図解まるわかり プログラミングのしくみ

ズカイマルワカリプログラミングノシクミ

図解まるわかり プログラミングのしくみの表紙
プログラミング
著者:
増井 敏克(マスイ トシカツ)
出版社:
翔泳社
出版日:
2020年07月08日頃
ISBN:
9784798163284
在庫:
在庫あり
4.33(3 件 / 楽天ブックス)
初級者向け
プログラミング基礎アルゴリズムWeb開発図解学習言語比較開発効率キーワード索引体系的学習エンジニア向け学習教材

なぜ注目されているか

言及数
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書籍紹介

言語の特徴から Web の知識、
アルゴリズムまですべて図解

確かな知識がつく「使える教科書」

【本書のポイント】
・解説とイラストがセットで理解しやすい!

・どんな言語でも使える知識を解説!

・言語の特徴から Web の知識までを網羅!

・キーワードから知りたい項目を調べやすい!

・しくみがわかると開発がぐっとはかどる!

【こんな方におすすめ】
・プログラミングをはじめたばかりの人

・ステップアップしてスキルをみがきたい人

・プログラミングの基礎知識を知りたい人

・周囲の人が使う用語がわからないことがある人

【内容紹介】
一口にエンジニアといっても

その業務は、開発するものや

開発環境によって全く異なるものです。

どんな言語でも使える知識を
身につければ、スムーズに

開発を行うことができます。

そこで、本書では見開きで
1 つのテーマを取り上げ、

図解を交えて解説しています。

最初から順に読んで
体系的な知識を得るのはもちろん、

気になるテーマやキーワードに

注目しながら読むなど、

状況に合わせて活用してください。

【目次】
第 1 章 プログラミングの基礎知識〜まずは全体像から理解する〜

第 2 章 プログラミング言語の違いとは?〜それぞれの言語の特徴、コードを比較する〜

第 3 章 数値とデータの扱い方〜どのように値を持つのが理想?〜

第 4 章 流れ図とアルゴリズム〜手順を理解し、順序立てて考える〜

第 5 章 設計からテストまで〜知っておきたい開発方法とオブジェクト指向の基本〜

第 6 章 Web 技術とセキュリティ〜Web ページを支える技術を理解する〜

技書の森解説

プログラミングの学習では、文法を覚えて手を動かす練習と、その周りにある「しくみ」の知識との間に溝ができがちです。書いたコードがコンピュータの処理できる形にどう変換されるのか、数値や文字がメモリ上でどう扱われるのか、先輩が口にするテスト手法や設計の用語は何を指すのか。『図解まるわかり プログラミングのしくみ』 (増井敏克 著、翔泳社、2020 年 7 月刊) は、その溝を埋めるために書かれた入門書です。翔泳社の「図解まるわかり」シリーズの一冊で、見開きで 1 つのテーマを取り上げ、解説と図解をセットで読ませる体裁をとります。版元が掲げる方針は「どんな言語でも使える知識」を解説することにあり、特定の言語の文法書ではありません。

全 6 章の構成、基礎知識から Web 技術とセキュリティまで

構成は全 6 章で、章ごとに 12 から 26 の見開き項目が並び、合計で 100 を超えるテーマを扱います。第 1 章「プログラミングの基礎知識」は、プログラムが動く環境、開発に関わる業界や職種の違い、ソフトウェアの開発工程、チームで開発するいろいろな手法、プログラミングをどうやって学ぶかといった全体像から始まります。第 2 章「プログラミング言語の違いとは?」では、コンピュータが処理できる形に変換するしくみ、言語の分類、複数の言語のコード比較、言語の選び方を扱い、第 3 章「数値とデータの扱い方」は 2 進数での処理、文字と日本語を扱うときの注意点、複雑なデータ構造や階層構造、メモリの構造へ進みます。第 4 章「流れ図とアルゴリズム」は繰り返しや関数、変数の有効範囲を押さえたうえで、ソートの基本と高速化、処理にかかる時間の概算、配列やリストと木構造からの探索へ展開します。最も厚い第 5 章「設計からテストまで」は、読みやすいソースコード、テストの手法とブラックボックステスト技法、動作を変えずにソースコードを整理すること、自動テストを前提とした開発、そして オブジェクト指向 の基本的な考え方からモデリング手法までを収めます。第 6 章は Web 技術とセキュリティで、Web の基本、同じ利用者を識別するしくみ、データの整合性、クラウド技術のサービス形態、バージョン管理システム、セキュリティ上の不具合までが並びます。各章末には「やってみよう」というコーナーがあり、第 2 章の「コマンドラインの操作に慣れよう」、第 5 章の「テストコードを書いてみよう」のように、読んだ知識を手元で確かめる小さな課題が付いています。

言語を超えて残る知識、しくみを知ると開発で何が変わるか

言語非依存の知識に価値があるのは、文法が言語ごとに違っても、その下で動く機構は共通だからです。ソースコードを機械が実行できる形に変換する コンパイラ やインタプリタの役割、整数と小数の 2 進数表現、文字コード、配列やリストや木といったデータ構造、処理時間の見積もりは、どの言語を使っていても同じ原理で働きます。小数の足し算が期待した値にならない、日本語が文字化けする、データが増えた途端に処理が終わらなくなる、といった初学者がつまずきやすい不具合は、たいていこの層の理解不足が原因です。たとえば ソートアルゴリズム を一つ知っているだけでは足りず、データ量に対して処理時間がどう伸びるかを概算できるようになると、実装の選び方が変わります。設計とテストの語彙も同じで、テスト技法の名前やオブジェクト指向の用語はチームの共通語なので、しくみとして一度整理しておくとレビューや打ち合わせの理解度が上がります。本書はこの層を、どの言語を使う人にも当てはまる形で図にして見せる本です。

対象読者と前提知識、見開き図解ならではの限界

版元が対象読者として挙げるのは、プログラミングをはじめたばかりの人、ステップアップしてスキルをみがきたい人、プログラミングの基礎知識を知りたい人、周囲の人が使う用語がわからないことがある人の 4 区分で、前提知識はほとんど要りません。読み方も、最初から順に読んで体系的な知識を得る通読と、気になるテーマやキーワードから該当項目を探す辞書的な使い方の両方が想定されています。一方で、1 テーマを見開きで完結させる体裁のため、一つひとつの深さは限られます。特定の言語の文法を身につけたい人や、開発環境の構築手順を追いたい人には、本書は目的の本ではなく、言語別の入門書を選ぶ際の判断基準は プログラミング言語の入門書ガイド で整理しています。刊行は 2020 年で、クラウドや Web 技術の各論は 2020 年時点の技術環境が前提になりますが、扱う内容の大半は言語やツールの流行に左右されにくい基礎なので、読み返す価値が落ちにくい構成です。

独学で文法は覚えたものの周辺知識が断片的なまま止まっている人、開発チームに合流したばかりで会話の用語に追いつきたい新人、エンジニアと仕事をする非エンジニア職で「何を言っているのかは分かる」水準を目指す人には、投じた時間の回収が早い一冊です。言語の文法書と並べて手元に置き、詰まった用語をその場で引きながら読み進めると、本書の見開き図解は用語の地図として長く機能します。

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