マイクロサービスアーキテクチャ 第2版の表紙

マイクロサービスアーキテクチャ 第 2 版(マイクロサービスアーキテクシャダイニハン)

著者:
Sam Newman/佐藤 直生/木下 哲也(サム ニューマン/サトウ ナオキ/キノシタ テツヤ)
出版社:
オライリー・ジャパン
出版日:
2022年12月02日
ISBN:
9784814400010
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.2(5 件)
中級者向け
プログラミングマイクロサービスソフトウェアアーキテクチャチーム管理システム設計ソフトウェア開発DevOpsコンテナクラウドコンピューティング組織設計

なぜ注目されているか

言及数
51
総合
56
3 ランクアップ50 件の言及
出版前出版日051020222023202420252026

書籍紹介

マイクロサービスの原典とも言える書籍の待望の改訂版!
2016 年に第 1 版が発刊された当時とは異なり、いまではマイクロサービスはすっかり市民権を得、さまざまな技法やツールが開発されています。この改訂版では、マイクロサービスの発展に伴い、重要となっている面を掘り下げ、また事例を豊富に盛り込むなど、時代に沿った改訂を行っています。第 2 版では「第 1 部 基礎」「第 2 部 実装」「第 3 部 人」の 3 部構成を取り、チームの構造、組織、 UI といった異なる視点から考察していることも特徴です。この一冊でマイクロサービスを構築、管理、運用、拡張する内容をカバーしています。

技書の森解説

モノリスを分割すべきか、すべきでないか。この問いに対して「場合による」ではなく、判断するための構造化された視点を与えてくれるのが本書です。 Sam Newman による第 1 版から大幅に加筆された第 2 版は、約 600 ページにわたり、マイクロサービスの設計・デプロイ・組織構造・データ管理を包括的に論じます。特定のフレームワークや実装技術に依存せず、サービス境界の引き方や通信パターンのトレードオフを原則レベルで解説しているため、技術スタックが変わっても陳腐化しにくい構成です。

読み進めるうえで前提となるのは、ある程度のバックエンド開発経験です。サービスの独立デプロイや障害分離といった概念が、実務の痛みとして想像できる人ほど吸収しやすくなります。逆にプログラミング自体が初めてという段階では、議論の多くが抽象的に感じられるかもしれません。アーキテクトやテックリードとして設計判断を求められる立場の人、あるいはモノリスからの移行を検討しているチームにとって、意思決定の根拠を言語化するための辞書的な役割を果たします。

一冊で「何を」「なぜ」「どう判断するか」を網羅する反面、個別技術の深い実装手順は扱いません。 Kubernetes や特定の CI/CD パイプラインの構築方法を期待するなら別の書籍が必要です。本書の価値は、実装の前段階にある設計思想を体系的に整理し、分散システム特有の痛みを予見できるようにしてくれる点にあります。

言及 Qiita 記事 (22 件)

言及 Zenn 記事 (17 件)

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ