ネット・バカ
ネット バカ
インターネットがわたしたちの脳にしていること
- 著者:
- ニコラス・G.カー / 篠儀直子(カー, ニコラス・G. / シノギ, ナオコ)
- 注目:
- 総合 2493 位
- 出版社:
- 青土社
- 出版日:
- 2010年07月
- 一覧:
- 2010 年に出た技術書
- ISBN:
- 9784791765553
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
「グーグル化」でヒトはバカになる。グーグルで知らないことを検索し、ツイッターで日常をつぶやき、iPad で本を買って読む。さまざまなインターネットメディアを当たり前のように使う日常のなかで、実は私たちの脳は少しずつ変化しているのだ。『クラウド化する世界』の著者がメディア論から神経科学までを使って暴きだす、まだ誰も知らない驚きの真実。
技書の森解説
『ネット・バカ』 (ニコラス / G.カー 著、篠儀直子 訳、青土社、2010 年 7 月刊) は、検索や短い投稿、端末での読書という日常のなかで使い手の脳が変化しているという主張を論じた本です。版元ドットコムの書誌では、書名に「インターネットがわたしたちの脳にしていること」が添えられています。国立国会図書館の書誌では、原題は The shallows です。版元ドットコムの紹介文には、著者は『クラウド化する世界』の著者で、メディア論から神経科学までを使ってインターネットと脳の関係を論じるとあります。
メディア論と神経科学から見るインターネットと脳
版元ドットコムの紹介文が挙げる場面は、グーグルで知らないことを検索する、ツイッターで日常をつぶやく、iPad で本を買って読む、の 3 つです。国立国会図書館の書誌では、文献ありと索引ありが記録されています。
目次は「プロローグ-番犬と泥棒」から
目次は「プロローグ-番犬と泥棒」に始まり、「HAL とわたし」「生命の水路」「精神の道具」「深まるページ」「最も一般的な性質を持つメディア」「本そのもののイメージ」「ジャグラーの脳」「グーグルという教会」「サーチ、メモリー」などの項目が並びます。
可塑性と認知負荷の用語
神経科学でいう可塑性は、経験に応じて神経細胞どうしの結び付きが強まったり弱まったりする性質のことで、繰り返す行動ほど回路として定着しやすいと説明されます。短い時間に覚えておける情報の容量であるワーキングメモリーにかかる負担を 認知負荷 と呼びます。
本書は、グーグルの検索、ツイッター、iPad を題材に、メディア論から神経科学までを使ってインターネットと脳の関係を論じ、文献一覧と索引を付けた一冊です。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
プログラマーはなぜ本を読むのか
ネットで何でも調べられる時代に、プログラマーがわざわざ本を読む理由を解説します。検索では手に入らない「つながった知識」が本にはあります。
月曜朝イチのコードが金曜夕方より美しい理由
週の始まりに書くコードと終わりに書くコードでは、品質に差が出やすいものです。その背景と、コード品質を週を通じて維持するための読書習慣を考えます。
ネットワーク本ガイド - TCP/IP の教科書からプロトコル各論や実務書までの選び方
ネットワークを学ぶ技術書の選び方を 3 段階 (全体像の教科書 → HTTP や DNS のプロトコル各論 → 実務と運用) で整理。マスタリング TCP/IP や図解入門 TCP/IP などの定番書の使い分けと、ネットワーク本の賞味期限の考え方を解説します。