ソフトウェア工学入門改訂新版の表紙

ソフトウェア工学入門改訂新版(ソフトウェア コウガク ニュウモン)

その他
著者:
河村一樹(カワムラ,カズキ)
出版社:
近代科学社
出版日:
2003年12月
ISBN:
9784764903074
在庫:
在庫あり
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書籍紹介

本書は、ソフトウェア工学の発展経緯を前提にした上で、ソフトウェア工学として確立された学問知識および応用技術について体系的にまとめたものである。

技書の森解説

1960 年代に叫ばれたソフトウェア危機への応答として形を成してきたのが、ソフトウェア工学という分野です。本書はその発展の経緯を踏まえたうえで、学問として確立された知識と応用技術を体系的に整理した教科書です。著者は河村一樹氏、近代科学社から 2003 年 12 月に改訂新版として刊行されました。個別のツールや流行の方法論ではなく、分野の骨格そのものを扱う構えの本です。

「なぜこの工学が生まれ、何が定説として残ったのか」という筋道で編まれているため、開発プロセスや設計、品質といったテーマが互いにどう関係するのかを地続きに理解できます。想定される難易度は大学の情報系講義のテキスト水準で、プログラミングの深い経験は前提とされないものの、腰を据えて概念を積み上げる読み方が求められます。刊行が 2003 年である点は踏まえるべきで、以後に広がったアジャイル系の実践などは射程の外にあります。

情報系の学部生が講義の主教材や復習用に使うほか、実務者が体系の原点を確認し直す用途にも合います。手を動かす本ではなく、ソフトウェア開発を学問の言葉で語れるようになるための土台を据える教科書として読むのが適切です。

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