UMLモデリング入門の表紙

UML モデリング入門(ユーエムエル モデリング ニュウモン)

本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学

著者:
児玉公信(コダマ,キミノブ)
出版社:
日経BP
出版日:
2008年04月
ISBN:
9784822283582
在庫:
在庫あり
★★★★⯨4.5(10 件)
初級者向け
UMLモデリングソフトウェア設計システム設計オブジェクト指向要件定義設計図面ソフトウェア開発ビジネス分析モデル駆動開発

なぜ注目されているか

言及数
484
総合
641
14 ランクダウン8 件の言及
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書籍紹介

本書では、 UML を使い、ユーザー要求をどのようにモデルに落とし込んでいけばよいのか、その手順とポイントを基本から丁寧に解説。正解と言い切るのがむずかしいモデル作成にあって、より良いモデルへ導いていくための道筋をしっかり伝授。

技書の森解説

コードはある程度書けるようになったものの、設計を図にして他者と共有しようとすると途端に手が止まる。 UML (統一モデリング言語) はそうした場面で共通語彙となる図法ですが、記法を覚えただけでは「何をどこまで描くべきか」が分からず、形骸化しがちです。本書は UML の記法解説にとどまらず、「モデリングとは何か」「なぜ抽象化するのか」という思考プロセス自体を主題に据えた一冊です。

著者の児玉公信氏は、クラス図・シーケンス図・ユースケース図といった主要な図を題材にしながら、現実の問題領域をどう切り取り、どの粒度で表現するかという判断のプロセスを丁寧に追いかけます。記法のリファレンスではなく「考え方のガイド」として書かれているため、 UML を実際に使って設計議論を行いたい人が、最初に読んで損のない構成になっています。

UML 自体がチームの開発プロセスに合わない場合もありますが、本書で学ぶモデリングの考え方 (抽象化、関連の見極め、責務の配置) はオブジェクト指向設計そのものです。設計力を鍛えたいが、 GoF パターン集だけでは足りないと感じている中堅エンジニアにとって、別角度から設計思考を整理できる一冊です。

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