アーキビストとしてはたらく(アーキビストトシテハタラク)
記録が人と社会をつなぐ
その他- 著者:
- 下重 直樹/湯上 良(シモジュウ ナオキ/ユガミ リョウ)
- 出版社:
- 山川出版社
- 出版日:
- 2022年03月22日頃
- ISBN:
- 9784634591257
- 在庫:
- 在庫あり
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中級者向け
アーキビストデジタルアーカイブ情報管理知識管理技能開発社会貢献事例研究キャリア開発情報学アーキビスト育成
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書籍紹介
「アーキビスト」として「はたらく」ということを具体的な事例を通して紹介。様々な学びがここにつながり得ること、備えるべき知識と技能は何か、どのような広がりを持ち、「アーキビスト」になることで社会にいかなる付加価値をもたらすことができるのかを考える。
技書の森解説
デジタル化で文書の量が爆発的に増えた組織ほど、「何を、どう残し、どう使えるようにするか」という記録管理の設計に悩んでいます。その専門職であるアーキビストの仕事を、実際の事例を通して描くのが本書です。下重直樹氏と湯上良氏の手により、歴史書の出版社として知られる山川出版社から 2022 年 3 月に刊行されました。サブタイトルの「記録が人と社会をつなぐ」が示すとおり、記録を守る技術論にとどまらず、その社会的な意味まで射程に入れた職業案内です。
内容は、アーキビストとして働くとはどういうことかを具体的な現場の姿から示し、そこに至るまでの学びの経路、備えるべき知識と技能、そしてこの職能が社会にどんな付加価値をもたらし得るかを考えるという流れで構成されています。図書館司書や学芸員に比べて像を結びにくい職種だけに、仕事の実態から入る編集方針は初学者に親切です。歴史学や情報学の素養があれば読みやすいものの、専門教育を前提としない書き方で、進路を考える学部生から読み始められます。
公文書管理や企業の記録管理に携わる実務者、文書館・図書館系の進路を検討する学生に加えて、 IT の側から文書管理システムや電子記録の長期保存に関わるエンジニアが、この分野の専門職が何を大切にしているかを知る入口としても使えます。記録を扱う仕事の解像度が一段上がる読書になるはずです。