図解入門業界研究 最新通信業界の動向とカラクリがよくわかる本[第 5 版]
ズカイニュウモンギョウカイケンキュウ サイシンツウシンギョウカイノドウコウトカラクリガヨクワカルホンダイゴハン
- 著者:
- 中野明(ナカノアキラ)
- 注目:
- 総合 1649 位
- 出版社:
- 秀和システム
- 出版日:
- 2021年03月23日頃
- ISBN:
- 9784798063577
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
通信業界のダイナミックに変化するいまについて、多様なキーワードを取り上げながら解説する入門書です。業界の基本事項に目を配りつつ、最新トレンドを見開き図解でポイントを迅速に把握できるようになっています。2008 年の初版から 10 年以上が経ち、移動通信の主役は 5G に移ってきています。スマホブームがひと段落したデバイスの新しい見通し、5G の普及による FTTH の見通しなど、不透明で激動する業界の今と将来を見通します。
第 1 章 通信業界の最新トレンドを理解する
第 2 章 数字と戦略で見る通信業界の最新動向
第 3 章 5G に見る移動通信業界の最新動向
第 4 章 移動通信事業者の戦略とマーケディング
第 5 章 固定通信業界の現状と最新動向
第 6 章 インターネットとプラットフォーマーの動向
第 7 章 注目のサービス & 技術を理解する
第 1 章 通信業界の最新トレンドを理解する
第 2 章 数字と戦略で見る通信業界の最新動向
第 3 章 5G に見る移動通信業界の最新動向
第 4 章 移動通信事業者の戦略とマーケディング
第 5 章 固定通信業界の現状と最新動向
第 6 章 インターネットとプラットフォーマーの動向
第 7 章 注目のサービス & 技術を理解する
技書の森解説
携帯キャリアは何で稼いでいるのか、5G で業界の勢力図はどう変わるのか。そうした通信業界の全体像を、業界人や就職 / 転職希望者向けに見開き図解で整理したのが本書です。秀和システムの「図解入門業界研究」シリーズで通信業界を扱う巻の第 5 版にあたり、著者は中野明氏、2021 年 3 月刊、A5 判 224 ページ。初版は 2008 年で、10 年以上にわたり版を重ねながら業界の変化を追いかけてきた一冊です。
全 7 章の構成と扱うトピック
全 7 章で、業界を動かすトレンドの見取り図に始まり、数字と戦略で業界を読む章、5G を軸とした移動通信、移動通信事業者の戦略、固定通信、インターネットとプラットフォーマー、注目のサービスと技術へと進みます。個別トピックとしては 5G を支える技術、通信事業者が他業種と組んで顧客にサービスを届ける B2B2X という事業モデル、クラウドゲーム、FTTH の見通しなどが取り上げられ、数字とグラフを使った見開き図解でポイントを掴める構成です。版元の紹介によれば、この第 5 版が捉えるのは移動通信の主役が 4G から 5G へ移りつつある局面で、スマホブームが成熟した後のデバイスの行方やプラットフォーマーの動きまでを射程に入れています。
設備とサービスの二重構造という業界背景
通信業界の分かりにくさは、設備産業とサービス産業の二重構造にあります。基地局や光ファイバーへの巨額のインフラ投資を長い年月で回収するビジネスと、その上で繰り広げられる料金プランやコンテンツの競争とでは時間軸がまるで違い、さらに周波数という有限の公共資源を国が割り当てる構造が重なります。自前で設備を持つ事業者と、設備を借りて価格で勝負する MVNO の関係も、この構造を押さえて初めて腑に落ちます。就職面接で「なぜ通信業界か」に厚みを持って答えるにも、料金政策をめぐるニュースを読み解くにも、まずこの骨格の理解が効いてきます。図解で骨格を先に与える本書のような業界研究書は、その最初の一歩に適した形式です。
対象読者と時点スナップショットの注意
対象は就職活動や転職で通信業界を志望する人、取引先や提携先として業界を知る必要があるビジネスパーソンです。通信プロトコルの技術的な詳細に踏み込む本ではないため、文系 / 理系を問わず読めます。一方で注意もあります。通信業界は料金制度 / 規制 / 企業の提携関係が動き続けるため、2021 年 3 月刊行の第 5 版が描く各社の数字や動向は、その時点のスナップショットとして読む のが正しい使い方です。業界の構造的な仕組みの理解は時間が経っても使えますが、個別の料金プランや組織再編の姿は必ず一次情報で確かめてください。
類書との使い分け
類書では『会社四季報 業界地図』 (東洋経済新報社) や『日経業界地図』 (日本経済新聞出版) が定番ですが、これらが全業界を数ページずつ俯瞰する地図であるのに対し、本書は通信という一つの業界を一冊かけて掘り下げる点が異なります。志望業界が通信に定まっているなら、地図の次にこちらを読む方が、面接で語れる深さが手に入ります。逆に通信技術そのものを学びたいエンジニアには、ネットワークの技術書 が適しています。エントリーシートを書く前の数日で業界の骨格と語彙を頭に入れたい人にとって、図解中心で通読しやすい本書は費用対効果の高い選択です。
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