ソフトウェア設計のトレードオフと誤り(ソフトウェアセッケイノトレードオフトアヤマリ)
プログラミングの際により良い選択をするには
- 著者:
- Tomasz Lelek/Jon Skeet/渋川 よしき/山田 智子/本田 健悟/辻 大志郎(トマッシュ レレック/ジョン スキート/シブカワ ヨシキ/ヤマダ トモコ/ホンダ ケンゴ/ツジ ダイシロウ)
- 出版社:
- オライリー・ジャパン
- 出版日:
- 2023年05月25日
- ISBN:
- 9784814400317
- 在庫:
- 在庫あり
★★⯨☆☆2.8(5 件)
中級者向け
プログラミングマイクロサービスビッグデータソフトウェア設計システム設計アーキテクチャトレードオフ設計パターンソフトウェアエンジニアリングコード品質
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書籍紹介
技書の森解説
ソフトウェア設計には「唯一の正解」がなく、あらゆる選択がトレードオフを伴います。本書は Tomasz Lelek と Jon Skeet の共著 (Manning 刊の日本語訳、オライリー・ジャパン) で、コード重複・キャッシュ戦略・日付時刻の扱い・分散システムの整合性など、開発者が日常的に直面する設計判断を「正解を教える」のではなく「何を犠牲にして何を得ているか」を可視化する形で論じます。
特徴的なのは、パターンやベストプラクティスを鵜呑みにする態度への問い直しです。コード重複は常に悪か、マイクロサービスはいつでもモノリスに勝るか、といった問いに対して、文脈によって答えが変わることを具体的なシナリオで示します。ある程度の実務経験を積み、「なぜあの設計判断は裏目に出たのか」を言語化したい中堅エンジニアに特に響く構成です。
読み方としては、通読よりも興味のある章から拾い読みする方が馴染みやすいでしょう。各章が比較的独立しており、手元の設計課題に近いトピックを引いて参照する使い方にも向きます。設計原則を「知っている」段階から「使い分けられる」段階へ移行するための補助線として、長く手元に置ける一冊です。