図解! Excel VBA のツボとコツがゼッタイにわかる本 プログラミング実践編
ズカイ エクセルブイビーエーノツボトコツガゼッタイニワカルホン プログラミングジッセンヘン
- 著者:
- 立山 秀利(タテヤマ ヒデトシ)
- 注目:
- 総合 2241 位
- 出版社:
- 秀和システム
- 出版日:
- 2018年10月24日頃
- ISBN:
- 9784798053714
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
技書の森解説
『図解! Excel VBA のツボとコツがゼッタイにわかる本 プログラミング実践編』 (立山 秀利 著、秀和システム、2018 年 10 月刊) は、Excel VBA で複雑な作業を自動化するための使い方と、実践的なプログラミングのコツを解説した書籍です。版元の案内は、定型文書の作成や大量のセルの加工を手作業から VBA による自動化へ移す本として紹介し、「Excel VBA のプログラムでつまづくポイントを徹底解説。」と続けています。版元はツボとコツシリーズの 1 冊として案内しています。
分岐と繰り返しと変数、VBA の処理を組む仕組み
VBA のプログラムは、命令文を上から順に並べる書き方に、条件によって処理を切り替える 条件分岐 と、同じ処理を回数や条件に応じて繰り返す ループ と、値を入れておく変数を組み合わせて組み立てます。VBA では分岐に If ステートメント、回数を決めた繰り返しに For...Next ステートメントを使い、セルの操作には Range と Cells を使います。Cells は行番号と列番号を数値で受け取る書き方で、For...Next のカウンター変数をそのまま行番号に渡せます。変数は Dim で宣言し、モジュールの先頭に Option Explicit を書くと、宣言していない変数の使用をエラーとして検出します。Excel VBA の本の選び方は Excel / VBA 本ガイド にまとめています。
Chapter01 から Chapter03、段階的に作り上げる方法
目次は Chapter01 から Chapter09 までの全 9 章です。Chapter01「Excel で一歩進んだ自動化をしよう」は、マクロと VBA の関係をおさらいし、本書で前提とする VBA の知識を示します。Chapter02「フクザツな処理にはこの仕組みが必要」は、命令文を上から並べて書く方法の限界から始めて、「分かれる」「繰り返す」と「データを入れる“ハコ”」を取り上げ、4 つの仕組みの組み合わせ方へ進みます。Chapter03「フクザツな処理のプログラムを作るツボとコツ」は、複雑な処理を段階的に作り上げる方法を命令文ごとの PDCA サイクルの積み重ねとして説明し、これから自動化する操作のサンプルを 3 つの切り口で段階分けします。
Chapter04 以降、予約データの転記からコードの改善まで
Chapter04 から Chapter07 は、予約データを店舗ごとの予約表へ転記するプログラムを作り進めます。Chapter04 はワークシート「予約表ひな形」をコピーする処理から始め、比較演算子と If ステートメントを使って C2 セルの店舗の予約データを 1 つだけ転記するところまで作ります。Chapter05 は変数と For...Next ステートメントの基本を、Chapter06 は Cells と For...Next を組み合わせて予約データの表のセルを行方向に順に処理する方法を扱います。Chapter07 は転記先の行番号を受け持つ変数を 3 ずつ増やして予約データを意図どおりに転記し、他の店舗でも予約表を作れるようにしたうえで、完成までの段階的な作成の道のりを振り返ります。Chapter08「機能はそのままにコードを改善しよう」は、何度も登場する同じコードをまとめる、変数を宣言してから使う、予約データの件数の増減に自動で対応させる、数値を直接記述している箇所を改善する、の 4 点を扱います。Chapter09「さらに知っておきたい VBA の知恵や仕組み」は、Range と Cells の使い分け、セル範囲を取得する方法、その他の繰り返しのステートメント、「デバッグ」機能による原因の探し方を収めています。
国立国会図書館の書誌では索引ありと記録されています。本書は、マクロと VBA の関係のおさらいから、分岐と繰り返しと変数を使った予約表の転記プログラムの作成、コードの改善とデバッグ機能までを全 9 章に収めています。
この本に興味がある方におすすめ
関連する本
関連記事
Excel / VBA 本ガイド - 関数の底上げからマクロ自動化の独学まで
Excel と VBA を独学するための本の選び方を段階別に整理。標準機能と関数で仕事を底上げする本、マクロと VBA の入門書、保守できるコードへ進む中級書、資格対策や Python への分岐まで、2026 年 8 月時点の定番で解説します。
Python 本の選び方 - 独学の最初の 1 冊から実務品質まで
Python 本の選び方を「動機」から逆算して整理。プログラミング未経験の最初の 1 冊、業務自動化に直結する本、型ヒントとコード品質で実務水準へ進む本まで、2026 年 8 月時点の定番を独学ルートに沿って解説します。
「わかりやすい本」が最良とは限らない
わかりやすさだけで技術書を選ぶと、成長の天井にぶつかります。適度に難しい本の方が学びが残る理由と、自分に合った難易度の見極め方を解説します。