できるゼロからはじめるワード & エクセル超入門 Office 2021&Microsoft 365 対応

できるゼロからはじめるワード & エクセル超入門 Office 2021&Microsoft 365 対応の表紙
アプリケーション
著者:
井上香緒里 / 柳井美紀 / できるシリーズ編集部(イノウエカオリ / ヤナイミキ / デキルシリーズヘンシュウブ)
出版社:
インプレス
出版日:
2022年07月14日頃
ISBN:
9784295014942
シリーズ:
できるシリーズ
在庫:
在庫あり
0

なぜ注目されているか

総合2592位

技書の森解説

職場や家庭で Word と Excel の両方を使うことになったものの、どちらも触ったことがない。『できるゼロからはじめるワード & エクセル超入門 Office 2021&Microsoft 365 対応』 (井上香緒里 / 柳井美紀 / できるシリーズ編集部 著、インプレス、2022 年 7 月刊) は、その状態から文書作成と表計算の初歩を 1 冊で学ぶ、「できるシリーズ」の超入門書です。書名の「ゼロからはじめる」が示すとおり Word と Excel を初めて起動する人を想定した本で、判型は B5 変型判、YouTube の動画解説が付属します。

ワードの文字入力からエクセルのセル計算へ、目次に見る学習の流れ

目次は Word から始まり、「ワードを始めよう」「文字を入力してみよう」「文字を修正してみよう」「文書の見ためを整えよう」「文書にイラストや写真を追加しよう」と、起動と文字入力から修正、体裁、図の挿入へと段階的に進みます。続く Excel は「エクセルをはじめよう」「データの入力と編集をしてみよう」「効率的にデータを入力しよう」「表を作成して整えよう」「セルで計算してみよう」の順で、こちらも入力から表の体裁、計算へと積み上げる流れです。どちらのアプリも起動から入り、まず入力と修正を身につけ、その後に見た目を整えるという同じ順序で並んでいるため、Word で覚えた学び方を Excel でもそのまま使えます。

Office 2021 と Microsoft 365、両対応の意味

Word と Excel は同じ Office に含まれていても、頭の使い方が違います。Word は文字の流れを段落として整える道具で、入力、修正、書式、図の配置という順序で覚えると、後から出会う機能がすべてその延長線上に見えてきます。Excel はセルという升目に値と計算式を置く道具で、値と式の区別、そして表の体裁と計算を分けて考える習慣が最初に身につくかどうかで、その後の関数や集計の理解速度が変わります。本書の目次が入力、修正、体裁、計算という順に並ぶのは、この基本概念を操作を通じて身につけさせる構成と読めます。書名にある Office 2021 と Microsoft 365 は、2022 年の刊行時点における 2 つの提供形態です。画面と操作の共通部分が大きいため両対応の入門書が成り立ちますが、Microsoft 365 は継続的に更新される提供形態なので、2022 年当時の画面で解説されている本書と手元の画面が細部で異なる可能性は承知して読む必要があります。

ゼロから始める人に向く前提と、物足りなくなる人

前提知識は要りません。パソコンで Word や Excel を開くところから始める人、久しぶりに事務仕事に戻る人、新しい職場で急に両方を使うことになった人が想定読者です。逆に、すでに日常的に Word や Excel を使っていて、関数の組み合わせやピボットテーブル、マクロを学びたい人には内容が基礎的すぎます。その段階なら Excel の関数や VBA の本 へ進むほうが時間の使い方として適切です。また、Office 以外の文書作成ソフトや表計算ソフトを使っている人には、画面と操作が異なるためそのまま当てはまりません。

この本で元が取れるのは、Word と Excel を別々の入門書で学ぶ前に、両方に共通する最低限の操作感覚をまとめて身につけたい人です。新人研修の前に自習しておきたい人や、家族に パソコン入門書 を贈る側の人にとっても、1 冊で 2 つのアプリを扱う構成は候補になります。「できるシリーズ」の 1 冊として Office 2021 と Microsoft 365 の両方に対応し、動画解説も付く本書は、ゼロから始める最初の 1 冊として堅実な選択です。

この本に興味がある方におすすめ

関連する本

井上香緒里 の他の書籍

関連記事

関連用語

共有: