カオスエンジニアリングの表紙

カオスエンジニアリング(カオスエンジニアリング)

回復力のあるシステムの実践

著者:
Casey Rosenthal/Nora Jones/堀 明子/松浦 隼人(ケイシー ローゼンタール/ノラ ジョーンズ/ホリ メイコ/マツウラ ハヤト)
出版社:
オライリー・ジャパン
出版日:
2022年06月17日頃
ISBN:
9784873119885
在庫:
在庫あり
★★★★☆4.33(3 件)
中級者向け
プログラミングカオスエンジニアリングマイクロサービス分散システム障害対応リリスカットシステム信頼性オペレーションクラウドコンピューティング脆弱性

なぜ注目されているか

言及数
85
総合
319
6 ランクダウン31 件の言及
出版前出版日03520222023202420252026

書籍紹介

エンジニアに向けカオスエンジニアリングの概要と行動原則を解説!
カオスエンジニアリングとは、本番稼働中のサービスにあえて擬似的な障害を起こすことで、実際の障害にも耐えられるようにする取り組みです。マイクロサービスや分散技術に移行するにつれて、システムの複雑さが増していますが、カオスエンジニアリングによって脆弱性を発見し、顧客に影響を与える前に停止を防ぐことができます。本書は、エンジニアに向け、ビジネス目標を達成するために最適化を行いながら複雑なシステムを運用する方法を示します。

技書の森解説

分散システムの障害は「起こるかどうか」ではなく「いつ起こるか」の問題です。カオスエンジニアリングは、本番環境にあえて障害を注入し、システムが想定どおりに劣化するかを検証する規律として Netflix が体系化しました。本書は O'Reilly から刊行された同名書の邦訳で、 Casey Rosenthal らカオスエンジニアリングの実践者自身が原則、設計、組織への導入方法を解説しています。

内容は単なるツールの使い方ではなく、「何を実験するか」「仮説をどう立てるか」「結果をどう組織に還元するか」という方法論に重きが置かれています。障害注入ツール (Chaos Monkey 等) は手段にすぎず、本質は「未知の弱点を発見する実験文化の構築」であるという主張が繰り返し強調されます。 SRE やインフラエンジニアだけでなく、信頼性に責任を持つマネージャー層にも読まれているのはそのためです。

前提知識として、マイクロサービスや分散システムの基礎概念を持っていることが望ましいです。自社の本番環境でなぜ障害訓練が必要なのかを言語化し、経営やチームを巻き込む論拠を作りたいとき、本書の議論がそのまま説得材料になります。

言及 Qiita 記事 (24 件)

言及 Zenn 記事 (4 件)

この本に興味がある方におすすめ

この本に関連

関連記事

関連用語

共有:Xはてブ