784627670914
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
本書は,望みの CFD 計算のために OpenFOAM を利用する人が,様々な設定や機能を使いこなせるようになるために書かれた,「 The OpenFOAM Technology Primer 」 (sourceflux 社) の翻訳書です.
ケースソルバが多く,現在も広く利用されている ver. 2 を基に,OpenFOAM の高度な使い方を丁寧に説明しています.
特に,各種の操作を覚えただけでは自力で行うのが難しい,メッシュの生成・操作法やプログラミング法などを詳しく解説しています.
・望みの計算のために様々な機能や外部ツールを利用したい人
・目的に応じた特殊なメッシュの生成や操作をする必要がある人
・各種の設定や機能を自分用にカスタマイズ/プログラミングする必要がある人
などにおすすめです.
第 1 部 OpenFOAM の使い方
第 1 章 OpenFOAM による数値流体力学 (CFD)
第 2 章 ジオメトリの定義,メッシュの生成と変換
第 3 章 OpenFOAM のケース設定
第 4 章 後処理,可視化,データ抽出
第 2 部 OpenFOAM によるプログラミング
第 5 章 OpenFOAM ライブラリのデザインの概要
第 6 章 OpenFOAM によるプロダクティブプログラミング
第 7 章 乱流モデル
第 8 章 前・後処理アプリケーションの記述
第 9 章 ソルバのカスタマイズ
第 10 章 境界条件
第 11 章 輸送モデル
第 12 章 関数オブジェクト
第 13 章 OpenFOAM におけるダイナミックメッシュ操作
第 14 章 展 望
技書の森解説
OpenFOAM はオープンソースの数値流体力学 (CFD) ツールキットとして研究・産業の両面で広く使われていますが、独自のソルバーや境界条件を書こうとすると C++ のソースコードと膨大なクラス階層に直面します。本書は Tomislav Mari ć、 Jens H ö pken 、 Kyle Mooney の共著を柳瀬眞一郎氏らが翻訳したもので、 OpenFOAM の内部構造をプログラミングの観点から体系的に解説する数少ない日本語文献です。
有限体積法の数値スキームがコード上でどのように表現されているか、テンソル場・メッシュ・離散化オペレータのクラス設計がどのような思想で組まれているかを、実際のコード片を追いながら読み解く構成になっています。単に既存チュートリアルを走らせるだけでは得られない、フレームワークの設計思想への理解が深まります。
流体解析の基礎知識と C++ の読み書き能力を前提とする上級者向けの書籍ですが、 OpenFOAM を「使う側」から「拡張する側」へ移行したい研究者やエンジニアにとって、公式ドキュメントの行間を埋めてくれる貴重な一冊です。
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