ゼロからやさしくはじめる Python 入門
ゼロカラヤサシクハジメルパイソンニュウモン
基本からスタートして、ゲームづくり、機械学習まで楽しく学ぼう!
- 著者:
- クジラ飛行机(クジラヒコウヅクエ)
- 出版社:
- マイナビ出版
- 出版日:
- 2018年01月30日頃
- ISBN:
- 9784839964696
- 在庫:
- 在庫あり
なぜ注目されているか
書籍紹介
「最近よく聞く Python ってなんだろう?」
「プログラミングをやってみたいけど、どこから始めればいいかな?」
そんな風に思っている方にぴったりの 1 冊です。
本書は、Python に興味を持っている方や、これからプログラミングを始めてみたい方、プログラミングに興味のある学生さんに向けて、丁寧に、やさしく解説をした本です。
書籍でプログラミングを学ぶ場合につまづきがちな環境構築はなるべく簡単なものを選び、簡単に始められるようにしています。プログラミングも、簡単なものから少しずつステップアップして、無理なく進めていけるようになっています。
この本の特徴は、「できた!」「動いた!」という感覚を積み重ねていけることです。すぐに動かせるサンプルを使いながら基本文法を学習できるようにし、「動かしながら学べる」ようにしています。
思い通りに動かすことで、学んだことがしっかりと身につきます。
Python の入門書は、画面にプログラムの結果を表示させて終わるものが多いですが、本書では、後半の章で、画面に円や四角を描画したり、ゲームを作ったりと、わくわくするような結果が得られるサンプルを用意しています。今話題の機械学習にもチャレンジしています。
たとえば、Chapter 6 ではプレイヤーをゴールまで連れて行く迷路ゲームや、車を操作するドライブゲームを作ります。自分で作ったゲームが動く喜びを、ぜひ味わってみてください。
Chapter 7 では、花の画像の分類や、手書き文字の認識、自分で収集した画像の分類などを行います。機械学習の第 1 歩を、ぜひここで体験してみてください。
本を読み終えたときにはきっと、「もっといろんなことができるようになりたい」と思ってもらえる、そんな 1 冊です。
Chapter 1 プログラミングって何だろう?
Chapter 2 プログラミングをはじめよう
Chapter 3 制御構文を使ってみよう
Chapter 4 リストと辞書型を使ってみよう
Chapter 5 関数を使ってみよう
Chapter 6 ゲームを作ってみよう
Chapter 7 機械学習に挑戦してみよう
技書の森解説
『ゼロからやさしくはじめる Python 入門』 (クジラ飛行机 著、マイナビ出版、2018 年 1 月発売) は、プログラミングに初めて触れる人が、すぐに動くサンプルを動かしながら Python の基本文法を身につけ、後半でゲームづくりと機械学習まで手を伸ばす入門書です。副題は「基本からスタートして、ゲームづくり、機械学習まで楽しく学ぼう!」で、版元の紹介文は対象を、Python に興味を持っている人、これからプログラミングを始めてみたい人、プログラミングに興味のある学生と案内しています。画面に文字を出して終わるのではなく、図形やゲームが動く結果まで到達したい初学者に向いた一冊です。
全 7 章の構成、四則演算から迷路ゲームとアヤメの分類まで
本書は Chapter 1 から Chapter 7 までの 7 章で、各章が STEP 単位の小さな課題に分かれています。Chapter 1「プログラミングって何だろう?」では Python を使わずにプログラミングを体験する STEP を経て Python のインストールまでを扱い、Chapter 2「プログラミングをはじめよう」で四則演算、変数、文字の表示、単位変換ツールへ進みます。Chapter 3「制御構文を使ってみよう」は心理テスト、肥満判定テスト、カメ競争、3 回勝負のじゃんけんゲームといった題材で条件分岐と繰り返しを練習し、Chapter 4「リストと辞書型を使ってみよう」ではテストの平均点、3 択クイズ、アルファベットの頻出頻度、成績順の並び替えを扱います。Chapter 5「関数を使ってみよう」は次のオリンピックまでの日数や Web からの天気の取得、郵便番号からの住所検索を題材に、モジュールの定義とローカル変数まで進みます。後半の Chapter 6「ゲームを作ってみよう」は図形の描画から迷路ゲーム、アクションゲームへ、Chapter 7「機械学習に挑戦してみよう」は機械学習の概要とライブラリのインストールに続いて、アヤメの分類、手書き文字認識、写真判定に挑戦する構成です。
文法の一つひとつが、小さな完成品に結びつく理由
入門書で挫折が起きやすいのは、変数や条件分岐を単独で覚えても、それが何の役に立つのかが見えない段階です。本書は STEP ごとに単位変換ツールやクイズといった小さな完成品を置き、文法の要素とその使いどころを同じ場所で示します。たとえばリストは順番のあるデータの並びで、点数の平均を取るような集計に向きます。辞書型はキーから値を引く仕組みで、内部では ハッシュテーブル と同じ考え方でキーの位置を計算するため、アルファベットごとの出現回数を数えるような処理を短く書けます。関数は処理に名前を付けて再利用する単位であり、Web から天気を取得する処理のように外部とのやり取りを含む部分を切り出すと、プログラム全体の見通しがよくなります。こうした理由を課題と一緒に押さえておくと、本書を終えたあとに別の題材へ応用するときの足場になります。
2018 年刊の環境を前提に読む際の注意
刊行は 2018 年 1 月で、インストールの手順や機械学習ライブラリの導入は当時の環境を前提にしています。Python 本体やライブラリは版を重ねるごとに手順や関数の名前が変わることがあり、Web 上のサービスからデータを取得する種類の題材は、取得先の提供のしかたが変わるとそのままでは動かない場合があります。動かないときは、エラーメッセージを手がかりに公式ドキュメントで該当する箇所を確かめる手間が要ると考えておくと、つまずいても先へ進めます。また Chapter 7 は機械学習の第一歩を体験する章として置かれており、統計や数学の理論を積み上げる構成ではありません。理論から学びたい場合は、機械学習の技術書の選び方 を参考に次の一冊を選ぶとつながりがよくなります。
未経験の初学者と学生に向く理由、経験者には別の一冊を
すでに他の言語で変数や繰り返しを書いた経験がある人にとっては、Chapter 1 の概要の説明や Chapter 2 の四則演算は確認の時間になります。その場合は、文法の網羅や実務での書き方を重視した本を選ぶほうが目的に合います。目的別の選び方は Python 本の選び方 で整理しています。著者は刊行時の著者紹介によると、日本語プログラミング言語「なでしこ」などを手がけるプログラマーで、2005 年に IPA のスーパークリエイター認定を受けています。
一方で、プログラミングをまったく知らない状態から始めて、最初の一冊で「動いた!」という手応えを繰り返し得たい人、とくにゲームや画像の判定のように結果が目に見える題材で興味を保ちたい学生や社会人に向く入門書です。Chapter 1 から順に手を動かしていけば、文法の知識と小さな作品が同時に手元に残ります。
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