かんたん UML 入門改訂 2 版

カンタン ユーエムエル ニュウモン

かんたん UML 入門改訂 2 版の表紙
ソフトウェア工学 / 設計
著者:
竹政昭利 / 林田幸司(タケマサ, アキトシ / ハヤシダ, コウジ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2017年07月
ISBN:
9784774190396
シリーズ:
プログラミングの教科書
在庫:
在庫あり
4.25(4 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
UMLソフトウェア設計モデリングシスデブ開発プロセス図解入門書UML2.5開発事例ET ロボコン

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書籍紹介

イラスト図解でやさしく解説! 最新の「UML2.5」に完全対応! UML モデリングの基本から実践的な開発事例まで、重要な図は実例を挙げて徹底解説。開発事例・ET ロボコン。

技書の森解説

UML の図の描き方を、オブジェクト指向と開発プロセスの基礎から実践例まで通して学ぶ入門書が『かんたん UML 入門 改訂 2 版』 (竹政昭利、林田幸司、大西洋平、三村次朗、藤本陽啓、伊藤宏幸 著、技術評論社、プログラミングの教科書シリーズ、2017 年 7 月刊) です。版元の概要は、本書を「広く・正しく・新しく」をコンセプトに UML モデリングの基本をすべて学習できる内容と案内し、イラストによる図解で概念を解説し、章の最後に「まとめ」と「練習問題」を収録していると説明しています。国立国会図書館の書誌では責任表示にオージス総研の監修が記され、注記には UML 2.5 への対応と「UMTP 基準準拠」が挙げられています。版元が示す対象は、UML の基本と実践を学びたいエンジニアです。

全 14 章の構成、UML の考え方から 2 つの実践例まで

目次は全 14 章と付録です。第 1 章「UML とは何か?」でプログラムの設計とモデリングの意味を整理し、第 2 章「オブジェクト指向と UML」で図の体系と UML の共通要素を、第 3 章「開発プロセス」でウォーターフォール型、スパイラル型、反復型の開発プロセスを扱います。第 4 章から第 11 章は図ごとの章で、ユースケース図、オブジェクト図、クラス図、シーケンス図、コミュニケーション図、ステートマシン図、アクティビティ図、パッケージ図の順に、それぞれ概要と表記法から説明します。第 12 章「サブの図」はコンポーネント図、配置図、合成構造図、タイミング図、相互作用概要図の 5 つをまとめた章です。第 13 章はケーススタディ「社内 SNS」を使ったビジネス系システム、第 14 章は例題「ET ロボコン」を使った組み込みシステムの実践例で、どちらも要求分析、分析、アーキテクチャ設計の節を持ち、第 13 章はさらに詳細設計まで扱います。付録は UP、アジャイル、アナリシスパターンの 3 本です。

構造を描く図とふるまいを描く図の使い分け

UML の図は大きく、システムを構成する要素とその関係を表す構造の図と、時間の流れの中での動きを表すふるまいの図に分かれます。クラス図やパッケージ図は前者にあたり、オブジェクト指向 の設計でクラスの責務と関連を決める場面で使われます。シーケンス図やコミュニケーション図は、オブジェクトどうしがどの順番でメッセージをやり取りするかを示し、ステートマシン図は 1 つの対象が取りうる状態と遷移を表します。組み込み機器の制御のように、外からの入力で状態が切り替わる処理は、ステートマシン として状態と遷移で表せます。

図の章の「注意点」の節と、設計の本への入口

本書の図の章のうち、ユースケース図、クラス図、アクティビティ図、パッケージ図の章には「注意点」の節が、シーケンス図の章には「高度な結合フラグメント」の節が置かれ、ステートマシン図の章は状態の階層化や擬似状態、状態の再利用まで扱います。クラスの分け方や責務の割り当てといった設計の本は、設計とアーキテクチャの技術書の選び方 がコードからシステムまでの段階ごとに整理しています。UML 2.5 に対応した各図の表記法と描き方を、開発プロセスの基礎と 2 つの実践例、各章末のまとめと練習問題とともに全 14 章と付録 3 本に収めた一冊です。

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