ゼロからわかる Python 超入門

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はじめてのプログラミング

ゼロからわかる Python 超入門の表紙
プログラミング
著者:
佐藤美登利(サトウ, ミドリ)
出版社:
技術評論社
出版日:
2018年07月
ISBN:
9784774198309
シリーズ:
かんたん IT 基礎講座
在庫:
在庫あり
0
初級者向け
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なぜ注目されているか

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書籍紹介

プログラミングがわかる・書ける・体験できる。この 1 冊で Python をしっかりマスターしよう!

技書の森解説

『ゼロからわかる Python 超入門』 (佐藤 美登利 著、技術評論社、2018 年 6 月発売) は、初めて Python を学ぶ人を対象に、基本文法を中心として環境の導入からエラー処理までを順に解説した入門書です。副題は「はじめてのプログラミング」で、技術評論社の「かんたん IT 基礎講座」シリーズの 1 冊として B5 判で刊行されました。版元の概要では、章末の練習問題で理解度を確認しながら進められるため、大学や専門学校、セミナーの教科書にも向く本と位置づけられています。

全 13 章の構成、コマンド操作から例外処理まで

目次は CHAPTER 1 から CHAPTER 13 までの 13 章です。最初の章ではプログラムが動くしくみ、コマンドプロンプトでの操作とパスの考え方、Python のインストールを扱い、2 章で対話モードとスクリプトモードの 2 通りの動かし方を確かめます。3 章のデータ型と演算子、変数の使い方に続き、4 章で条件による処理の切り替え、5 章でリスト、タプル、辞書や集合にあたるデータの集まり、6 章で繰り返し、7 章で引数と戻り値を持つ関数の自作へと進みます。後半は 8 章でオブジェクトとクラス、9 章でモジュールとパッケージ、10 章で日時や乱数のモジュールと pip による外部ライブラリの導入、11 章でファイルの読み書き、12 章で 正規表現 の使い方とファイル名の検索を扱い、13 章の try、except、else、finally を使った例外処理で締めくくります。付録には練習問題の解答 / 解説集が付き、サンプルファイルも配布されています。

文法の次に何を学ぶか、入門範囲の広さが効く理由

Python の入門書は、変数と条件分岐、繰り返し、関数までで終えるものと、そこからクラスやモジュール、ファイル、例外までを一続きに扱うものに大きく分かれます。前者は短期間で一周できる反面、実際に小さな道具を作ろうとすると、ファイルを開く、標準ライブラリを読み込む、失敗したときに処理を止めないといった場面ですぐに手が止まります。本書は目次の上で後者に属し、オブジェクト指向 の考え方とクラスの作り方、モジュールの読み込み方、例外の扱い方までを 1 冊の中で順に置いているため、文法の知識を「動くスクリプト」に結びつける段階まで視野に入っています。教科書としての利用を想定した構成なので、授業や研修の進度に合わせて 1 章ずつ区切って読む使い方とも相性が良い本です。

2018 年時点の学習環境という前提

刊行は 2018 年で、環境構築の章はその時点のツールを前提にしています。目次ではコードを書くエディターとして Atom のインストールを扱っていますが、Atom は 2022 年 12 月に開発が終了しているため、これから学ぶ場合は Visual Studio Code など別のエディターに読み替えて進めることになります。文法そのものの基本はこの間に大きく変わっていませんが、インストーラーの画面や推奨される Python のバージョンは刊行時から変わっている点を承知のうえで手に取るのが安全です。

授業や独学で最初の 1 冊を探している人に

他の言語でプログラミングの経験がある人や、データ分析や Web アプリケーションの開発といった特定の目的に早く進みたい人には、この範囲を丁寧に辿る構成はやや遠回りに感じられるかもしれません。目的別に本を選び直したい場合は、Python 本の選び方 で全体の道筋を確かめると判断しやすくなります。一方で、プログラミング自体がまったく初めてで、コマンド操作の段階から順を追って確かめたい人、あるいは学校や研修で練習問題付きの教材を探している人にとっては、文法から例外処理までを章末の問題で確認しながら一通り身につけられる、手堅い最初の 1 冊になります。

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