情報通信ネットワーク

ジョウホウ ツウシン ネットワーク

情報通信ネットワークの表紙
ネットワーク
著者:
滝根哲哉(タキネ, テツヤ)
出版社:
オーム社
出版日:
2013年12月
ISBN:
9784274214509
シリーズ:
OHM 大学テキスト
在庫:
在庫あり
0
ネットワーク

なぜ注目されているか

言及数
1284位
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技書の森解説

『情報通信ネットワーク』 (滝根 哲哉 編著、オーム社、2013 年 12 月刊) は、オーム社のシリーズ「OHM 大学テキスト」の 1 冊で、電気 / 電子 / 通信系学科の専門課目「情報 (通信) ネットワーク」の教科書です。版元は対象を「電気・電子・通信系学科に所属する大学学部 2、3 年生」と案内しています。版元の紹介文には、通信工学やコンピュータアーキテクチャといった別の講義との関連を重視しながら、コンピュータネットワークの構成要素と階層構造、各要素技術、通信理論の基礎を解説しているとあります。

全 15 章の構成、要素技術からインターネットのプロトコルまで

目次は 1 章「情報通信ネットワークとは」から 15 章「情報通信ネットワークの現状と未来」までの全 15 章です。2 章「情報通信ネットワークの要素技術」と 3 章「情報通信ネットワークの階層化」に続いて、4 章「グラフ理論の基礎」、5 章「通信トラヒック理論の基礎 (1)」、6 章「通信トラヒック理論の基礎 (2)」が並びます。7 章「データリンク層」、8 章「メディアアクセス制御」、9 章「ネットワーク層」、10 章「トランスポート層プロトコル」のあとは、11 章「インターネットとネットワークサービス」、12 章「インターネットのアプリケーションプロトコル」、13 章「インターネットのトランスポート層プロトコル」、14 章「インターネットのネットワーク層プロトコル: IP」です。各章末には演習問題があり、巻末に演習問題略解と索引が付きます。

グラフ理論と通信トラヒック理論の基礎

ネットワークは、端末や中継装置を点、それらを結ぶ回線を辺とするグラフとして表せます。経路の選び方や、回線が切れたときにつながりが保たれるかどうかは、グラフの上の最短経路や連結性の問題として扱えます。こうした計算の手法は グラフアルゴリズム と呼ばれます。通信トラヒック理論は、通信の要求が到着する間隔と回線を使う時間を確率のモデルで表し、待ち時間や、回線が埋まって要求が受け付けられない確率を求める分野です。

データリンク層からネットワーク層 IP までの階層

7 章から 10 章は階層ごとの章で、11 章から 14 章はインターネットを取り上げ、アプリケーション、トランスポート層、ネットワーク層の順にプロトコルの章が並びます。インターネットの通信は TCP/IP と総称されるプロトコル群で行われ、IP がパケットを宛先まで中継し、その上の TCP や UDP が端末の間のデータの受け渡しを受け持ちます。ネットワークの本の選び方は ネットワーク本ガイド にまとめています。本書は、情報通信ネットワークの要素技術と階層化、グラフ理論と通信トラヒック理論の基礎、データリンク層からインターネットのプロトコルまでを全 15 章に収めています。

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