はじめての Excel2021

ハジメテノエクセルニセンニジュウイチ

はじめての Excel2021 の表紙
アプリケーション
著者:
村松茂 / 田中綾子 / 石塚亜紀子(ムラマツシゲル / タナカアヤコ / イシヅカアキコ)
出版社:
秀和システム
出版日:
2022年02月01日頃
ISBN:
9784798066615
在庫:
在庫あり
5(3 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
EXCELアプリケーションビジネスマン図解書入門書操作ガイドMicrosoft365WindowsMacOS新機能

なぜ注目されているか

言及数
404位
総合845位 ↑ 2 ランクアップ 言及 7 件
出版日01120222023202420252026

書籍紹介

最新の Excel2021 に完全対応した図解書です。3 倍見やすくなった紙面デザイン、一部の手順解説は、YouTube で動画として閲覧可能、ビジネスの現場を想定したコラム (時短・便利技・メモ・裏技・注意など) が豊富など、本シリーズ最大のボリュームの 344 ページを実現! 本書だけで Excel のすべてわかります。
■Microsoft365=対応 ■Windows11&10=対応 ■Mac OS=一部対応 ■Excel2019=一部対応

操作手順の逆引き事典として使える「手順項目索引」も掲載しています。読者の皆様が知りたいところから学べる構成にもなっているほか、新機能だけをまとめた章も設定しているので、パソコン図解書の決定版に相応しいコンテンツが盛り沢山です。

技書の森解説

『はじめての Excel2021』 (村松 茂、田中 綾子、石塚 亜紀子 著、秀和システム、2022 年 2 月刊) は、表計算ソフト Excel 2021 の操作を、新機能の紹介から表作成、関数、グラフ、集計、印刷、画面のカスタマイズまで順に学ぶ入門書です。版元の紹介文は、本書を基本操作から覚えておくと便利な機能やテクニック、XLOOKUP 関数などの新機能までをわかりやすく解説した入門書と説明しています。ビジネスの現場を想定したコラムを収録しており、版元は一部の手順解説を YouTube の動画で閲覧できると案内しています。版元のサイトでは「はじめてのシリーズ」に分類されています。

Excel 2021 の新機能から始まる 13 章の構成

目次は第 0 章「Excel2021 の新機能」から第 12 章「自分が使いやすいようにカスタマイズ」までの 13 章です。第 0 章は Excel 2021 と Excel for Microsoft 365 の違いの整理から入り、共同編集、XLOOKUP 関数、LET 関数、XMATCH 関数、「動的な配列を可能にする 6 つの関数」、シートビュー、OpenDocument 形式 (ODF) 1.3 への対応を紹介し、Word や PowerPoint との連携で締めくくります。第 1 章で画面構成や起動、ファイルの保存を確かめたあと、第 2 章「表作成の基本を学ぼう」と第 3 章「データを素早く、正確に入力しよう」で、セルの選択、貼り付けの種類、オートフィルとフラッシュフィル、入力規則によるドロップダウンリストへ進みます。中盤の第 4 章から第 6 章は計算式と関数、書式、条件付き書式とスパークラインを扱います。後半は第 7 章のグラフ、第 8 章の並べ替えとフィルター、第 9 章「データを集計して活用する」、第 10 章のブックとワークシートの扱い、第 11 章「表やグラフを印刷する」と続き、第 12 章でクイックアクセスツールバーとリボンの表示を調整します。

参照の仕組みと XLOOKUP 関数を扱う第 4 章

第 4 章「自動計算と関数の基本を学ぼう」は、四則演算の計算式から始まり、#VALUE! や #REF! のようなエラーの直し方、計算式のコピーでエラーになる理由を経て、絶対参照と複合参照を取り上げます。Excel の計算式はセルの位置を相対的な関係として覚えているため、式をコピーすると参照先も一緒にずれます。合計や単価のように動かしたくないセルは $ 記号で行や列を固定する必要があり、ここを理解しているかどうかで表の作り直しの手間が大きく変わります。章の後半は SUM、AVERAGE、RANK、PHONETIC、ROUND、IF の各関数と、商品番号に対応する商品名や価格を表示する XLOOKUP 関数です。従来の VLOOKUP 関数は検索する列が範囲の左端にある前提で、取り出す列を番号で数えて指定し、既定は近似一致でした。XLOOKUP 関数は検索する範囲と返す範囲を別々に指定し、既定が完全一致です。ただし Excel 2019 以前の版には XLOOKUP 関数が無いため、古い版の利用者とブックを共有する職場では使う前に相手の環境を確かめておく必要があります。

テーブルとピボットテーブルで集計まで進む

第 8 章「簡単なデータの整理と表示方法」は、キーとなる列を作る、横に長いデータより縦に長いデータを選ぶといったリストの作り方から入り、カンマ区切りのテキストファイルの開き方、ウインドウ枠の固定、グループ化、並べ替えとフィルターを扱います。続く第 9 章は、セル範囲のテーブルへの変換、集計行の追加、ピボットテーブルの作成と集計方法の変更、タイムラインによる期間の絞り込み、ピボットグラフまでを取り上げます。1 行に 1 つの記録を置き、下へ縦に積んだ表は、そのままピボットテーブルの材料になり、表計算で行う データ分析 の入口になります。見た目を整えた帳票から始めると後で集計に使いにくくなるため、第 8 章のリストの作り方を先に身につけておくと、第 9 章の操作がそのまま実務の集計に結びつきます。第 10 章にはブックのパスワード保護も含まれます。

サポートの廃止日と、本書が合う読者

Microsoft のライフサイクルのページは、Excel 2021 (Standard と Standard for Mac) の廃止日を 2026 年 10 月 14 日 (米国太平洋時間) と示しています。廃止日を過ぎた製品にはセキュリティ更新が提供されないため、これから Excel を使い始める人は、職場の版が Excel 2021 のままか、Microsoft 365 などの別の版かを確かめてから読むのが確実です。セルの参照、関数、テーブルとピボットテーブルの考え方は版をまたいで共通する部分が多く、画面の細部が違っても手順の意味は引き継げます。目次にマクロや VBA の章は無いため、操作の自動化まで進みたい人は Excel と VBA の本の選び方 を参考に次の一冊を選んでください。Excel 2021 で表を作り、関数で計算し、ピボットテーブルで集計して印刷するところまでを 1 冊で通したい人には、目次の順に手を動かしながら操作を一通り確かめられる本書が候補になります。

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